254.ラストが凄いという前情報があったにもかかわらず、本作のラストにはまんまと驚かされた。自分なりにかなり捻った読みをしたつもりだったが、全く及ばず。 中盤までは意外と普通の展開なので名作を疑ってしまったが 終盤に全てがある。 これほどネタバレ絶対厳禁な映画も無い。とにかく凄まじい完成度の脚本。 締めの台詞もバッチリ決まっており、文句のつけようが無い映画・・・・と言いたいところだが、この誤解を生みそうな邦題は何とかならないものか・・・。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-09-10 23:52:57) |
253.《ネタバレ》 むか~しからタイトルを知っている映画で、なんかすごいどんでんがあるらしいことも知っていました。古い映画なのに途切れることなく度々レビュー投稿を目にするし、クリスティの生誕記念ナントカっていうのをあちこちでやっているのでこの度初めて観賞しました。 まずこの邦題、インパクトはあるけど映画の内容とはあってないですね。原作がクリスティとは知らなかったし、クールで渋いギャングが出てきて、彼を逮捕しようとするこれまた渋い刑事とクールに捨て身でギャングを守るクラブ歌手かなんかの情婦、なんとなくこんなイメージだった。 ウィルフリッド卿のキャラがかなりいいです、高血圧が似合いすぎのあの二重アゴもいい、ただおしゃべりな看護師さんが目立ちすぎかな、オープニングとラストで充分だと思った。 無罪を訴えるああいうタイプはたいてい有罪なんだけど、本作がその先駆けなんですねぇ。登場した時から既に演技しているクリスチーネ、まったく何も知らずに観たら、ここにいちばん感心したかもしれないわ、判決後すぐにその場で真実を告白するシーンはちょっとあっけないというか、サバサバしすぎちゃってる感じがあんまり好みじゃなかったです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-09-07 18:04:11) |
252.《ネタバレ》 この邦題を考えたやつはこの映画を観てないのか?なぜに情婦。 今観ると目新しさは無いが当時これはすごかったんでしょうね。 【虎王】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-31 23:40:17) |
251.《ネタバレ》 DVDをレンタルしたのに続いて、2回目の鑑賞。さすがに最初の時のような驚きはありませんが、随所に見られる小道具の使い方のうまさを堪能できます。ミス・プリムソールの存在も大きい。まあ、これを最後までミステリものだと思って見たら、それほど評価は高くないかもしれません。しかし本作の真価は、法廷ものだと思っていたら、最後に男と女の激しい憎悪の物語に転換するところでしょう。さらにヒューマンな締めくくりでダメ押しです。それでこそ素晴らしいどんでん返しと言えましょう。ディートリッヒはもちろんですが、嫌味な男を演じたタイロン・パワーも好演でした。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2010-08-16 19:28:37) |
250.先に原作を読んでるので(それでももう20年ほど昔だけど)、 最後の驚きはなかった。 でも、最後の看護婦のセリフはかっこいいと思った。 最後の最後に出てくる旅行代理店に一緒に行った女、 頭悪すぎではありませんか? 結末はだれにもいいません。 |
★249.《ネタバレ》 この作品を最初に見終えたときの衝撃は忘れることができません。予備知識なし、それほど期待しないで見たせいかもしれませんが、終盤のどんでん返しの応酬の見事さにあっけにとられました。 今でもどんでん返しものの最高峰だと思っています。ディートリッヒがとった行動に、ロートンが「これは殺人ではない、処刑したんだ」と言ってディートリッヒの弁護を決意するラストの後味がいい。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2010-07-24 00:11:53) |
248.《ネタバレ》 ほとんど、なんの予備知識も無しに(あらすじも読まずに)、ここでの高評価をもとにレンタル。いやあ、参った!!タイトルから、勝手にしっとりした恋愛映画を想像していたので、もう、全てが新鮮で新鮮で。序盤の気の利いたセリフの応酬から、あっという間に映画の世界にひきこまれてしまった。最後の最後まで誰がホントのこと言ってるのかわからなくて、まんまと騙された!!生きてるうちにこの映画に出会えて良かった。 【おおるいこるい】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-06-06 15:04:44) |
【ダルコダヒルコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-05-07 00:43:46) (良:1票) |
246.どんでん返しは練られてて良かったけど、そのアイデアだけ頂いて、感動的な話に作り変える事もできそうだ。要するに多少不満はあるってことです。よって7点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-23 18:51:35) |
245.《ネタバレ》 チャールズ・ロートンの素晴らしい名演技を堪能しました。前半は予想外にロートン演じる卿と看護婦のおばさんとのやりとりをたっぷりと見せる。これが非常に味わいのある可笑しさがあるとともにこの前半に描かれる卿の人間性と退院したての体調という要素が後半以降も重要な役割を果たしており、非常によく練られた脚本の素晴らしさが感じられます。 舞台が法廷に移った後半もロートン演じる卿の老獪にして人間味あふれる弁護士ぶりが素晴らしい。結末に大どんでん返しの仕掛けが施されている事で有名な作品。何かある、と身構えて観ていましたが、それでも騙された!と思ったのもつかの間、もう一度騙された!の二重のどんでん返しが仕掛けられていたラストには参りました。 このどんでん返しに続く卿の「殺したのではない。処刑したのだ。」という台詞と旅行に出る予定を延期する決断をする締めくくり方も見事でした。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-03-24 00:50:06) |
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244.《ネタバレ》 こういう映画があるから、昔の映画を観ることはやめられない。まずもってウィルフリッド卿のキャラクターからしてイカす。前半はほぼ彼のキャラクター紹介に終始すると言っても過言ではないが、これがその後に活きてくる。彼と自分が同一化し、彼のユーモア、直感、そしてその後の焦燥感すべてを観客は共有する。彼の思いを観客はしっかりと受け取る。ここはチャールズ・ロートンの名演が光る。 そして、衝撃のラスト。「ユージュアル・サスペクツ」を超える衝撃をお約束する。余計な伏線が一切無いだけに尚更最後の衝撃は物凄い。ああ、そうだったのか。そういうことか。 ラストの衝撃の後に残る一抹の哀しさは観なくては分からない 。「情婦」という安っぽいタイトルをつけた日本の配給会社に対しては怒りを感じる。「検察側の証人」、この原題で十分だ。そもそも全然「情婦」じゃないし。 【枕流】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-10-23 19:34:57) (良:1票) |
243.マレーネの演技が印象的。どんでん返しの起源?邦題はどうか。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-10-22 12:47:53) |
242.《ネタバレ》 ここでの高評価に期待しましたが、さほどでも無かったです。ラストのどんでん返しはそれなりだったけど、ミラーで反射させた光を人の顔に当て、眩しそうにするかどうかで発言の真偽を判定するなんて有り得んでしょう。正直、あのシーンで萎えましたね。ただ、この時のマレーネ・ディートリッヒが50歳台の後半というのは驚異です。 【アンドレ・タカシ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2009-09-20 05:38:35) |
241.《ネタバレ》 ある程度予備知識を得た上で鑑賞していたはずなのに、目撃者が誰なのか全然わからなかった。ディートリヒ改めてすごい。登場人物がどれも魅力的で今観ても全然色褪せてなかった。そりゃ画期的などんでん返しは50年間散々パクられ続けて陳腐になりさがってしまったけど・・・。50年前に映画館で観て衝撃を受けた人が心底羨ましい。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-19 23:46:46) |
240.製作年を無視して言わせてもらえれば、茶番。下手に懐疑心が育つと時に損をしてしまう。最後まで予測の範疇を出ることはなかった。寧ろ思った通りの筋書き。できることなら中学生の時にでも観ておきたかったと思う。 【xxx】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-08-23 11:28:11) |
239.《ネタバレ》 邦題で損しているという意見に一票。私なら、せめて「情夫」。巧すぎるタイロン・パワーのおかげで、オチに向けた「アヤ」が見えないんですもの。三谷幸喜氏が絶対好きな作品ですね。 【なたね】さん [DVD(吹替)] 8点(2009-06-22 20:16:33) |
238.当時の映画としてはすごい映画だったんでしょうね。どんでん返しはまんまと騙されはしたけどそれほど驚きはしなかった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-04-26 10:58:49) |
237.忠告通り結末は誰にも話しません。ただひとこと言わせて下さい。 ざまぁ!! 【njld】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-03-13 02:46:39) |
236.《ネタバレ》 ラストのどんでん返しが見もの 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-11 10:35:32) |
235.なんか、こんな映画と出会えて良かったです。このサイトに感謝します。 【Junker】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-15 02:39:00) |