アフロ田中のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アフロ田中

[アフロタナカ]
2012年上映時間:114分
平均点:6.27 / 10(Review 30人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-02-18)
コメディ青春ものロマンス漫画の映画化
新規登録(2012-08-18)【3737】さん
タイトル情報更新(2014-08-17)【+】さん
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監督松居大悟
キャスト松田翔太(男優)田中広
佐々木希(女優)加藤亜矢
堤下敦(男優)大沢みきお
田中圭(男優)岡本
駒木根隆介(男優)井上真也
美波(女優)吉岡幸子
吹越満(男優)鈴木シンジ
皆川猿時(男優)西田シンジ
辺見えみり(女優)田中の母
リリー・フランキー(男優)旭工務店社長
長塚圭史(男優)教師
山田真歩(女優)二階堂麗子
波瑠(女優)
佐藤二朗(男優)結婚式の司会者
遠藤要(男優)村田大介
キタキマユ(女優)
武田梨奈(女優)
松本じゅん(女優)
大久保綾乃(女優)
米村亮太朗(男優)
前野朋哉(男優)
脚本西田征史
撮影小林元
製作ショウゲート(「アフロ田中」製作委員会)
小学館(「アフロ田中」製作委員会)
企画宇田川寧(企画プロデュース)
配給ショウゲート
美術尾関龍生
あらすじ
俺はアフロ田中。 ただし、アフロというのは苗字でもなければ当然名前でもない わかっているよね そんなこと。 そんなことより、諸般の事情により急遽彼女が必要。でも彼女って一体どうやって作るんだ?
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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10.《ネタバレ》 社長「これはこれは、無断欠勤中の田中くん。今日はどうしたんですか」田中「はい。私、今日はずっとダラダラとしておりました。あ違います。正確にはヘラブナ釣りを少々」社長「で、わざわざ私を探しに来たということは、私に何か言う事があるんだろ」田中「いえ、私の方からは何も言える事はありません。あるのはただ、無断欠勤をしたという事実だけです」社長「だからこそね、何か言う事があるんじゃないのかってこと」田中「いえ、私からは何も。あるのはただ、無断欠勤をしたという事実だけです」社長「そこを押すよな、さっきからな。ま、でも一応反省はしているんだよな」田中「それはもちろんです。社長」社長「ん、それならまあ今後マズい事やんないようにな」田中「ありがとうございます。失礼します」社長「もやもやするなあ」以上完全再現させていただきました。この件に大爆笑。腹を抱えました。完全無欠の謝罪技術、社会人なら是非身に付けたいものです。さて、本作の長所はキャラクター造形の素晴らしさに尽きると感じます。超絶美人だけれど、今まで魅力的とは一度も思った事がない佐々木希を、これだけ愛おしく撮れるのは凄いと思いますし(『ハメ●り?!』なんて台詞を吐かせたのは金メダル級の大仕事)、悪友たちもみな、肩の力が抜けていてイイ感じ。そして主演の松田翔太。菩薩もびっくりアルカイクスマイルから、悩み慄く眉間の皺まで、表情豊かで観ていて楽しかったです。童貞倫理審議会が認定する優良童貞ボーイでありました。そんな田中にシンパシーを感じてしまう自分が情けないやら愛おしいやら。披露宴会場ロビーにて、肩を寄せ合いタバコをふかす野郎どもが美しく見えました。失恋上等。情けなくてバンザイ。死ぬ間際、きっとあいつら5人は思いだし笑いで死ねる。そんな人生の一コマを集めるために、人は生きていくのだと思います。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 9点(2013-01-01 00:00:00)(良:3票)
9.いや~、笑った笑った。フィルムとDVDでもう10回以上は見たけれど、そのたびにナミダを流しながら笑わせていただいた。そしてそのナミダには、笑いすぎてと同時に“感動の涙(!)”すら交じっているのだった。劇中の田中ではないが、ソレッテ、凄イコトナンダヨォ~と、声を大にして申し上げたい。この映画は単なる童貞男子のドタバタ悲喜劇でありながら、それ以上に【ザ・チャンバラ】さんがおっしゃる通り極めて「知的」な批評性と、何より男たちへの“友愛(!!)”に満ちあふれたものなのである・・・ 

この映画が描くのは、徹頭徹尾「男子」というものの“恥ずかしさ”であり“生きにくさ”であるだろう。高校中退のブルーカラーで生まれてこのかた女性にモテたことのない、すべてにおいて“負け組”な主人公・田中。だが、それゆえに彼の意識内は、無意味な虚栄心と自己卑下、焦燥とあきらめ、期待と疑心暗鬼・・・その他もろもろの両義的な感情に常に引き裂かれている。本人にとっては切実なこのアンビバレントな感情の“ずれ”を、そのつど田中のモノローグ(というか、独りごと)で語らせる時、第三者にとってそれが実に滑稽であること。そのことに作り手たちは、ハッキリと自覚的だ。しかもその笑いは、世の男たちにとって大なり小なり自嘲をともなった苦さと“共感”とともにあるんである。そして、そうしてとった行動が、結局ことごとく裏目に出てしまう・・・そんな主人公を、同じ男子たるもの誰が愛さずにいられようか! 

主人公の内面をコトバにして語らせる。一見それは、単なるコントめいた安易な手法と受け取られかねない。けれどこの映画は、その葛藤や“ずれ”を具体化することによって、そこに「笑い」を生み出すことに成功している。下手な「アクション映画」なんぞよりもっとスリリングな“(感情の)めまぐるしい動き”によって、見る者を笑い(と、共感)の渦へと巻き込んでいくのだ。そして、その脚本や演出意図をくみ取った主演・松田翔太の快(怪?)演や、彼のいかにもな友人たちを演じた共演者たちの素晴らしさ・・・ 

以上、特に前半に見せた過去と現在を自在につなぎ合わせる語り口の才気も含め、この映画は2012年の大きな収穫だとぼくはかたく信じるものであります!
やましんの巻さん [映画館(邦画)] 10点(2012-12-26 14:48:33)(良:2票)
8.《ネタバレ》 『モテキ』の絶叫モノローグが使いどころとバリエーションを心得て
より効果的に使われているのに対し、
その二番煎じのようなこちらは終始一本調子であり、
終いにはいい加減飽き飽きしてくる。

そして、あくまで森山未來のアクションやダンスによって映画を弾けさせる
『モテキ』に対してこちらは松田翔太の顔芸と奇怪な挙動と、
原作由来だろうダイアログのギャグ頼みだ。

それはやはりテレビの笑いに近く、映画の笑いとは云えない。

蓮實重彦の『バットマンビギンズ』評ではないが、
自動車で並走しながらの愛の告白という絶好の映画的シチュエーションをつくりながら、
そこに流れる風景を画面に収めて走行感を出す才もないために
情動が喚起されることもない。シーンを停滞させ失敗している。

佐々木希の演技が不十分ならそれこそダンスの見せ場でも作ればよいものを、
その知恵もなく、単にファッション着せ替えのモデルでしかない。

彼女に関しては、かろうじてラストの上段蹴りのショットが救いである。

ユーカラさん [DVD(邦画)] 3点(2012-12-16 23:33:22)
7.《ネタバレ》 クスッと笑えるコメディ映画です。前半は結構笑えましたが、後半は真面目?な展開にちょっと退屈しました。後半ももっと笑わせてくれるかハッピーエンドなら気持ちよく観賞できたのに残念です。演技が達者な役者陣の中で、佐々木希の大根役者ぶりが目立ちました。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-12-01 18:13:06)
6.《ネタバレ》 松田翔太の鑑賞映画といった趣き。楽しい。小ネタでクスクスするのも楽しい。佐々木希がイマイチかわいく映ってないのが残念。美波や吹越満といった技術をもった俳優の力があまり出てないのも残念。ややマトマリに欠けたか。
reitengoさん [DVD(邦画)] 6点(2012-11-29 11:19:17)
5.《ネタバレ》 原作は未読です。タイトルからもわかる通り正真正銘のバカ映画なのですが、鑑賞前には114分という思いの外長い上映時間が気がかりでした。というのも、『裸の銃を持つ男』も『オースティン・パワーズ』も上映時間は90分程度、この手の映画は短めにさくっと終わらせないとひどく間延びして感じるのです。そんな不安を抱きつつの鑑賞でしたが、幸いなことにこれがまったくの要らん心配でした。頭から尻尾まで濃厚100%、2時間近く笑いっぱなしでした。素晴らしい場面が100個はあって、ひとつひとつ挙げられない程です。さらには、下ネタやブラックジョーク、考えオチや内輪ネタは極力避けて王道の笑いのみで勝負している姿勢や、安易に感動に走らず終始バカに徹した潔さも男らしく、本作の純粋娯楽ぶりはコメディ界の『レイダース』とでも言える領域に達しています。。。
そんな本作ですが、その構成は極めて周到です。バカはバカではあるが2時間弱を不毛なコントで終えているわけではなく、骨格となるドラマは丁寧に組み立てられているのです。主人公・田中と、お隣に越してきた絶世の美女・加藤の関係がそれなのですが、接近したり離れたりのもどかしい距離感が大変なスリルと興奮を生み出しています。その間に披露される童貞あるあるも核心を突いたものであり、特に男性は「それわかる!」の連続だったはずです。また、オチの付け方も良いと感じました。アメリカ人にこの手の映画を作らせると必ずオタク青年が美女をゲットして終了するのですが(『アメリカン・パイ』『スーパー・バッド/童貞ウォーズ』etc…)、それではオチになっていません。情けないフラれ方をしてこそコメディだと言えるわけで、その点で本作は100点でした。さらには、訳のわからん理由で交際を断られるという展開もさもありなんで、男性ならば人生において一度や二度はこんな経験をしているはずです。。。
本作の脚本を担当したのは、36歳にしてテレビドラマ界のヒットメーカーと呼ばれている西田征史。そして監督を担当したのは、かつて史上最年少の若さでNHKの連続テレビドラマの脚本を執筆し、本作において若干26歳で監督デビューした松居大悟です。つまりこの映画、才能ある若手クリエイターが生み出した作品であって、決していい加減には作られていません。バカをやるには知性が必要という良い例だと思います。
ザ・チャンバラさん [DVD(邦画)] 9点(2012-10-23 00:25:50)(良:3票)
4.《ネタバレ》 なかなか面白かったですね~。終始ニヤニヤしながら観ていました。松田翔太が見事なまでにはまり役といいますか、巧い事演じきっていたように思います。彼の「心の声」がまた面白いんだな~。妙に真面目キャラではあるんだけど、彼の心のつぶやきは、大方共感出来るものがある。恋愛の初心者だった頃は誰しもが経験するであろう気持ちというものを代弁しているようなところがあるし、その純粋さやウブさを観ていると、いつのまにかアフロ田中君を応援したくなる自分がいる。だから、あのラストはちょっと悲しいというか、上手くいってほしかったから残念ではある。まぁ、恋愛だけでなく、この話は男の友情の物語という側面もあって、そっちのほうもまた同様に共感出来るものがあり、4人がまた仲直りしているから良しとするか。田中君が、次こそは素敵な彼女が出来ることを祈りつつ7点を献上。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-10-19 20:26:44)(良:1票)
3.《ネタバレ》 実にバカバカしいけど面白かった。

心の声(呟き?)が結構ツボで笑えたし、インパクト大なアフロ頭もデカ過ぎるだろなんて思ってたけど、終盤には普通に見えるから不思議だ。

そんな不器用で真っ直ぐでおバカなナイスなキャラを、松田翔太君が上手く演じていたと思います。



ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2012-10-07 18:34:15)
2.実に実に実にくだらない。でも好き。私はツボです。
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 8点(2012-09-04 17:07:41)
1.やばいっ しょーもないノリだっ ミスチョイスしてしまったか?なんて思ってしまった前半、しかし、次第に田中君という見かけアウトなアフロ青年が嫌いじゃなくなってきたりしたもんだから まあ不思議。なかなか生真面目で正直もんなアフロ青年田中君。おバカさんだね 佐々木希をあっさりと交わす交わす(笑) 結果はともかく少し面白かったです。真面目な男の哲学&青春コメディーとなってます。
3737さん [DVD(邦画)] 7点(2012-08-19 16:43:20)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 30人
平均点数 6.27点
000.00%
100.00%
200.00%
3310.00%
4516.67%
526.67%
6413.33%
7930.00%
8310.00%
926.67%
1026.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.25点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review4人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 5.50点 Review2人
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