1.作品のうたい文句は「オランダ版、ハリー・ポッター」でしたが、なんて事は無い、児童文学小説的な展開と、やはりお金の掛け方が全く違うと感じるセットと演出。
わざわざハリー・ポッターの名を出したが為に、より作品のチープさが浮き彫りとなってしまったように感じます。
しかし、シンプルで純粋なストーリーは小・中学生が見れば素直に楽しめる内容で、オランダで人気が出たのも頷けます。
特に俳優の演技は際立っていて、どの役も丁寧で素晴らしく、その点は高く評価出来ます。
ただ、30過ぎの自分には、少し子どもじみた展開に残念ながら心から入り込めなかった事は否めません。