148.展開の持ってきかたが素晴らしい。序盤の謎がかった狂人で引き込まれ、そこから驚くほどのテンポで一人ずつ惨殺されていき…大丈夫か??と思うと、終盤で爽快ともいえる勢いで見る者に恐怖を芸術という形で植えつける。もおぉぉ~たまらんっ!! |
147.スプラッター・ホラーの先駆け的作品。 序盤から鑑賞者を引っ張り、恐怖を煽る演出はいいんだけど、基本的にストーリーはない。 インパクト一本勝負の映画。スプラッターのエポックメーキングということを考慮して+1点。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-07 05:13:46) |
★146.《ネタバレ》 乾いたテキサスの荒野、茹だるような夏の暑さに、異臭と、血の匂い、そして狂気。すべてが16mmフィルムの荒い映像の中からこちらに暴力的なぐらいに伝わってきます。無駄な物を一切入れず、ホラー映画の持つ狂気と異常性と不快感だけをとりだしたような世界観が凄く好きです。今もなお、数々のホラー映画から本作の影響が感じられますが、原点である本作にインパクトの面で勝る映画はないです。本当に無駄なシーンは一切ないと思いますが、特に、レザーフェイスが一人目の犠牲者の頭をハンマーで殴りつけるシーンは、笑ってしまうほど、突然で、現実感があり、何度観ても飽きないです。一番好きな映画を聞かれてすぐに思いつく作品の内の一本です。 【モンチョ】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2010-11-20 02:18:42) (良:1票) |
145.《ネタバレ》 ここでかなりの高得点なので遅ればせながら鑑賞。意味もなくただ単純に観る者に恐怖を与える(お化け屋敷的な・・・でも、もっとタチが悪いか?)という意味で名作の扱いなのでしょう・・・(作られた年代も含めて)。 改めて「ああ、こういうのがカルト作品っていうんだな~」と思いました。出演者の迫真の演技と、やっぱり朝日をバックにチェンソー振り回し~で終わってしまうラストはインパクトありますね。 【より】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2010-09-19 23:57:24) |
144.《ネタバレ》 ホラー・スプラッターのジャンルで、名作の誉れ高い本作。それ故に鑑賞を躊躇してきたのですが(気分が沈むのが嫌だから)、ついに観てしまいました!監禁や追いかけられる恐怖は、類似作品とそんなに変わらないし、残酷描写のエグさは『SAW』シリーズの方が上だと思います。飛躍的に技術が向上した視覚効果の分野では、70年代作品に勝ち目はありません。にも関わらず、本作はこの先も名作であり続けるであろうことを確信しました。本作の何がスペシャルなのか。それは“理解出来ないモノ”で溢れているからです。例えば、印象的な瞳の接写。これだけ執拗だと確かに気色悪い。けれども、監督の意図は理解出来ます。理不尽な監禁と容赦ない虐殺。でも殺人鬼ならそれくらいやるでしょう。理解できるものは、克服できる。しかし、キーパーソンと思しき車椅子の男をアッサリ殺したり、ミイラ爺さんに無理やりトンカチを握らせたりするのは、意味が分かりません。親父が女性を捕えたときに“ほうき”を使ったのも。完全にツッコミ待ちのボケですもの。実際、ミイラ爺さんがタライにトンカチを落とす度に爆笑しました。笑いながら、気分が悪くなりました。怖かったはずなのに、笑うって何なのさ。隣り合わない2つの感情が同居した事が不快でした。監督のセンスが、自分の許容範囲を超えていたのだと思います。極めつけは、レザーフェイスのダンス。何それ。何だお前。これ、一歩間違えば、いや半歩間違えばクソ映画です。でもその半歩を外さない手堅さも感じます。クソ映画と傑作が紙一重とは。良い映画とは何なのでしょう。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-19 21:27:21) (笑:1票) |
143.80年代にレンタルビデオが普及し始めた頃、本作品を観てそのクレイジーさに呆然となり、且つレッドゾーンまで振幅した暴力性に陶酔感すら感じた。ビデオを擦り切れる程観て90年代にニュープリント版で再映されて場末の映画館に足を運んだ。 一時期DVDが絶版になっていたが、1・2年前再発され即購入した。個人的にはその衝撃度において未だに本作品を超えるホラー映画には邂逅できていない。トビー・フーパー自信もこれを凌駕するのはどうも不可能なのだろう。正しく奇跡とも呼ぶべき作品。 【以蔵】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-09-12 12:32:12) |
142.《ネタバレ》 チェーンソーの暴力的な爆音。延々と流れ続ける不協和音。朝日を背にしてチェーンソーを振り回し続けるレザーフェイス。そしてあの終わり方。この映画は狂っている。完璧に狂った映画だ。だから素晴らしい。 【幻覚@蛇プニョ】さん [映画館(字幕)] 9点(2010-08-27 19:28:42) (良:1票) |
141.《ネタバレ》 追うレザーフェイスから逃れて、ガソリンスタンドへ逃げ込んだがいいが、ドア開けっ放し・・・ いつレザーフェイスが現れるかハラハラした。 そこが一番怖かった・・・ 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-01 00:03:06) |
140.《ネタバレ》 35年前の当時ならこれは衝撃的だったと思う。 最初の30分が長く感じた。 そこからはもう変人しか出てこない変人祭り。 悪くなかったが面白かったかと言うと微妙でして。 ホラー映画のはずなんだが怖さはそれほどではなく むしろなんだかシュールだったりして不思議。 じじいはギャグ要素…ですよね? 【虎王】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-07-26 16:31:26) |
139.《ネタバレ》 非常にビビりの私は、最近のホラー映画に良くある"音"で観客を驚かす演出が大嫌いです。この映画はでっかい音も出ないし、グロシーンも極力控えて、なお且つ超怖い作品だったので、個人的には大満足でした。レザー・フェイスが唸り声を上げるチェーンソーを持ってサリーを追いかけまわすシーンはメチャ怖かったです。逃げまどうサリーも「本当に頭がイカれているんじゃないか……」と思わせる様な顔が実に良い。こんな気が狂った映画を観たのはホントに久しぶりですよ。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-23 16:12:39) |
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138.一度はチェックしておこうかと見てみたけれど、まず短いのに驚いた。車椅子の男は、車椅子であることでどんな展開を見せるのかと思えば、特別気の効いたトリックもなく普通に死ぬ。監督自身が変人なのか、単に登場人物を狂人として描いたのか分からない段階で見ている時「あいつはなんで写真を燃やしたのかな?」みたいなセリフが入ると妙に安心した(笑) もっと荒くて出来の悪い映像を想像していたので、意外ときれいな画に感心した。女性の目のアップが強烈でした。映画を観て強く意識に出てきたのは「えた」「ひにん」などの言葉と意識。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-01-12 10:21:58) |
137.《ネタバレ》 わたしが6歳の頃、家で父と母が口論になりまして。それで、ふてくされた父は私を連れて家を出て、映画を観ることになったのですが、それが、、、「悪魔のいけにえ」!!笑。 わたしの記憶の限り初めて観た映画でもあるのですが、女がかぎ爪に引っかけられた頃から怖さのあまり大号泣!父は苦笑いしながら上映半ばでわたしをレストランへ連れて行ってくれたのでした。。。 そんな思い出から三十余年、先日何度目かの再鑑賞をしたのですが、やっぱりこの映画が名作たる理由はただ一つ・・・「偶然」!でもだからこそ、ホラー映画の金字塔としてこれからも他の追随を許さないことでしょう。 いや、他にもすごいとこはたくさんあると思いますよ、サリーの絶叫逃亡シーンは本当にリアルだし、ラストシーンもすさまじく記憶に残るし、そもそも車いすの方が被害者役の一人って設定もすごい。狂気を演出したんじゃなく、狂気をそのまま描いた映画ってそんなにたくさんは存在しないですからね。 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-09-18 19:23:14) |
136.《ネタバレ》 素晴らしいの一言。完全にキレてる映画です。しかし、レザーフェイスを始めブギーマンやジェイソン、フレディ等の、この頃のホラー映画の殺人鬼は『頑張れ~!もっとヤレ~!』って応援したくなりますが、近年のホラー映画ではそう云う気持ちにはなりませんな。何故なんでしょ。 【キノコ頭】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-03-09 19:06:19) |
135.《ネタバレ》 さすが昔のホラー映画ならではの気持ち悪さですが、トラックの運ちゃんや彼氏がどうなったのかよく解らないのでモヤモヤ減点。殺人鬼が必死な動きをするとやっぱ怖いなあ。 【えむぁっ。】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-01-27 08:41:45) |
134.《ネタバレ》 怪物たちの造形と、ドキュメンタリータッチの映像演出の素晴らしさは言うまでもない。しかしそれ以上に、起承転結を徹底的に無視し、次に何が起こるか分からない展開がこの映画に効果をもたらしていると思う。予定調和ではホラー映画は怖くない。まさに唯一無二の歴史的傑作。 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-01-16 19:50:58) |
133.映画はやっぱり終わり方なんですねえ。見始めたときにこんなカタルシスを感じることができるとは思いもしませんでした。 【とと】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-03 18:17:39) (良:1票) |
132.この緊迫感はすごい。83分間気を休める場面がない。観ている最中は登場人物のだれ一人にも感情移入を許さず徹底的にその出来事を客観的に素早い展開で見せ付けられるので、観ている側はそれをただ受動することしかできない。そしてラストの脱走での緊迫感からの開放、夕日の中チェーンソーを振り回すレザーフェイス。その画からは高い芸術性を感じました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-24 09:47:51) |
131.テキサス・チェーンソー・ビギニングを先に見ていたのが失敗か、あんまり感動や衝撃がなかった。伝説的名作に申し訳ないけど、単純な自分の心象点は4点(初見だったら違う点数だと思いますが)。正直、単調な部分が長くて飽きました。 【キッド】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-14 09:28:00) |
130.この映画を観てわかること、それは、チェーンソーってのはヒトを襲うのにあんまり適してないなーっちゅうことでして。何しろ、“チェーンソー”が逃した獲物を、何と“ホウキ”が仕留め、捕えてしまうという、トホホな展開。凶器として、箒にも劣るチェーンソーって、一体・・・。映画冒頭の、謎の墓アバキにあった死体と、無機質なカメラのフラッシュ。まったく主体を欠いたカメラ。この後もカメラは、短いショットを積み重ねながら、淡々と、灼熱の南部を行く若者一行の異常な体験をとらえていくのだけど…最後の「獲物」となった女性が巻き込まれる恐怖の儀式、その場面においては、カメラまでもが豹変し、客観性をかなぐり捨て、まるで儀式に参加するように、女性をいたぶり続ける。いやあ、女優生命終わりでしょう、これで(たぶん始まったばかりでしょうけど。笑)。残酷描写そのものよりも、アングラ性の方が、より強い恐怖を引き起こす、という良い例が、この映画。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-10-13 17:19:57) (良:2票)(笑:1票) |
129.いわゆる若者が殺人鬼と戦うタイプのホラーかと思いきや、ただひたすらサイコ野郎になすすべもなく追っかけまわされ、止むことのない悲鳴を聞かされ続ける狂った映画。狂気に満ちた雰囲気とは裏腹に直接的なバイオレンス描写が控えめなのが意外。90分もないことが救いですが、テンポも悪く、見ているのがキツく、まるっきり意味不明。正直、ちょっとこれは楽しめないな。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 2点(2008-08-15 23:35:40) |