30.《ネタバレ》 シリーズ13作目。出だしがすっごく面白かったです。旅先で既に寅が恋をしていて、いよいよ成就するか?ってところから始まる新たなパターン。まるでリーサル・ウェポン2のよう。 絹代の振り方も、『主人が帰ってきた!』って屈託なく言うもんだから、今回も寅の一方的な思い込みだったようで… 歌子再登場。ってか、吉永小百合再利用。愛知県のどこかに住んでるハズの歌子が津和野で暮らしていて、偶然再開するなんて、なかなか強引な設定。しかもあのブサ…陶芸家のご主人は結婚1年目で亡くなってる。実生活でも前年にあたる'73年に電撃結婚した吉永小百合。 これは悪く読み取れば、サユリストの「小百合様に旦那はいらん!」って願望じゃなかろうか?映画は夢を観るところ。ならば映画の中だけでも永遠に独身でいてほしい。そんな願望に応えようとしての、本作だったり? 本作は柴又慕情の後日談の意味合いが強く、歌子の父親だけでなく、女子旅仲間のみどりとマリも出てくるのが嬉しい。更に「はい!バター!」のギャグも再登場と、続きもの感が強くて良い。ただね、この歌子がどうにも、何をしたいのかイマイチわからない。前作ではOLだったらしいけど、陶芸家の嫁としてその道に行ったかと思えば、夫の実家で図書館で働き、姑の家を出ても実家には戻らず、今度は看護・介護系の仕事に就こうとする。歌子は何がしたいのか?嫌なものから逃げてブラブラしてるようにも思えてしまう。 夫の葬儀にも出ない父。歌子がとらやに来たと聞いて、とらやに顔を出す父。あぁ、お父さんが考えていた以上に、歌子は全然子供だったんだ。自立した女としてでなく、一人娘、子供として接しなみゃいけなかったんだ。修吉はそう思って、とらやに来たんじゃないかな?そう思わせる展開でした。 最後、絹代のところに顔を出した寅がいい。あの流れだったら絶対歌子だろうって期待を裏切る好展開。未練たらしく独り身の歌子を追うのでなく、フラレた自分を見つめ直す寅が良い。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-08-23 20:42:02) |
29.《ネタバレ》 いつものパターンで安心して観れる作品。 違う点はいつもなら旅先で出会った女性に恋するところから始まるけど 今回はすでに恋してるところから始まる。 あとはだいたい一緒かな。 でも寅さんの人情っぷりと語りっぷりが軽快で楽しい。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-07 07:37:10) |
28.《ネタバレ》 「柴又慕情」での吉永小百合はただぎこちないだけで、マドンナとしても上手く機能しているとはいい難かったので、あまり期待していなかったのですが、意外にもきちんとした内容でした。今回は恋愛沙汰はスパイス程度で、主眼は宮口精二との親子関係の再生ですね(ただ、バランスをとるために、高田敏江のあの冒頭強烈カウンターを入れたのでしょう)。収束部分の、思わず「浴衣綺麗だね」と口走ってしまう寅、そして花火の隙にまた旅立ってしまう寅もいい感じ(あの「階段の下に置かれているサンダル」のショットの美しさ!)。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-05 02:28:06) |
27.シリーズ13作目。連続ドラマのように毎週1作づつ観ています。内容は定番なので特に言うことはありませんが、マドンナの吉永小百合が可愛らしくて素敵でした。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-06-30 19:59:22) |
26.《ネタバレ》 シリーズ第13作 吉永小百合は2回目のマドンナとして登場。 ここまで来ると、もはや偉大なるマンネリズムの域に達しているというか、ある種「水戸黄門」のような「様式美」ともいえる基本フォーマットが 確立されており、公開当時はお盆や正月になると「寅さんにまつわる一悶着」を安心して見物することが国民的風物詩だったと想像できる。 だから寅さんは決して結婚はできないのだ(笑) とはいえ、本作の冒頭では、その寅次郎が珍しく身を固めようと考え、心を寄せる島根県温泉津の女性の存在をとらやの面々に告白するところから始まる。 しかし行方知れずだった夫が突然戻ってきて……という、いきなりの失恋から始まるという本作の展開は、ちょっと捻りが入っている。 そして、歌子さんとのまさかの再会。 ここから悩める人を放ってはおけない寅さんの本領が発揮されていく。 結果的には、寅さんの包容力と(後先を考えない)行動力が父娘の関係を取り戻し、歌子が新しいスタートを切るきっかけになっていくのが不思議だ。 その陰でさくらの細やかな気遣いが人知れず助けになっているところも見逃せない。 そのさくらが「お兄ちゃんは歌子さんが幸せになるのを望んでいるんじゃない、ただ近くにいてほしいと思っているだけなのよ(趣意)」と言い放つシーンは、寅さんのマドンナに対するスタンスが図星に言い当てられたようで、印象に残った。 ラストは、その歌子が赴任した大島を訪ねたかと思わせながら、ふっきれたように冒頭に振られた女性に挨拶に行くところが心地よい。 【田吾作】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-06-29 17:46:19) |
25.吉永小百合さんが超絶かわいい。それだけでみる価値あり。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 6点(2019-08-17 07:55:42) |
24.《ネタバレ》 このころの吉永小百合は綺麗ですね〜。というか、綺麗と可愛らしいが共存してるみたいな感じ。 やってることはいつも同じで、とらさんは相変わらず可哀想。吉永小百合を見るための映画。 【あろえりーな】さん [試写会(邦画)] 5点(2017-07-03 17:01:19) |
23.吉永小百合、前回よりもキレイになって再登場、と(個人的には)思った。 安定感ある物語だが、マドンナが寅さんに再会とかした時に必ず満面の笑みを浮かべるのは違和感なるな、と毎回思う。 でも、これだけ続けてシリーズを観ているととりあえず全部観るか、と考えている。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-04-11 22:20:17) |
22.《ネタバレ》 複数回出ているマドンナというと、リリーさんをすぐに思い浮かべるが、その最初の人は歌子さんだったのか。しかし、やはり前回の後日談感が否めない。 当然DVDではそうだが、公開時でもマドンナが誰かは公表されているので、最初の話で寅の結婚(希望)相手が焼き物師と聞けば、そこに(歌子やその旦那との)つながりを期待するのだが、そんなことは全くないのが残念。 基本的にこのシリーズは同じ事の繰り返しとは言うものの、同じ演者で同じようなことを繰り返すのはいかがなものか?と感じずに入られなかった。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-05-16 21:08:58) |
21.《ネタバレ》 何か少しマンネリなムードが漂い始めたカナ?と思ってしまった。吉永小百合さん扮する歌子ちゃんが再び登場したり、寅さん超速効振られたりとなにかちと雑な印象。まぁそういいつつも吉永小百合さんはとおってもキュートで演技力は高いし、親子の和解と寅さんやさくら他とらやの面々との暖かいやりとりは優しさに満ちていてとってもいいです。本作で2代目おいちゃん演じる松村さんラストなんですね、お疲れ様でゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-02-24 08:35:03) |
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20.《ネタバレ》 最後の花火のシーンは切なくていいな 【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-15 06:37:37) |
19.《ネタバレ》 【この際、覚えてください 島根は鳥取の左です。歌子さんとばったり再会 ゆのつ温泉篇。今回のマドンナは再び登場:吉永小百合さん。】 ところで、今回またも寅次郎の過去の失恋相手の名前が出てきました (とらやの店先で)、 タコ社長の『歌子ちゃんって誰だったっけ?』から始まって、 おいちゃ『豆腐屋の娘さんだろ』 おばちゃ『違うよ あれは節子さんだよ 歌子ちゃんてのはねぇ ほら』 タコ『分かった 津軽の娘だ』 さくら『あれはアキ子さん』 おばちゃ『違うよ アキ子さんは幼稚園の先生だよ』 タコ『ごめん!津軽の娘は 花子ちゃんだった』 さくら『歌子ちゃんていうのはねぇ 小説家の娘さんでさ 』 だとかなんとか確かこんなやり取りで。 と、ここで思ったことなんだが、二作前の寅次郎忘れな草の時にもこれに似て寅次郎の過去の失恋マドンナの名前を皆で出しあうシーンがあったけど、前回同様、ここでもキッチリ再び名前の出てきた〝豆腐屋の娘:節子さん〟 今後のシリーズ中でも、またいつかその名を呼ばれる事となるのでしょうか 節子さん。 節子さん以外にも誰の名前が最後まで生き残ってゆくのでしょうか そんな楽しみ増えます 次はいつ? でも待てよ 豆腐屋言うたら、寅次郎と源公さんが職場放棄して逃げ去ったあの豆腐屋だ。あの時、あの豆腐屋からは捜索願が出されていなかったのでしょうか 寅次郎にとっては闇歴史となってないのか 変なところが気になってしまった そんな次第です(笑)。 ところで、お絹さんの職種ってなに 一体?? なにもあんな鬼のように薪を担がせんでも・・ 設定、鬼だな。 もしも、寅が絹代さんと結婚していたんだったら、寅が一生懸命薪を背負って (^w^) プフプププ 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-01-12 18:45:53) (笑:1票) |
18.《ネタバレ》 ○ついにマドンナの再出演。マンネリ化してしまうシリーズでよくアイデア出すなと感心させられる。○恋愛要素が少ないのもまた味があっていいんじゃないかな。 【TOSHI】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-03-30 18:26:14) |
17.《ネタバレ》 歌子さん再び。でも今回の寅さんはさくらに「(歌子さんが"とらや"にずっと居ればいいのは)お兄ちゃんが幸せなだけでしょ?」的な事を言われ、フラれる前に引いた感じでしょうか。吉永小百合さんは美しいですね。ラストは歌子のいる大島と思いきやお絹さんの所へ挨拶しに行った寅さんが可愛かった。 しかし、さくらのアフターフォローは毎回健気…ナイス。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 6点(2012-07-08 15:42:15) |
16.《ネタバレ》 マドンナは2回目の吉永小百合。 9作目の柴又慕情の続きということで。今回も恋愛という点では寅さん最初からアウトオブ眼中。焦点は吉永小百合演じる歌子の自立と父親(宮口精二)との和解である。そこに主に絡んでくるのは、寅さんではなく、今回はさくらと博である。この二人が本作品の立役者だろう。茶の間でのいわゆる「幸福談義」では博の言葉が光る。このころになると、博は監督である山田洋次の代弁者ともいえる存在で、今回のお題「幸福とはなにか?」を理屈っぽく答える博に山田洋次の思いが重なるのである。(その対極は理屈ではない寅さんなのだろうけど) 最後のとらやでの歌子と父親の和解のシーンは泣けた。シリーズで一番泣けるシーンだったかもしれない。あの宮口精二を泣かせるのだから、もうしょうがないね。 冒頭に、寅さんがタコ社長とさくらを連れ立ってお嫁さんにしたいという女性に会いに行き、超速で振られてしまうのだけど、その相手が宮沢保のお母さん(『金八先生パート1』)というのが少しツボだった。 松村達雄のおいちゃんはこの作品で最後。今回もなかなかいい味を出していて(パチンコ好きのちょっとやくざなおいちゃん)、ちょうどこなれてきたって感じだと思うのだけど、彼はおいちゃん以外の役でこの後も結構活躍することになるので、このあたりが潮時だったのかな。彼はおいちゃんをうまく演じていたけど、おいちゃんそのものにはならなかったのだな。 【onomichi】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-04-28 23:21:54) (良:1票) |
★15.再び吉永さんということで大いに期待したのだが、ものの見事に期待はずれ、少しもおもしろくない。父親が娘に話しにくいということはよくわかるし、宮口精二もそういった父親像をよく演じているが、何かちょっと違う。特に寅さんは今回は何をしたのだ?という感じ。吉永さんも実生活で結婚してしまったし、何か魅力なくなった感じだし、・・・。 歌子さんが大島に行ってやりがいのある仕事を見つけたことと、寅さんが大島に行ったのではなく、絹代さんのところへ行って挨拶をしたこと、さりげないラストは良かった。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 5点(2012-01-04 22:56:52) |
14.《ネタバレ》 本作はシリーズ中でもとても珍しい特徴があります。何と寅さん、本作では2回目の登場となる吉永小百合演じる歌子と、旅先で出会ったお絹さん、2人の女性に失恋しているのです。しかもこのお絹さん、出番は少ないですが寅さんがフラれる残酷度ではシリーズ中№1といってもいい「望郷篇」の節子と並ぶほどのインパクトがありました。何と言っても「結婚を真剣に考えている相手を紹介する」と、さくらと社長を引き連れて遠路はるばる会いに来たのに、いきなり「主人が帰ってきた」と寅さん、まさに秒殺でしたからね。本作のマドンナは勿論歌子なんですが、僕はこの寅さん秒殺K.Oのお絹さんが強烈に印象に残ってしまいました。 【とらや】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-07-19 17:00:11) (笑:2票) |
13.《ネタバレ》 それにしても吉永小百合は可愛い。 ストーリーはマドンナに対する恋心を自主規制して撤退するいつものパターンですが 歌子の父親役がよかった。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-03-16 21:23:36) |
12.あかん!小百合ちゃんがかわいすぎるって!!! 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 20:28:58) |
11.《ネタバレ》 まあ、『柴又慕情』の続編ということもあって、ややインパクトは弱いです。宮口精二の存在感・演技が見事なので1点プラスです。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-01-28 12:59:11) |