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ハムレット(1948)

[ハムレット]
Hamlet
1948年上映時間:153分
平均点:6.31 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
公開開始日(1949-09-27)
ドラマモノクロ映画歴史もの戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(2003-12-28)【梅桃】さん
タイトル情報更新(2016-11-20)【S&S】さん
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監督ローレンス・オリヴィエ
キャストローレンス・オリヴィエ(男優)ハムレット
ジーン・シモンズ[女優](女優)オフィーリア
ベイジル・シドニー(男優)クローディアス
アイリーン・ハーリー(女優)ガートルード
フェリックス・エイルマー(男優)ポローニアス
ピーター・カッシング(男優)オズリック
ジョン・ローリー(男優)フランシスコ
エズモンド・ナイト(男優)ベルナルド
アンソニー・クエイル(男優)マーセラス
スタンリー・ホロウェイ(男優)墓堀人
ラッセル・ソーンダイク(男優)司祭
テレンス・モーガン〔男優〕(男優)レアティーズ
ハーコート・ウィリアムス(男優)
クリストファー・リー(男優)(ノンクレジット)
パトリック・トラフトン(男優)劇中劇の王
ナイアル・マクギニス(男優)船長
ノーマン・ウーランド(男優)ホレイショー
原作ウィリアム・シェイクスピア「ハムレット」
脚本ローレンス・オリヴィエ(ノンクレジット)
音楽ウィリアム・ウォルトン
撮影デスモンド・ディキンソン
製作レジナルド・ベック(製作補)
製作総指揮ローレンス・オリヴィエ
ハーバート・スミス(ノンクレジット)
特撮ポール・シェリフ特殊効果
美術ロジャー・K・ファース(プロダクション・デザイン)
カーメン・ディロン
衣装ロジャー・K・ファース
その他ミュア・マシースン(指揮)
あらすじ
デンマークの皇太子ハムレットは父王の訃報に接して急遽帰国するが、待ち受けていたのは自分をさし置いて王位についた叔父と叔父との再婚を決めた母だった。ハムレットは警護の兵士の手引きで父王の幽霊に出会い、現王に殺された模様や無念の心境を聞かされるが以後、鬱々として思索ばかりを膨らませ、恋人オフィーリアやその父で大臣のポロニウスに当たるなどして周囲を困惑させる。思い切った行動を取れないハムレットが母の心変わりを責め、ポロニウスを誤って殺した時から運命の歯車は王家の者全員を悲劇へ導くべく動き出す。
ネタバレは禁止していませんので
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1
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13.《ネタバレ》 有名なハムレットという作品に、初めて触れることができた。
それだけで、ある程度は満足。

お城の造りが、とにかく凄い。
それを映し出すモノクロ映像。
芸術的価値も高い。

オフィーリアが倒れた時、その太ももが露わになる。
この、なんとエロティックなことか!
作品全体が荘厳な空気に包まれているからこそ、映えわたる太ももの美しさ。
まさに芸術です。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-03 20:24:36)
12.今作のローレンス・オリビエにかけた期待がハズレでガックリ。表情から喜怒哀楽が滲み出ておらず、立て板に水の如く放つ台詞に何の重みも感じられない。というか監督・脚本・主演としてのナルシスト臭が鼻についてしまって、まさかメル・ギブソンに劣るとは思わなかった。オズリックがピーター・カッシングに似てるなぁと思ったのがその通りだったのが唯一の収穫。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2018-05-27 20:49:01)
11.どこまで行っても、舞台をそのままカメラに収めただけのような・・・。セットは作り物感満載で奥行きを感じませんし、演技や台詞回しも、発声のレンジというか目標地がみんな似たような感じだし。筋立ての再現は頑張ってやってはいますが、そこで力尽きたのでしょうか。長く感じました。
Oliasさん [DVD(字幕)] 4点(2018-05-10 02:00:39)
10.最初ハムレット王子が母ガートルードより年取って見える(ローレンス・オリヴィエがアイリーン・ハーリーより年上)のに違和感があったが、それはお芝居だから仕方がない。映画を見る前に大筋は知っていたので、有名な台詞「生きるべきか、死ぬべきか」や「尼寺へ行け」などがどの場面で出てくるか、興味を持って見た。今またDVDで見直してみるとさすがに中盤は長く感じられるが、メル・ギブソンやケネス・ブラナーらの後世のハムレットと違って、原作に近い演劇調と白黒の陰影がとても良いと思うし、ローレンス・オリヴィエは貫禄があって他を圧倒している。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-31 11:52:30)
9.《ネタバレ》 ケネス・ブラナーやメル・ギブソンのもそれぞれに良いのだけれど、今のところ「ハムレット」というと自分にはローレンス・オリヴィエ監督・主演のこの作品。 恐ろしくも哀しい復讐劇にモノクロが効いて氷のような冷たさ。 冒頭のエルシノア城、先王の亡霊が現れる間際は断続的にアウト・フォーカスになるのも不安がいやます演出。 膨らんだ袖の衣装が典雅に悲劇のデンマーク王子ハムレットを形作り、そこから放たれるセリフも生きたものとなる。 対してオフィーリア(ジーン・シモンズ)は、やや物足りなく。 狂った彼女が川に落ち歌いながら流される壮絶なシーンはミレーのような画にはなっているけれども、初登場シーンで既に自分のイメージとは違うのを感じてしまい、(ケイト・ウィンスレットやヘレナ・ボナム=カーターより、ソ連時代のロシア版がそれらしい)それでも彼女の三つ編みが、「ゴンザゴ殺し」の劇で王妃を演じる女形の少年に戯れに被せたカツラに似て、ハムレットがそこに彼女の面影を見出す脚色は秀逸と思うのだ。 泣き崩れるオフィーリアに気づかれぬよう、後ろ髪にそっと口づけるハムレットもまた然り。(戯曲では彼らの蜜月はすでに過ぎ去った過去のものとなっているから、オリヴィエは甘美な余韻を付け加えている) ハムレットの登場人物はみな興味深い。 謀殺者クローディアスすら懺悔し、彼に組する大臣ポローニアスとて悪人ともいえず、息子レアティーズに与える忠言を耳で聞くのも興あり、母ガートルードは事実を告げられた後はひたすらハムレット命と偏愛す。(このガートルードは、明らかに毒杯と見抜いて息子の身代わりにそれをあおる) 運命が連鎖的に命を消していき、ただ一人心友ホレイショのみが残される最後は静か、ただ静か。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-02-10 07:00:02)
8.《ネタバレ》 父王を殺した叔父への復讐劇、愛憎に満ちたデンマーク王宮ドラマ。終盤の決闘シーンでは惨烈極まる殺し合い。血みどろの結末。シェイクスピア不朽の名作、米アカデミー作品賞受賞作。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-05 00:29:50)
7.舞台で何百回もハムレットを演じたオリビエが舞台でできない演出をするために作ったような作品。舞台でできないことを初めてやったと言ってもそれが作品にはまっているかどうかは別問題でナルシストが作ったナルシスト的作品と言われてもしかたないです。
かわまりさん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-05 23:00:37)
6.《ネタバレ》 ローレンス・オリヴィエの熱意は感じるが、少々退屈した。さすがに長過ぎる。城内を縦横無尽に動くカメラワークは素晴らしい。
TOSHIさん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-24 23:41:22)
5.もういい大人だしハムレットくらいは観なくてはと思い、観たのですが途中挫折すること数回、やっと最後まで観て、もう一回観たのですが・・・4点です。
たけよしさん [DVD(字幕)] 4点(2007-08-26 23:53:40)
4.シェイクスピアの悲劇はいくつか見ていますが、ハムレットは見たことがありませんでした。どうせ見るなら王道の映画を、と思いDVDを借りて見ました。舞台では全て声に出している台詞も、心の声にしたり実際に口に出したりと工夫されていますが、その成果はいかがなものかと思います。また、それとなく感じたのは、現代風(もちろん48年当時)に作られている、ということです。ハムレット自体がいつ頃書かれたものかは判りませんが、古典としてのハムレットを期待していただけに、すんなりとは受け入れられませんでした。しかしながら、復讐が始まってからの展開は、目を離すことが出来ません。
shoukanさん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 23:59:26)
3.まったくもっての舞台劇がまったくもっての映画になっていますね~、これは。とにかく広々とした宮殿のセットを<見上げる><見下ろす><回り込む><移動する人物を追う>というようにXYZ軸の座標をカメラが見事に行き来します。また奥行きの深みには感嘆しますね~。ハムレットとオフィーリアとの絶望的な距離感を表現したかのような切り返しのツーショット、オフィーリアが遠く屋外から走りこんできてそのまま宮殿内のカメラに突進し、通り過ぎて切り返され遠く吸い込まれていく遠近感・・・シビれます。またオフィーリアの兄と王がよからぬ相談をし出した時に「わ~怖い」とばかりに数度に渡って引いていくカメラも見ていて実に楽しいです。そして全編に渡る照明の陰影、これまたモノクロームの雰囲気を存分に生かしうっとりとさせられます。オリヴィエさんにあらためて喝采を叫びましょう・・・オリオリオリOH!オリオリオリYEAH!
彦馬さん 10点(2005-01-03 21:56:37)(良:1票)
2.御手本のような、というけど、御手本のような「ハムレット」です。ただ、それ以上でも、それ以下でもなかった。科白廻しでの心理描写が多過ぎて(それでも、オフィーリアの見せ場的科白は割愛されてるんだけど)、映画としては多分くどい話しだとは思うんだけど、それを敢えて白黒で撮影したことが、科白廻しのくどさを救ってるみたい。そもそも、原作に限りなく忠実な「ハムレット」だと思えば、映画としては「御手本のような」作品。セットも舞台仕様なセットだし。座右の銘になりそうな名科白の宝庫だし、見て損はないと思うけど、「ハムレット」そのものが人の内面の掘り下げで、悩めるマザ・コン&ファザ・コン男のムカツクお話だし、「よし、見るぞ」という気構えはいるかもね。でも、どう評価すればいいのかなぁ。ある意味、パーフェクトなんだけどねぇ。逆に、ハッとするような場面もない。「To be,or not to be」な気分。
由布さん 8点(2004-07-28 17:57:09)
1.《ネタバレ》 アタシ、恥ずかしながら今の今まで「ハムレット」がどんな話なのか知らなかったのよね…。 悲劇だったのね。 ホホ。 でもホントすばらしかったわ。 役者なら誰でも一度は演じてみたいというこの役、きっと何百回とこの役をやったであろうローレンス・オリビエは、やっぱり見事にカチッとはまってました。 さすがサーの称号を与えられた俳優さんね。 シェイクスピア原作のお芝居って、一つ一つのセリフがこれでもかってくらいに飾り立てられてるし表現も古いから、よほど上手な役者さんじゃないと、きっとセリフ回しだけで精一杯だと思うの。 それがこの映画はどの役者さんもとっても自然に見えて、すんなり話に入り込んでいけました。 ホントよかったわ。 何度も映画化されてるお話だもの、他のバージョンもぜひ見てみたい!と思ったわ。
梅桃さん [地上波(字幕)] 7点(2004-01-12 17:51:49)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.31点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4323.08%
517.69%
6430.77%
7215.38%
817.69%
917.69%
1017.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

1948年 21回
作品賞 受賞 
主演男優賞ローレンス・オリヴィエ受賞 
助演女優賞ジーン・シモンズ[女優]候補(ノミネート) 
監督賞ローレンス・オリヴィエ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ウィリアム・ウォルトン候補(ノミネート)劇・喜劇映画音楽賞 として
美術賞(白黒)ロジャー・K・ファース受賞カーメン・ディロン(美術(装置)賞/白黒 として)
衣装デザイン賞(白黒)ロジャー・K・ファース受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1948年 6回
主演男優賞(ドラマ部門)ローレンス・オリヴィエ受賞 
外国語映画賞 受賞 

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