★6.《ネタバレ》 2011.2.3鑑賞。冒頭の托鉢僧の坊主と和尚(?)の掛け合いから、ただのタイムトラベルものではない仏教思想に基づく深遠な映画だと期待してしまったが、蓋を開けてみると「彼女のために制限時間以内に5人の命を救えゲ~ム!!」的なバラエティ番組のような仕上がり。5人は主人公とは赤の他人であり、彼女と主人公の描写も少ないため、人間ドラマが全くなかった。非常に残念。 【かんちゃんズッポシ】さん [DVD(字幕)] 2点(2011-02-04 09:57:27) |
5.《ネタバレ》 あまり期待せずに観たけど悪くなかった。前世で犯した罪のせいで彼女が重体になってしまい、それを主人公の彼が人助けをして救う過程で、人間として成長する。結構ありがちなお話。普通は前世で虐げられた人達を救うところだけど、この映画はちょっと違っていて、直接関係がない今生きている5人の人達を救う。彼女の為に奔走する彼がとても一生懸命。彼は成長したけど、元々いい人丸出し容姿なのであまりわからず、そして物語の大半彼女は蚊帳の外なのが残念。自殺が2件あったけど、親身になり必至に思い留まらせようとする姿はすごく良かった。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-29 22:06:19) |
4.仏教と時間モノというテーマがどう交錯するのか期待していたのですが、若干期待はずれの感がありました。例えば、本物の坊さんなら、救いの手を差し伸べるんじゃなくて、もうどうでもいいじゃん執着すんなよと達観するよう言うはずです。仏教国でもこんなのアリなのでしょうか。また、仏教は「因果」について厳格ですが、因果の流れは先にしか進まないはずで、逆行して帳消しにするという発想に異を唱えるのは無粋でしょうか…。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 3点(2003-11-27 11:51:30) |
3.《ネタバレ》 設定は好きです。でも5人の命に設定する必要はあったのかなぁと思う。主人公は最後まで一生懸命だったのが良かった。 【アオイ】さん 5点(2003-09-22 19:43:08) |
2.「前世の祟りじゃ」ですべてが納得されてしまうという、仏教国タイならではの怪作・・・とはいえ、人間誰しもなにか悲劇が身に降りかかると、いったいこのアタシがなにしたっていうのよ! なんにも悪い事してないじゃない! ・・・いいえ、したんだわ。きっと大昔に、知らず知らずのうちに悪い事してたんだわ。ああ、そうに違いないわ。私は悪人なんだわ。罰せられて当然なんだわ・・・という発想に陥りがちなわけで、そう考えると普遍的っちゃ普遍的なのかもしれないなぁ、と。キリスト教の周辺でも「原罪」とかいう言葉つかってますもんね。 【じゅんのすけ】さん 6点(2003-07-22 22:53:41) |
1.輪廻転生&タイムスリップを融合させたSF(?)サスペンス。前世が一家虐殺をした犯罪者であった女性が不慮の事故に遭い、その彼女の命を救う為5人の人間の未来を変えるべき奔走する婚約者。輪廻転生という事がタイというお国柄ならではのオリジナリティですが、内容は色んな作品の寄せ集めっぽいです。物語の要である伏線の数々がいかにも白々しいので良い意味では分かり易く、悪い意味では面白みが無い。ただ恋人の命を救う為だけに奔走する主人公の人柄の良さ、病床の彼女が主人公の世直しをしっかりと見ていた(頭の中で)というラストは好感です。後BGMが少し古臭さを感じます。 【さかQ】さん 6点(2003-04-09 05:18:57) |