25.《ネタバレ》 実行可能性が証明されようと、アリバイが崩されようと、動機があろうと。重要参考人であることと、「やったか、やってないか」は別のような気がするんだがのう。犯人が最後に手紙を燃やしちゃったのは、しつこいコロンボをどうしても驚かしたかったからに違いない。似合わないコートを着たコロンボはかわいいなあ。 【なたね】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2018-12-05 08:15:28) |
★24.《ネタバレ》 犯人の魔術師、雰囲気があって良かったですね。 オチはいきなり感が否めませんが、シリーズではなかなかの良作と言えるんじゃないかな。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-02-14 23:02:11) |
23.《ネタバレ》 『悪の温室』以来となる久々のウィルソン刑事登場がうれしい。 新しいコートに馴染めないコロンボにもニヤニヤ。 二人がコンビを組むとお互いのキャラが引き立つので、作品がプラス1~2点増しに感じる。 ジャック・キャシディが犯人役を演じるのは『構想の死角』『第三の終章』についで三本目。 犯人の存在感が弱いとコロンボとの対決が盛り上がらないので、ジャック・キャシディのアクの強さは犯人としては打ってつけで重用されるのもわかる。 ステージ中に捜査を意図して手錠で挑戦するコロンボの厚かましさとプロ根性には頭が下がる。 飄々と追及を煙に巻くサンティーニも負けてないので見応えがある。 マジックという興味ある素材で、アリバイ作りにもヘッドアクトで利用。 決め手となった当時最新式ワープロの使い捨てリボンは、インクを使ったプリンターが普及した今では見かけることのない代物。 トリックや推理の決め手になるアイテムは、時代とともに使えなくなるものが多い。 DNAや着信記録など科学捜査でわかってしまうことも多いから、昔のほうがミステリーは作りやすかったのかも。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-11-24 01:18:09) |
22.ジャック・キャシディが三度目の犯人役、確かに一度見たら忘れないアクの強さがいい。 今回はマジシャンということで、マジックを利用した犯行だけど、人の目を欺くという点では、 完全犯罪にはうってつけのエピソードだった。数々のトリックを見ているだけでも楽しめるが、 コロンボの現実的な観察眼と推理、魔術師のイリュージョン対決が見所となります。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-05-15 03:25:11) |
21.《ネタバレ》 コロンボシリーズの中で、この作品の出来・人気度は、かなり上位にランクされると思います。NHKや水曜ロードショーなどの地上波で放送された回数も、おそらくトップクラスではないでしょうか。犯人のジャック・キャシディ、ハマリ役ですね。さらに人気度を高めているのは、ウイルソン刑事の存在。古畑任三郎の今泉も、絶対に彼がヒントで生まれたキャクターですよね。また、怪しげな顔立ちをした手品ショップのオヤジも好きでした。 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-13 13:25:56) |
20.《ネタバレ》 トリックを暴く決め手となる「アレ」は、印刷技術を二周した意味も含めて感慨深く、ある意味新鮮。 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-08-09 00:39:22) |
19.《ネタバレ》 「第三の終章」といい、本作といい、J・キャシディ犯人版はなかなか凝ってますねー。9分で犯行を完遂させなければならない、しかもアリバイ作りもして。これは、まさに魔術師技。そして手際よく事を成し遂げ、その様は、殺人とはいえ鮮やかと言わざるを得ず・・・。ステージ上での警部との対決が見応え十分。結局、タイプが落とし穴でしたが、犯人は頑張ったと思いますね。ただ、やっぱり、完全犯罪というのは幻想なんでしょう。こうやって、狙えば狙うほどどこかに綻びが生じてしまうというような。現実世界でも、遺留品一杯でアリバイ工作なんてしていないような大胆な犯行の方が迷宮入りしているのを見ても、それらの真犯人が完全犯罪を狙っていた様子はうかがえませんもんね。警部にもその辺の見解を聞いてみたいところです。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-09-18 23:26:33) |
18.ジャック・キャシディーと言えば田口計さんの吹き替えがピッタリ!顔も良く似ています。今回は魔術師の犯人役で相変わらず飽きない面白ろさで、ウィルソン刑事役をやった役者さん、どことなく''クリーム・シチュー''の有田君に雰囲気が似ていて親しみやすかったです。 【白い男】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-05-21 22:38:38) |
17.犯人を心底応援し、観念に心底悲しみ、警部に心底毒づいたことをはじめ、小学生時分の記憶が最も多く残っている作品です。年数を経て、警部に対する考えは変わりました。しかしジャック・キャシディがシリーズ中最上の犯人役である考えは変わらないものでした。 |
16.《ネタバレ》 ウィルソン刑事との警部のコートをめぐるコントが面白かったです。なかなか素敵なコートだったけど、警部にはやっぱりいつものヨレヨレコートが一番似合っていますよね。魔術師サンティーニのお株を奪うマジックを披露しながら犯人を陥落させるラストはお見事でした。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-02-25 22:24:41) |
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15.《ネタバレ》 コートが変わってコロンボ刑事が落ち着かず、後半まで殆どイライラしっぱなしなのが気になります。しかしかえって魔術師との対決には合っていて、話のテンポが速く感じられるのがこのエピソードの“いつもと違う”面白い所でした。さらに「悪の温室」以来のウィルソン刑事再登場で楽しさが増し、私の中ではコロンボ全話(は観てませんが)のベスト3本に入りました。 【teruhisa】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-11-17 01:15:31) |
14.《ネタバレ》 コロンボとしては可もなく不可もない平均的な良作。最後のキメのセリフ「お気の毒ですが完全犯罪なんてものはないんだよ。それこそあなたの『幻想』ですよ」が邦題とあいまって効果を上げている。 【空耳】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-09-28 02:40:06) |
13.《ネタバレ》 着々と崩していくのは快感なのですが、最後の決め手は観客にとってフェアじゃない。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 4点(2007-12-02 01:09:40) |
【みんな嫌い】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2007-11-03 12:25:19) |
11.手錠をはずせはずせと念じている警部の顔がよかった。 それから、だれかが新しいコートを盗ろうとしても見てみぬふりをしてねと”犬”に言いきかせるコロンボ。 |
10.コロンボシリーズの名犯人、ジャック・キャシディ。この人こんな大掛かりな手品師役が実に良く似合う。犯人が手品師だからでしょうか、ウィルソン刑事を介しながら珍しく犯人のトリックを一つ一つ種明かししていくコロンボ。そして2人のマジック対決、なかなか見ごたえのある作品。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-06-28 00:24:51) |
9.みなさんに同感。秀作です。手錠をかけさせて犯人が手錠を解けるかどうか試す場面。いいねえ・・・・。外した時の、コロンボの「やっぱりな」という表情。それにしてもタイプライターとはな・・・・やられた!って思ったよ。後味も申し分ございません。ウィルソン刑事、地味だけど、天晴れなワトソンぶりで儲け役ですぞ。 【ひろみつ】さん 9点(2004-06-02 22:44:34) |
8.今回はにぎやかで面白いですね。まず、なぜかケーキを食べながら事件現場にやってきたコロンボ。ウィルソン刑事がひさびさに登場し、感動の再会を果たします。ウィルソンも感激してコロンボに握手を求めますが、手がベタベタだからと言って断られます(笑)おや?よく見るとコロンボの格好がいつもと違う!髪は散髪してスッキリしてるし、コートも新調してるではないか!なんでも、カミさんから誕生日にプレゼントされたそうな。でも、サイズが合わないらしくて、「きつすぎて肩が凝る」と終始気に入らないご様子。結局いつものレインコートに戻るのであった・・・。 <注:ここからネタバレ> さて、肝心の事件についてですが、それは手品師が手品の最中に殺人を行うという大胆且つ華麗なトリックであった。そのトリックに使われるのが、犯人の得意魔術であり、世界に類を見ないという「水槽の幻想」だ!これは凄いぞ!箱の中に入ったまま水槽に入れられ、10分も出られないのだ。当然箱の中に空気は無い。だが、犯人は実は箱には入っておらず、地下から脱出して犯行に及ぶのである。他にも犯人はいろんな手品を披露してくれるのですが、この「水槽の幻想」以外は、ウサギやハトや花を出したりという地味なものばかり(笑) 劇中犯人がコロンボに「トリックは教えるわけにはいかない。これ(水槽の幻想)のおかげでなんとか食っていけるんだ」と語っていましたが、それはハッタリではなく本当の事だったのね(笑) この作品の見所は、手品に関しては素人のコロンボがいかにしてそのトリックを見破り、犯人のアリバイを崩すのか、という所にあるでしょう。また、途中コロンボがステージで犯人に挑戦する場面は見事である。コロンボのニヤニヤした自信たっぷりの顔が何度もカメラにアップで映し出され、ここでコロンボはついに犯人の確証を掴んだぞ!という事がありありとわかる心憎い演出である。全体的に派手な趣向を凝らしながらも、プロット、構成、伏線などはしっかりしており、とても見応えのある作品であった。 【きのすけ】さん 8点(2004-05-30 11:37:25) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 久々にウィルソン刑事が登場!彼が古畑における今泉の役割であることが良く分かります。気が回る割には余り役に断たないのですが、何気ない一言がコロンボを時として事件解決に導くところなんて正にソックリ。髪が薄いところも!今回のお話では鍵が文字通りカギとなります。コロンボがサンティーニに観客の目の前で無理やり手錠を掛け、それを開けさせるのですが、サンティーニが手錠を開けたときのコロンボのひとこと、『思った通りでした』とラストの『完全犯罪なんて無いんだよ!』が印象的でした。警部、カミサンのコートはどうなりました? 【pony-boy】さん 7点(2004-04-04 13:40:38) (良:1票) |
6.ラストは鮮やかです。魔術師に対しての周到な用意が決まります。色々な手品のトリックも楽しめる作品。ジャック・キャシディは、悪役としては最高の役者さんです。目つきや、身のこなしは、まさにコロンボの相手にうってつけ。これだけ迫力があれば、捕らえがいもあります。 【パセリセージ】さん 8点(2004-03-14 21:02:54) (良:1票) |