783.評価がまっぷたつに別れることで有名なこの映画。せっかく貴重な時間を費やして映画を見るからここまで救いようのないものは気分が滅入る。 |
782.普通、映画を観ていると主人公を応援したくなりますが、勘弁してくれと思いました。ラース・フォン・トリアーは出演者を精神的に追い込んで撮るタイプの監督だと普通は知りませんから、本作はこれからも何も知らない人を捕まえて、不快をばらまいていくのでしょう。映画というのはウイルスをばらまく実験に似てるのかも。歌のシーンは物悲しくて良いです。 【DAIMETAL】さん [DVD(字幕)] 1点(2014-08-17 08:11:18) (良:3票) |
781.悲惨。絶望。不快。理解不能。でも見入ってしまう。音楽も良い。しかし、何よりもイライラする、この話。 【ラグ】さん [DVD(字幕)] 0点(2014-06-21 01:50:40) |
780.《ネタバレ》 とにもかくにも負のインパクトを与えるために作っている感じがしました。 警官殺しにより死刑になるわけですが、この警官を殺す流れがあまりに不自然で唐突すぎるように思います。 唯一の収穫は主人公の表情です。美人ではないが切なさを倍増させる何とも言えない風貌が心に残りました。 ハッピーな映画を見ても現実に戻されたら空しいだけ。 この映画は現実に戻ってきたらホッとします。 クリスマスシーズンの今お薦めです(^^; 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-23 17:57:59) |
779.《ネタバレ》 「見た後落ち込む映画」などなどネガティブなランキングの常連さんであるこの作品。 しかし私の中では「母の愛情・強さ」を感じることができる作品として心に残る作品です。 ビョークが演じる主人公息子対する究極の愛情を感じ、初見で嗚咽が出る程号泣してしまいました。(というか何度観ても毎回号泣です。笑) 重い題材ですが、ミュージカルを織り交ぜることで若干観やすくなっていると思います。 音楽が素晴らしい!サントラも必聴です。 多くの人に「オススメ!」という訳にはいかない作品ですが、毎回ふっと観たくなる作品。 【まりおん】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-07-24 19:41:12) |
778.パワーはあると思いますが、とにかく暗過ぎてダメでした。 【noji】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-04 10:08:57) |
777.嫌いじゃない。 ミュージカルは好きじゃないけど、歌う必然性があって、ストーリーもしっかりしていたと思う 【amier】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-08 05:07:07) |
776.映像も音楽もすばらしく内容も衝撃的。 良かった部分は手ブレ映像の現実世界と固定カメラの妄想世界の切り替えやダンスシーン。 ビョークのファンになりました。 ただ不満点も多くありラストに話を持っていくためにいろいろ強引な部分が目に付きました。 音楽や演技などに重きを置けば名作。話のテンポや盛り上がりに重きを置けば駄作。 好き嫌いが分かれる作品だと思います。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-02-07 00:38:17) |
775.《ネタバレ》 全く持って、理不尽だし、残酷で不愉快。ただでさえもミュージカル系映画は苦手なのにこのどうしようもない暗さ…最後までみるのに恐ろしい程エネルギーを使った。。。頑張った俺(苦笑) 今までいろいろ映画を観てきたケド、これほど暗ーい気持ちになったのは無いなぁ。おまけに手持ちカメラのブレがすごくて気分が悪い。内容が内容なだけに全くのれないが、現実と妄想場面での切り替えとしてのダンスシーンは独特のものはあります。しかしまぁこんな後味最悪の映画をつくるこの監督さんは相当悪趣味で、確信犯的だ。強烈なインパクトがあることは認めますが、こういう「気が滅入る」映画は嫌いです。お歳を召されてもお美しいカトリーヌ・ドヌーヴの出演に1点献上イタシマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2013-01-30 18:52:34) (良:3票) |
774.《ネタバレ》 鑑賞後あまりのやりきれなさと憤慨で気の滅入ること100%の暗黒映画だこれは。友人に息子の後見を託し、息子に光を与える選択をしたセルマが間違っているとは思わない。間違っているのは制作サイドだろーっ(怒)自分の命か息子の手術か、って二択?それも、そもそもが冤罪で。このあまりの理不尽にセルマを追い込む脚本に憤慨せずにいられない。「ちょっと待てやー」と何度叫んだことか。「この人冤罪なんですよー」と陪審員に訴える私の声は(当然ながら)むなしく画面に当たって砕け散る。完全にストーリー負けしているこのレビューは、映画の観方として根本的に間違っていると自分でも思う。でも感想としてはこんな話大嫌いだ。嫌いだけどビョークのはまりっぷりや観客を引きずり込む作品の暗黒パワーに敬意を表して真ん中の点数で。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-27 20:40:10) (良:2票) |
|
773.《ネタバレ》 セルマの愚かさで自分自身不幸を引き寄せている部分もある。 が、それにしてもかわいそすぎる。 ミュージカルは嫌いだけど、プレスの機械音が音楽に変わっていくのが面白い。 つらい現実から楽しい妄想に逃れるものの、それが仕事のミスにつながり現実に引き戻される。 セルマに突きつけられるのは、どこまでも厳しい現実。 それから逃れるために、死刑執行の間際にも好きなミュージカルの妄想に浸るしかない。 ビルはセルマを巻き込まないで自分で死ねばよかったのに最低の男だ。 ウソと偏見にまみれた裁判も気分が悪い。 ビルや息子を守るために最後まで真相を語らないセルマの愚かさにもイライラが募る。 絞首刑でマスクを取らせる演出のあざとさがどぎつい。 ストーリーには引き込まれたが、これほど救いのない映画はなかなかない。 それを嫌悪する人が少なくないのも十分理解できる。 評価の分かれる作品だろうが、感情が揺さぶられるという点で駄作ではないと思う。 見た目はパッとしないが、ビョークの表現力はすばらしかった。 【飛鳥】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-01-05 00:38:45) |
772.二度と見たくないという人には酷かもしれないが、何年か経って再度見て冷静にレビューが書ける映画かもしれない。私も最初見たときの衝撃は大きく、とても言葉にできなかったことを覚えている。 確かにセルマの考え方や行動は異常だ。しかしそれは遺伝による先天的な目の病気ということを考えれば理解できることかもしれない。それなのに敢えて子どもを産んだという事実、それをどう考えればよいのだろう。不幸はここから始まっていたのかも。そして死刑執行という運命、死刑制度がなくならない限り、解消できない不幸かもしれない。 ラース・フォン・トリアーという監督は、つくづくすごい人だと思う。ミュージカルで綴る空想の世界が見事。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-14 22:45:12) |
771.《ネタバレ》 あまりに救いようのないストーリーに、苦手なミュージカルがブレンドされて、観賞後しばらく後遺症が残りました。 面白い、面白くないに関わらず、今までに、観賞後「見なければ良かった」とまで思ったのはこれと「メメント」くらいです。 完全無実に決まっているのに、その無実を証明するために、弁護士費用として息子の目の手術代が必要って・・・そこまでしますか・・・。 観賞時、DVDのパッケージだけで勝手に「サクセスストーリー系の感動もの」と思い込んでいた自分も悪いのですが、それにしてもあのパッケージと中身のギャップが大きすぎます。 しばらくしてから、友人と「ダンサー・イン・ザ・ダーク被害者の会」を作って(と言っても3人だけですが・・・)、慰めあって、お互い元気を取り戻すことができました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 0点(2012-05-18 15:03:17) (良:1票) |
770.『奇跡の海』を観て監督に興味を持ち、これを映画館に観に行ってしまいました。鑑賞後しばらく立てませんでした…。映画として賞賛致しますが何度もは観たくない作品です。こんなミュージカルは他にないでしょう。手持ちカメラ撮影の手ブレがひどくて観にくいですが、独特の効果を出しています。主人公にイラつく人は多いと思います。私もですし。重たーいお話が好きな人はぜひご覧下さい。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-05-14 21:51:02) |
769.《ネタバレ》 この映画がどうしてこんなにも人の心を掻き乱し、賛否両論分かれるのか。何度も何度も繰り返し観て(よく自殺しなかったな笑)なんとか自分なりに結論を得ました。この映画は踏み越えてしまっているんです。つまり、主人公セルマは頭のおかしい気の狂ってしまった人間なんです。だから、間違った選択を繰り返し、誰の助けも借りず、最後は息子のためにと幸せに死んでいく。この主人公に「やっぱりお前は馬鹿だ、不幸だ」と誰が言える権利があるでしょうか。そう、この映画のテーマはそこです。人間の幸せは主観的なものであるなら、自分を幸せだと強固に信じる人間を誰も非難できない。つまり、もしかしたら全ての人間の幸せに意味などないのでは、ということです。とても恐ろしい踏み越えてしまったテーマです。この映画が、敢えてその恐ろしい問いに挑戦する武器として、想像力の美しさを選んだことに敬服せざるを得ません。ただ、勝利できたかどうかは観る人の判断ですが。そして、この映画を徹底的に非難するレビューにこそ、僕は感動を覚えます。そこには、全ての人間の幸せには意味があると信じようとする力強さを感じるからです。それこそが人間の想像力の持つ美しさだと思います。敢えて踏み越えてまで、この映画を撮った監督に改めて敬意を表したい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-05-14 02:27:21) (良:2票) |
768.《ネタバレ》 まず、手術費を取り戻す為の殺人だったとはいえ、主人公が子供の視力を回復させる、という自身のアイデンティティの拠り所のためにビルを殺すことを「選択した」ことが肯定されるのであれば、この映画は死刑制度反対の映画とは言えない(最後に大仰な字幕表示があっても)。具体的な社会制度批判がない描き方は現代劇である必要性はあったのか?というのが一番の疑問だった。 この映画は単に、皆が自分勝手に生きれば不幸になるよ。という簡単なことを言っている。強引に言えば、放蕩するリンダ、その妻に尽くすことしか知らないビル←→視力を失いそうなジーン、息子の治療が人生の目的化しているセルマ(彼女にとってミュージカルは嗜好であっても、生きがいではない)という裏返しの関係性に、権力性の強弱の対比をかけただけであるといえる。 事前知識から本当に絶望的なストーリーを予想していたが、最終的に息子は手術を行い、それは贖罪として作用しているので、セルマの死は、盲目への絶望+手術の達成による半分納得の死であるので、予想よりは絶望的でなかった。 【楊秀清】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-03-09 09:57:32) |
767.《ネタバレ》 なんだかイヤーーーな気分になりますよね、やっぱり、観終わった直後なんかは。やるせない内容ですが、やはりヒカルものはあったと思います。ホントにつまらない映画だったら最後まで観れませんもん、ミュージカル要素もあるし(これはわたしの好みの問題ですけど)。それでも最後まで魅せ切るってのは、チカラがある映画だったんだと評価したいですね。 たまに観返したくなる映画ってのは、そうそう無いですからね。 【ろにまさ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 17:17:47) |
★766.これを見てラースフォントリアーに惚れ込み彼の映画をほとんど見た。 しかし彼の映画を見るたびにダンサーインザダークの評価は下がっていく。 何故なら、結局この映画も観客に絶望を味あわせたいだけなのではないか?という疑問を抱いてしまうからだ。 とはいえこの映画は完璧だ。遺伝するのに何故?という最大の疑問点を見事なまでに解決してくれた。見る人を選ぶ、非の打ちどころがない一本。 【エーテル】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-01-19 14:18:42) |
765.視力の問題を隠しながら働き、息子の手術費を貯める日々を描いた前半は良かったけど、警官がああいう事をしでかしてからは監督に腹が立ってきて、裁判中は怒りに震えた。どういう気分でこのような映画を作るのか知らないが、相当悪趣味だ。これは間違いなく0点と決めて、とりあえずは布団に入ったが、その夜はどうにも列車でのミュージカルシーンが頭から離れない。気になってた黄色みがかった映像も、このシーンの青い空、白い雲の美しさを引き立たせる為だったのかな。朝起きて、これだけ印象に残る映画も珍しいだろうと考え直した結果、2点ということに…。今はこれが限界。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2012-01-14 14:01:07) (良:1票) |
764.ヒロインの仕草が当時の彼女に似ていたので、二人を重ねて見ていた私は3日程落ち込んだ。 確かヒロインのビョークは賞をもらったんじゃなかったか、好演に引き込まれる。 引きこんで落とされるので、注意。 【afoijw】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-01-04 03:16:45) |