【afoijw】さん [DVD(字幕)] 7点(2023-03-19 00:48:43) |
47.村を訪問した若者たちとカルト集団の人々に心の通う場面が全然ないのが怖いですね。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 6点(2023-03-17 18:43:13) |
46.話題になっていることだけ知っていましたが ほぼ何の事前情報もなく鑑賞して度肝を抜かれました。 従来のサスペンスやホラーのイメージである黒っぽい色彩と真逆なのに こんなにも気味が悪くて気持ち悪くて、発狂しそうで、 こんな表現があったとは、と感動しました。 それほど読解力のない自分でも展開自体は読めるのですが、 なぜその展開になるのか?はすぐに理解が追いつかない部分もあり、 鑑賞後に他の方の感想や考察を観ることでより楽しめる作品かなと思いました。 【えりまきとかげ】さん [インターネット(字幕)] 10点(2023-02-03 23:35:19) |
45.野蛮人のつくった独自文化って古今東西おもしろいねと思いました。 久しぶりに人間のぐちゃぐちゃを見て私の野性が少しだけ揺れました。 【ムーンナイトロンリー】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-09-01 20:53:21) |
44.《ネタバレ》 この映画は知ってる人にはすぐ判ると思うけど、明らかにあのカルト映画『ウィッカーマン』のリストラクション・再構築なんですよ、どっちかというとニコラス・ケイジ主演のリメイク版の方に近いかな。“コミューンの外部から種馬を連れてくる”というオリジナル版にはなくてニコジー版で採用されたプロットも引き継いでいるからね。クマの着ぐるみを着せられて…という衝撃のラストも一緒です。明らかに違うのは、コミューンに迷い込んだカップルのうち女性の方は完全にその異世界に取り込まれてしまうところ、そして異文化の衝突だけでなくアメリカ人と北欧人という異民族の対立的な要素も盛り込まれているでしょう。社会人類学を専攻して論文を書こうとしているアメリカ人学生たちもヒロインを含めて感情移入できるキャラは一人もおらず、中には住民が大切にしている神木みたいなものに小便を引っ掛けて「こんな枯れ木にションベンして何が悪い?」と開き直るサイテーな奴までおる。監督があの『ヘレデタリー/継承』のアリ・アスターだから、観客を不安・不快にさせる術はお手の物。耳に聴こえるか否かの重低音が基調の不気味な音楽や、エンド・ロールになると懐かしのポピュラーソングを流すところなんかも『ヘレデタリー/継承』と一緒(今回はフランキー・バリが歌う『太陽はもう輝かない』でした、もう渋い!)。グロいところやエロいところも確かにありましたが、クリスチャンが種付けをさせられた後で素っ裸のうえ股間を隠して戸外を駆けまわる絵面は、正直笑ってしまいました。 ラストにかけて、女王に選ばれたヒロインが感情を爆発させると、周囲の住民たちが同じようにトランス状態になるのにはゾッとしました。彼女もまた何かを“承継”したんですね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-17 23:25:16) |
43.《ネタバレ》 映像美とフローレンス・ピューの熱演に【4点】 結構話題であったが見てなかった。予告編でおなかいっぱいに近かったかも? この手の大凡風習とか謎の秘境とかで今まで映像化されたであろうエロとグロを綺麗な映像で再レビューした感じかな? この映画の恐怖は意味の無い風習を皆笑顔で明るく受け継いでいる事であろう。別に文明と切断されてるわけでもないし 村を出ようと思えば出られるはずなのに何故従うか全くもって意味不明である。 ダニーが徐々に逃れられなくなる構造には恐怖を感じた。 その他の多くは何の意味も無く無意味な日常が描かれてる印象しか無かった。もう少し必然を感じさせる要素があれば 良かったと思う。風習だけで突き進んでも興ざめだが、えもしれない恐怖は伝わった。 |
42.《ネタバレ》 ハーシェル・ゴードン・ルイスのカルト映画「2000人の狂人」系の豪華版みたいな映画。こーゆう映画は、最初ちょっとした違和感からドンドンキモくなる風習をひたすら見せられるってやつで、キモイ踊りとか、キモイふるまいをずっと観てられない人には、たぶん退屈です。もう冒頭の日常の表現からキモくて、メンヘラ気味の主人公ってのが、この映画独特でした。主人公の恋人が一服盛られて、裸の女性達が見てる中でエッチする儀式のくだりで、ババアがお尻を触ってくるし、オバハンが手をとって見つめてくるし、ザ・嫌がらせエッチやって思い観てたら、周りの女性が「アーハ―ッ」って言い始めた時には、さすがに、キモサを通り越して、吹いてしまいました。 【なにわ君】さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-03-08 20:39:47) |
41.エロ・グロの類が、派手さはないものの、妙に生々しく、 作品を通して充満する「狂気」「嫌悪感」のようなものを際立たせる。 「一般倫理」というはかりにかけて観続けてしまうと、かなりエネルギーを消費するので、 自然と村人の「倫理」に従って観るようになってしまう自分が恐ろしかった。 もうちょっと一つ一つのシーンをコンパクトにすれば、もう少し観やすい映画にはなると思う。 【2年で12キロ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-26 11:06:01) |
40.《ネタバレ》 変態アリ・アスター監督。 怖くないし、露骨なスプラッターでない。人間の嫌気、嫉妬、不愉快の引き出しが売りで多彩。 ヘレディタリーに続きこれだけ胸糞悪い宗教映画を作れるのは才能です。降参です。 ちょっと草原で花冠つけて手をつないで踊ってみたい?この映画見ちまったら正気でいられないさ。 |
39.《ネタバレ》 白夜による明るい日差しと北欧の美しい風景の中、映画の中身はカルト団体による洗脳の実践ドキュメンタリーで、閉鎖・薬物・感情の揺さぶりと共感…うむ、お見事!とりあえず「やなもの見たなぁ…」感の圧がスゴかったですね(汗)。余談ながら学生たちが【処女&ビッチ・戦士・学者・愚者】というホラーの定型だったのにちょっとニヤリ。 ところで…断崖のシーンで【トドメハンマー】が登場した時には「飛び降り方を失敗したヤツがいるんですよぉ~」「ぬわぁにぃ~?やっちまったな!」という掛け合いが脳内で聴こえたのは俺だけ?(笑) 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(吹替)] 8点(2022-02-18 13:28:59) |
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38.高評価のかたがたくさんいらっしゃいますが、私にはただただ嫌悪感しか感じない映画でした。 【まっか】さん [DVD(字幕)] 4点(2022-02-09 23:35:04) (良:1票) |
37.オードリー春日がアフリカあたりの村に行き現地の祭りに参加して仲間になって帰ってくる…みたいな番組が、コロナ前にはちょくちょく放送されてましたが、あの春日の行動こそがフィールドワーク的に正しい姿。自分の常識は捨てて現地の風習を全力で受け入れ仲間になって参加する。これが文化人類学的に正しい行動です。 その真逆の行動を取って殺されてたのが、かつて太平洋の小島にまで上陸してキリスト教を布教しようとしてた宣教師のみなさん。 現地の価値観総否定なわけですから、それこそフィールドワーク的にやっちゃいけない行動の典型。そりゃ当然の帰結なわけです。 …なんて事を考えさせてくれる本映画。なんか文化人類学とかをやってる界隈で(いろんな意味で)好評だそうで、フィールドワークなんかをやってる方が観るととても面白いんだとか。 で、私自身はフィールドワークをやってるわけでもないので、この映画に関するそういう逸話を面白いなぁ…とは思うんですが、この映画自体は…「この監督の作品ですよね…」としか言いようがありません。 とりあえずめちゃくちゃ映画が長く感じます。 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-07 16:51:45) (良:2票) |
36.《ネタバレ》 グロとかエロとか色々あったが、最後の微笑で「浮気をしたら、女は怖いわよー!」というメッセージを全力で演出した作品かと思った。 【チェブ大王】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-02-06 17:29:17) |
35.《ネタバレ》 評価が大きく分かれる作品だと思います。 ホラー映画らしからぬ明るく美しい風景に、狂気さえ感じてしまう異文化のエッセンスが散りばめられた独特の映像は、細かく書けばキリがないぐらい観る度に新たな発見があるという、凝りに凝った拘りたっぷりの作り込み。冒頭ダニーに降りかかる厄災には何の意味があるのかと途中まで思っていましたが、観ていくうちに、その事件こそが、エンディングまでその影を落とし続け、それがなければこのストーリー自体が成立し得ないという重要なファクターであることに気付きました。スクリーン上の色彩のとおり、ダニーが暗闇から這い上がり、日の落ちることを知らない白夜の中、魂が白日の下で蘇っていくという物語、というところでしょうか。狂気を帯びた歪なハッピーエンドですね。モチーフを少々変えることで、青春ドラマや人間ドラマとしても成立しそうなストーリーに思えます。 しかし、敢えて衝撃的だったりグロテスクだったりするシーンを差し込んでいるところがこの作品をホラー映画たらしめている訳で、そっと忍ばされたソフトなタッチの恐怖描写のひとつひとつまで拾い上げて行くと、とんでもなく不気味で恐ろしいホラー映画であることに気付かされます。 カルト的なコミューンを題材に持って来たというところで何でもありの世界になっていて、無理難題、現代の法治国家でこんなことまかり通るのか?という部分をクリアしているあたりは決して好むところではありませんし、次から次へと死亡フラグ立ちまくりの登場人物たちにはほぼ感情移入不能ですが、綿密に練り上げられた隙のない映像表現はホラー映画の新たなスタイルを感じさせてくれるもので、このレビューを書きながら自分の中での評価が次第に上がって行った結果、7点献上します。 ちなみに、飛び降りやとどめ刺しシーンは入村後の最初の衝撃シーンですが、監督の作品全体を通した映像表現への拘りのひとつかなと思いつつ、ゴム人形感が強く、デジタル的によりリアルに加工するとか、逆にもう少し直接表現を抑えるとか、正直自分的にはあまり衝撃を感じませんでした。また、私の観たバージョンではクリスチャンの性交シーンにボカシが入りまくってましたが、エロティックな意味ではなく異文化に内在する狂気が現れているシーンであり、ボカシは表現をかなり損なっているかなと思いました。 【ぽこた(ぺいぺい)】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-12-04 13:14:51) (良:1票) |
34.《ネタバレ》 これは困った。映像は美しいし、役者の演技もバッチリ決まっていて、それぞれの役を見事に演じている。しかし、独自の崇高な死生観を持った閉鎖社会の話かと思いきや、話があまりにもアレな方向に加速して、結局みんな殺されて生贄の儀式でしたって、ベタ過ぎる。前半の両親の死やデニーの心の葛藤は何だったの? 【ブッキングパパ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2021-11-19 14:31:14) (良:2票) |
33. 白昼夢のような映像の美しさ、検証欲を掻き立てられる世界観はたしかに魅力的だが、絵解きの前にまずきっちり楽しませてほしい。ゴア表現を抜いたら何も残らない内容で2時間半は長すぎる。 『ヘレディタリー』もそうだったが、この監督は作品の門構えをスプラッターにしないくせに、結局のところ「グロさが話題に!」という流れを期待しているのがずるいと思う。「話術で怖がらせてくれると思わせておいて、いきなり殴りかかってくる人」という感じ。そんなことされたら痛いのは当たり前で、暴力でイニシアチブをとる歪んだコミュニケーションでしかない。 殴られたときに出るアドレナリンは脳の防御反応でしかないのに、人はその興奮を「すごいものを見た!」という評価に繋げてしまう。これはただの狡猾なビジネスモデルだ。ホラー映画ファンだからこそ、0点をつけます。 【ランデイ】さん [インターネット(字幕)] 0点(2021-11-14 02:07:42) (良:3票) |
32.《ネタバレ》 実際にこんな村がありそうで怖い。村ぐるみの出来事なので表には出てこないでしょうし。とにかく不気味で不快。飛び降りのシーンはショッキングでした。後は終始気持ち悪い。BGMも神経をすり減らしてきます。長尺かなおさら辛いところ。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-06 01:02:47) |
31.《ネタバレ》 2019年の映画で旧作扱いだけど、今も話題の映画。 映画は見世物。 映画は旅。 そう思うなら、この映画はすごく価値がある。 とても刺激的な映画だから。 でも、とても不愉快な映画だった(私には)。だから嫌な映画だ。 どんなに丁寧に話しても、全く伝わらない人がいる。 それがあの村の人達だと思う。 そしてこの映画は、頭が良くて映画作りの才能がある人が作った「とても不愉快な映画」と思う。 この映画を楽しんだ人は大勢いると思う。 だけどこの映画の関係者は、親や親戚にこの映画をすすめないと思う。 その理由はホラーだからじゃなく、ゴアだからでもなく、他の何かの気がする。 たぶん、観客が幸せになる映画、開放できる映画じゃないからだろうな。 つまり、欝(うつ)を促進する映画だからだと思うんだ。 でも私は観て良かった。だから七点を付ける。他にないタイプ映画と思ったから。 【激辛カレーライス】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-11-04 22:04:16) |
30.《ネタバレ》 全く初めての国に行って、全く初めて見る行事や儀式を、全く具体的な説明もされず、見ていて楽しいというのならこの映画も楽しめるかも知れない。はっきり言って私には全くはまりませんでしたが。それっぽい荘厳なBGMを付けてなんとか見れるものにしようとしていますが、もし自分がこれを現地でBGMもなしで見せられたらと思うとぞっとする。 ダンス大会の勝ちの基準もわからない。よそ者を取り込むためにうまいこと勝たせてあげただけでしょう。まああんなんで「あなたが優勝」とか言われても不気味だし一ミリも喜びなんて湧きませんけど。クリスチャンが薬を盛られて村の娘と性行するのも、薬のせいもあるのでしょうがあんな環境で果たしてその気になれるものなのでしょうか。色々宇宙過ぎてついていけない、いやついて行く気も起こらない。そんな映画です。 こういった宗教の集まりなどを見ていると、ある意味このように何十人何百人の集まりが一つの意思に統一して動くことができるというのは率直に言ってすごいと思う。自分なら「なんでこんなことしなければいけないのか」とか「これに何の意味があるんだ」とか思ってこんなに身をゆだねて宗教を信じ切ることは出来ないだろうな。というか、どうすればここまで何かを盲信できるようになるのか、そっちのメカニズムのほうが気になります。ストーリーそっちのけで、彼ら彼女らがあの宗教に入信するまでの過程が知りたいと思いました。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 1点(2021-10-06 21:12:58) (良:3票) |
29.《ネタバレ》 上映時間1時間26分と短いから気軽に観られるなと思い見始めたら実は2時間26分でした。。。内容は、なんかもう何とも言えませんし、あまり理解もできませんでした。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-10-06 12:25:31) |