29.《ネタバレ》 冒頭の口上でものすごく期待をした。作品としての面白さへの期待ではなく、エロへの期待だ。まったくもって残念でならない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-01-31 23:06:13) |
★28.《ネタバレ》 君は何がしたいんじゃーーーーー!!!と主人公と監督に叫びたくなりました。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 1点(2013-07-14 20:53:14) |
27.《ネタバレ》 ジョニー・デップは元々色気のある人ですからね。こういうエロティック詩人という役柄は凄く合ってると思います。そしてまた彼自身、こういう風に自滅していく男の役を好んでいるので、脚本を詠んで出演を即決したというのもよくわかる。ざらついた画質、落とされた色調、暗い照明などの画作りが特筆されます。この主人公は、たぶん頭は凄く良かったんだろうけど、不器用な人だったんでしょうね。そしてまた自惚れがすぎたのかもしれない。最初と最後に、観客に向かって語りかけてくるわけですが、最初のロチェスターは、威圧感や挑発するような堂々さがあるのに対して、最後のロチェスターはもの凄く物悲しいですよね。序盤の前半のロチェスターの色男っぷりとは裏腹に、後半の醜く変貌する様は目を見張ります。作品自体は佳作の部類だと思うけど、デップのファンは見逃す事の出来ない一本だと思います。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-25 01:51:15) |
26.17世紀のロンドンに実在した天才詩人ロチェスター伯爵の生涯を描いた作品ということで、華やかな宮廷を描いた芸術的な作品かと思いきや、なんだかドロドロとした愛憎劇を中心とした醜い作品でした。 伯爵自身が醜態を晒すのは史実なので仕方ないとしても、映像的に汚らしくする必要があったのか疑問。 冒頭から汚らしいので、伯爵の転落振りがあまり強調されず、最初から最後まで汚いままだったように感じる。 伯爵の心を奪ってしまう天才女優エリザベス・バリーもどこがいいんだかよくわからなくて、奥さんや娼婦の方がよっぽど美人で魅力的だった。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 4点(2011-09-30 13:13:12) |
25.このカメラワークと構図はかなり含蓄があって好き。デパルマみたいなショットもあったけれど、確実にカメラは何かの体現であるだろう。そして常に現れるぬかるみ。非常に暗示的。なんだかんだ彼は愛されていたではないか。妻からも、愛人からも。そして彼は愛されたかっただけなのだろう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-10 21:28:13) |
24.ジョニーデップの演技はやはり好きだ。 導入と、ラストはよかったが、それ以外は脚本として魅力的な部分は無かったかも。 映画にするほど、ドラマ性のある話では無いと思った。 他は劇中劇が皮肉たっぷりでおもしろかった。ヨーロッパ映画らしく、美術に凝っていて、セットや衣装がとても綺麗だった。 ジョニーデップの演技と美術セットの美しさでこの点数。 |
23.ジョニーデップは魅力的だが、ロチェスター伯爵という人物には魅力を感じなかった。最初の語りでハードルが上がりすぎてしまった気がする。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-01-10 02:20:40) |
22.《ネタバレ》 この映画は「アウトサイダーの、アウトサイダー」に着目してみたい。主人公を愛しながら、彼を知りえなかった者ども。アウトサイダーであるロチェスターを、遠くから眺めているしかなかった。 例えば、ロチェスターにフェラしてる娼婦。とある女優に惚れた、とのろける彼に、こんなことを言っていた。 「余計な心配させないで。 やることやってさっさと帰って」 娼婦は、ロチェスターの本妻はもとより、恋愛対象にすらなれない。けれどたぶんロチェスターに好意を抱いていた。できることなら彼を助けたかった。取り合えず、頑張って気持ちよくさせるとか、彼が帰りたくない晩は宿を貸すとか、立場上そんな範囲だけど。 ある意味では彼女は、彼になかなか最も近い。同じ汚いものを知ってる。一般的な道徳観念を感情を、あまり持ってない。その辺の自負はある彼女である。 けれどやはり立場上、彼の生活には踏み込めない。更に根本的な問題として、人は他人の内部を、本当には知りえない。誰しも他人の傍観者に徹して生きている。娼婦の台詞はこれらさまざまのゴタゴタを踏まえて発言されたのである。 「傍観者の哀しみ」を描いた作品で、他にすぐ思いつくのが「パッション」と「ベルベット・ゴールドマイン」だ。両方とも主人公はアンチヒーロー(パッションではキリスト、ベルベットではロック歌手)だし、両方とも悪く言えば単に再現映画(パッションは新約聖書の、ベルベットはデヴィット・ボウイの)。しかし「主人公を見ていながら触れ得なかった者達」を描いた映画だと考えると、かなり見ごたえが出てくる。 そんな映画はもっとありそうだ。それはその主人公を見ている・知ろうとあがいている監督の、そして観客の視線(この二つは厳密には別かもしれないけれど)だから、誰かヒーロー(又はアンチヒーロー)を描こうとすると必然的にそうなっちゃうのではないか?身の回りにアウトサイダーは結構いて、そのまたアウトサイダーもうじゃうじゃいて、多分我々はそのうちの一人なのです。 【月世界婦人】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-07-28 14:59:18) |
21.正直よく理解出来ませんでした。芸術家はどの時代もパンクだって事か。今度は素面で鑑賞しよう。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 6点(2009-05-16 00:28:39) |
20.《ネタバレ》 映像や音楽は良いんだけど、おそらくこのストーリーを語るには描ききれてない部分がたくさんあって、どうしても作品の中に入り込むことができなかった。まあ、ロチェスターの転落までを描いた作品だから何から何まで描いていたら長くなりすぎてしまうっていうのは分かるんだけど、もう少し巧く繋げられなかったものか。それから「危険な関係」のマルコヴィッチが好きな自分としては、ロチェスターとタイマン張ってほしかったのだけど叶わずに残念。 【ピカレスク。】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-28 21:36:29) |
|
19.《ネタバレ》 ただの天邪鬼の馬鹿な男が自業自得を極めるだけの話。女優自身も魅力に欠けていて、単に自信過剰な高慢ちき。どこに女優としての魅力があったのかも不明。この女優と何時どのように破局したのかもイマイチ判然とせず。そもそも人物の内面に踏み込んでいかないのだから天邪鬼は天邪鬼のまま成立してしまい、劇作家がどれほど悲劇を嘆こうと伝わってくるものに欠ける。 【MARK25】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-05-08 02:40:23) |
18.鑑賞直後も感銘を受けず、時間が経っても印象の薄い映画。主人公がどういう人間なのかよくわからず、魅力に欠けたんではないかと思います。毒々しさが足りなかった。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 5点(2008-02-23 21:17:15) |
17.《ネタバレ》 ちらちらするろうそくの明かり、外のシーンでも、雨降りか霧、足元はひどいぬかるみか土ぼこり、というわけで、ずっと画面は薄暗く煙ったようで、これは劇場で見ないと、なにがなんだかわからないかも。 デップの黒い瞳の輝きは堪能できたが、ほんとの見所は、病気で目が曇り、皮膚がただれて、美しさなどかけらもなくなってからの演技だろう。 さんざん好き勝手なことをやったあげく、身も心もぼろぼろになった反逆児が、死を前にして、いちばん愛した女に「おまえと結婚したかった」だの「おまえとの間に子供がいれば」だの、まともな人間らしいセリフを言うのを見ると、なんだかそっちのほうが世迷言に聞こえる。しかも、自分が見出して、売れっ子女優に仕立て上げた愛人には、「もう借りは返したから五分五分ね」とばかりに、袖にされるというありさま。この結末は、ほんとにトホホだった。最後まで突っ張りきれない人間の弱さを描く、という意味では、大成功だったわけだが。 サマンサ・モートンじゃ、顔立ちも雰囲気も現代的すぎてあわないんじゃ? と思ったが、役柄自体も、ものすごく現代的だったので、これでよし。マルコビッチは、無表情な中に、なんともいえない存在感があった。 ロザムンド・パイクは『プライドと偏見』では、まったく煮え切らない役で、キーラ・ナイトレイの引き立て役になってしまっていたが、プライドと夫への愛の間で苦しむ姿が、さまになっていた。トム・ホランダー、ルパート・フレンド、ケリー・ライリーも、『プライドと偏見』で見たばっかりで、4人も出演者がかぶっているので、なんかへんな感じ。韓国ドラマじゃあるまいし。イギリスものっていうと、こうなっちゃうのかしら。 【yhlee】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-25 15:30:36) |
16.《ネタバレ》 ジョニーデップのコスプレは堪能できますが、内容が暗くメリハリがないので、ずっと暗い雰囲気のまま舞台女優もさほど美しく感じられなくて残念です。 【うさぎ大福】さん [DVD(吹替)] 5点(2007-06-22 21:55:55) |
15.《ネタバレ》 うーん、良くわからん、バチッっと記憶に残るシーンが無く全体的にぼんやりしてる印象です、DVDで買おうか迷ってて? <20120310追記>出演者を確認しても何も覚えてない、この作品0点でも良いかもしれない 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-31 23:43:01) |
14.《ネタバレ》 バリーのロチェスター卿に対しての愛情がなくなる経緯がわかりにくく、私的にはそれだけで映画がぼんやりしたものになってしまいました。 【ROONEY】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-11 04:18:00) |
13.《ネタバレ》 ◆男性の心理の中にはロチェスター卿のよーなイキザマに惹かれる傾向が、すくなからずあるのではなかろうか。◆反骨心に裏打ちされた奔放な表現、真実の愛、エゴを剥き出しにしたチカラ強いイキザマ、破滅をいとわず自由に生きたい…。◆だがしかし、現実の世界は常に「ぬかるみ」だ。馬車を降りれば「ぬかるみ」に足をとられ、背筋を伸ばして歩くことすらままならない。どんなに颯爽と、飄々と生きたところで、「ぬかるみ」の不快感から逃れることはできない。地位も名誉も女の愛情も「ぬかるみ」を消し去ることはできない。◆ロチェスター卿は、美貌と才能を味方につけて「ぬかるみ」と戦い続けた、あるいは逃げ続けた。だがしかし、現実という名の「ぬかるみ」は、やがてロチェスター卿自身を蝕み、彼が予期していたであろう破滅へと導いてゆく。◆梅毒治療のタメに水銀風呂に入るシーンはココロとアレに染みた。◆そして、壮絶な破滅っぷりにココロが沈んだ。自分の中のロチェスター卿的な要素が、明日は我が身か…と不安を覚えたらしい。◆んだけど、よく考えてみれば、女の胸の中で、自分を貫いたまま死んだのだから、これはそんなにワルイ結末ではない。王様も褒めてくれたし。◆そんなオレの隣で、いっしょに見てた彼女が「こーいう型の男は、必ず女のところに戻ってくるのよ…」とせせら笑っていた。◆そんなものなのだろーか。そんな気もする。泥だらけのオレをどーか愛しておくれよBaby♪◆ジョニーディップはハマリ役。映像もいいし、テンポもいい、プラス…ココロに響いたので8点なのです。◆同じジョニーディップの「ネバーランド」はこの映画と対になってるよーな作品だと思う。ネバーランドの生き方のほーが賢い気がしてきたなー。 【ワルモノ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-08 10:18:01) |
12.雰囲気はあった。が、カメラワークがよくない。きちんと見せてほしいところで、カメラがぐるぐるまわって俳優の演技を台無しにしている。展開はあれよあれよという間に終わる感じ。わざわざつけた冒頭と最後のロチェスター伯の独白に、内容がついてきていない。台詞と同じくらいの凄みで本編も描写してほしかった。 【nadiend】さん [映画館(吹替)] 5点(2007-02-13 14:53:10) |
11.映像的には美しく、凝ったつくりで満足させられましたが、心理描写がありきたりで少々ガッカリしました。所々に印象的な言葉(台詞)が散りばめられている点や、ジョニー・デップのはまりぶり(本当に彼はこの手の役柄が多いですね)も良かったんですが。5点がせいぜいです。 【ロウル】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-18 16:55:17) |
10.ジョニーデップにかかれば、こんなジャンキーで病気もちで孤高な芸術家の役なんて、難なくこなしてしまうんですよね。別に、大幅に期待はずれっというわけではないけれど、なんだか、正直いって、つまらなかったです。色を抑えた映像が見にくいとか、時間軸がわかりにくいというのもあるけれど、一番の原因は、自分がもう、孤独で変人な愛を求めながら得られないなんていう役柄のジョニデに飽きてしまったんだと思う。 そろそろ新境地を開拓してくれないだろうか。うん。 【なつこ】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-05-15 23:43:45) |