98.《ネタバレ》 火星への有人飛行に飛び立った宇宙飛行士、が実は・・・。設定は非常に面白いです。しかし、とんでもない状況に置かれている宇宙飛行士が結構淡々としていたり、隠蔽しようとしている側の手口が甘かったりと、リアリティーに欠けあまり緊張感が伝わってこなかった。 あらすじを知っていると、それ以上の驚きがあまり無いため、中盤以降の展開が冗長的に感じます。ラストもいろんな意味でいい所で終わってます。ここで終わるか!というのが一番驚いたところでした。 【Luckyo】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-31 02:51:54) |
97.《ネタバレ》 ストーリーが知れてNASAの協力が得られなくなったという作品。ソ連てものがあった冷戦時代の技術競争や緊張を知らない人は動機に乗れない人もいるかもしれませんね。ソ連に対する優位を保つために有人火星宇宙船を無人で飛ばし、宇宙飛行士たちは秘密のスタジオで火星到着の演技。しかし、地球へ帰還した宇宙船は大気圏突入時に事故で焼失。お芝居をさせられていた宇宙飛行士たちは生きていてはならないことに・・・その展開が面白かったです。当時だとこのごまかしもアリに思えなくもないですが、今ほど技術や知識が一般に広まる時代となると、これでごまかし通すのはかなり無理がありますね。もっと面白くリメイクして欲しい作品なんですが、騙しの技術背景の問題でかなりリメイク難しそうなのが残念です。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-03-18 20:35:33) |
96.《ネタバレ》 一度観たことがあって2度目。でも結構楽しめました。 でも火星にほんとうに行っていないか行ったかは他の国からでもわかるような・・・・ そんなこと抜きにしてアイデアは素晴らしいと思います。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 11:39:07) |
【kaneko】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-01-21 19:59:52) |
94.単純なストーリーほど面白い、いうケースにうまくハマった内容の作品で、 やはり序盤のアイデアが素晴らしかった。中盤からの展開に少し甘い部分あり。 でもラストはスカッとさせてくれて、後味がとてもいい。 キャスティング、演出面で評価はちょっと下げたけど、万人向けで楽しめる娯楽映画。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-18 14:48:06) |
★93.《ネタバレ》 実際にあったかも。と思わせるくらいリアリティあるサスペンス。後半の逃亡劇になると(あくまで今見ると、ですが)若干古くさく、少し緊迫感が薄れてしまいます。もう少し前半のトーンのまま進行してくれれば最高でした。今見ても十分楽しめる作品です。 【goatherd】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 12:01:36) |
92.前半はとても面白く、後半が普通。 しかも本当にありそうなお話。 【虎王】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-06-03 14:16:32) |
91.私は一般の米国国民より先にこの映画を見た。といえば驚かれる方もあろうが、この映画は1977年に制作され、日本ではその年の暮れに公開された。しかし当の米国では公開が翌年6月に延期されたからである。(延期の理由は誰しもわかると思う) この映画で必ずといって引き合いに出されるのは「アポロ計画」、人類は本当に月に行ったのかであるが、その真偽にふれるつもりはない。しかし米国の歴史の中にはこれ以外にも数多くの陰謀説があるのも事実だ。 私の子どもの頃は、米国とソ連が競い合って科学の進歩をめざしていた。といえば聞こえはよいが、当時は米ソ2大国がにらみ合う冷戦の時代、両国とも原水爆の開発に力を入れ、何度となく核実験をくり返し、核の保有数を競い合っていた。宇宙開発でも、ソ連が人工衛星を打ち上げれば、米国も打ち上げる。ソ連が犬を乗せれば、米国は人間を乗せるというようにである。だから失敗は許されなかったし、ソ連は秘密主義を貫き、失敗は絶対に公表しなかったのである。 したがって、この映画が作られたのも何も天地がひっくり返るようなことではなく、出るべきして出てきた映画であったと思う。しかしそれにしても映画前半の展開はすばらしいし、真実味を帯びている。SF映画というより政治もの、サスペンスものと言ってよいくらいだ。 ただ残念なのは後半の展開、突如としてアドベンチャーものに変身し、ありきたりになって評価を下げていることだ。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-01 12:02:54) |
90.《ネタバレ》 他の方もご指摘の通り、アポロの月面着陸偽装問題を彷彿とされるストーリーですが、それをゴシップのネタ止まりではなくしっかりと一級のサスペンスに仕上げたところがすばらしい。 前半はNASAの威信をかけて、カプリコン1号の火星地表着陸映像及び船内通信を偽造するというSFの形を借りたサスペンス調で話が進み、中盤より、計器の数値及び船内映像の些細な違和感から調査を始め、真実に迫る記者、機密漏洩を防ぐために追われる身となった3人の宇宙飛行士を交互に描き、後半、事態が収束し、圧巻のスカイ・チェイスへとなだれ込む構成は観ていて非常に魅力的。 確かに、記者を追う政府の手が若干手ぬるいような印象を受けたり、追われる3人の宇宙飛行士の場面になると若干トーンダウンしてしまう気もしたが、何より、実際にありそうな(そして大センセーションである)国家の陰謀をここまでスリリングかつエンターテイメント感満載で描いたことがすごいと思う。 【クリムゾン・キング】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-14 02:01:29) |
89.打ち上げの迫ったロケットにスーツ姿のおやじが現れ、これから宇宙に飛び出さんとする飛行士達に「ロケットから降りろ」と言い出します。「何言ってんだよ、あんた」「いいから降りろ、大変なことが起こってるんだ」、、、この冒頭には引き込まれました。ミステリーとして最高の幕開けではないでしょうか。スーツのおやじは有人火星探査計画の責任者なのですが、この博士のキャラクターは実によく出来ています。元は夢と希望に溢れた有能な科学者だったが、大計画に携わっているうちに世渡りを覚え、気がつけば現実主義の悪人になっていた男。不満たらたらの飛行士に向かって一席ぶつ場面などはかなりインパクトがあります。このケラウェイ博士が引っ張る前半は出色の面白さで、この映画は史上空前の傑作ではないかと思いました。しかし、博士の出番が減る後半になると映画は一気につまらなくなります。新聞記者の暗殺に何度も失敗したり、監禁状態にあった宇宙飛行士があっさりと基地から逃げ出してしまったりと、細かい部分でもアラが目立つ状態に。もうちょっとシャキっとして欲しいところでした。宇宙飛行士のエピソードなどは丸々削ってしまい、主人公を新聞記者ひとりに絞って彼が陰謀を暴くという物語にしてもよかったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-01-13 21:05:16) |
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88.月面着陸の捏造説からヒントを得た社会派SFサスペンス。ラストのヘリコプターとの追跡劇は圧巻で、あれを見るだけでもこの映画の価値がある! 【プライドだらけ】さん [地上波(邦画)] 6点(2010-12-26 23:54:40) |
87.うーーん、今観ると、話のそもそもの動機に不十分さを、後半のアクション劇の展開にムリヤリさを感じて、いまいち楽しめなかった。当時の都市伝説の映画化自体、しょせんキワモノだったのだとさとった。 【goro】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-11-20 17:19:11) |
86.《ネタバレ》 今でこそよく話題になる「月面着陸は捏造」ですが、これを30年以上前に映画化したわけですから衝撃的だったのではないでしょうか。物語の前半は火星着陸捏造が粛々と進み、陰謀の大きさを感じさせます。後半は絶望を感じるには十分の逃走劇が展開します。農薬ごときで岸壁を見失うかどうかはさておき、翼にしがみつく主人公は大迫力! 物語のその後が気になる、アメリカを揺さぶる映画でした。ゴールドスミスの音楽も◎ 【ようすけ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-01 01:45:56) |
85.面白い。もし、あれが実話だったらとんでもない事ですよね。だって世界をだましことになるんだもの。 【のははすひ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-10-26 00:12:00) |
84.《ネタバレ》 中継以外の状態の3人の宇宙飛行士が、同じユニフォームを着た若手トリオ芸人に見えましたね。それも誰がメインだかよく分からない方面のヤツです。ひとりの人間の「履歴」を削除できるシステムが、ヘリ落下で隠蔽工作をあきらめるかと言えば、疑問。今観れば、いまさらの「NASAのねつ造話」だとしても、今時、それが日本のバラエティ番組で使い回しされたネタだとしても、1977年にこれを映像として世に出せたエポックだと思えば、これ以下の点数はつけられない。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-24 14:55:01) |
83.見た当初はなかなか面白い発想だと思ったが、「人類はホントに月に降り立ったのか?」という疑惑に「ひょっとして」と現実味がありそうで怖い。月と火星の違いはあるものの、米ソが国の威信をかけて争った競争に決着がつき、あえて金やリスクをかけてまで月へ行く目的がなくなったといっても、技術の進歩がめざましいのに40年近くも人は月へ行ってないのは確かに不自然だ。 【きーとん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-08-19 23:56:36) |
82.《ネタバレ》 前半1時間はなかなかいい感じで、起承の部分として、大きなテーマをそれなりに緊張感たっぷりに提示してくれたのだが、後半1時間の転結の部分が、いきなりB級丸出しのただの追いかけっこになってしまい、グダグダ。個人の活躍にスポットを当てる手法はアメリカ映画の定番だが、この映画の場合、提示したテーマが大きすぎて完全に裏目に出ている。登場人物の行動、思考に対する説明が圧倒的に不足しており、前半に提示した大きなテーマに対する説得力のある背景提示もなされず、ご都合主義連発で、ラストだけ感動しろという画面作りをされても消化不良の中で感動できるわけがない。ストーリーの骨格やテーマは優れているだけに、尻すぼみのこの脚本、演出は、完全な駄作ではないのだが失敗作かな、と言う感じ。もう少しましな脚本家、監督が作ればA級大作となった可能性があるだけに残念。 【nobo7】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2009-08-08 23:24:03) (良:1票) |
81.《ネタバレ》 期待していたほどではなかった。逃げるまでの時間の長かったこと・・・。自分がどうしてこんなにも感情移入できないのかと考えてみたときに、登場人物の男性がオール魅力薄というのが関係しなかったとは言えないかも。一人位はシュッとしたイケメンを出して欲しかった。あと野暮と言われようが最初の退屈なシーンを5分省いて、最後のシーン以降を5分追加して欲しかった。あそこからが観たいんだよ~!! 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-07-09 03:34:32) |
80.《ネタバレ》 初めて観たとき、興奮してしばらく映画館の席を立てなかった記憶があります。この後、駄作・凡作を量産するピーター・ハイアムズですが、そんな彼にも本作では映画の神様が降臨して歴史に残る大傑作となりました。確かに、今DVDで見直してみると、ご都合主義が目立つ部分がありますが、そこをものともしないパワーを持っている映画です。本作のあまりにも有名なプロットは世界中の妄想おたくにパクられ、「アポロ11号は月に行かなかった」という都市伝説を誕生させましたし、そもそも「NASAの陰謀」というコンセプトはこの映画が世に送り出したものです。ヘリと複葉機のスカイチェイスは、現在のCG全盛の世の中では二度と造れない価値あるシーンですね。今でもジェリー・ゴールドスミスの書いたテーマを耳にすると、アドレナリン濃度があがります。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-06-03 20:26:29) (良:1票) |
79.《ネタバレ》 かなり以前に観ていたつもりだったが勘違い。未見でした。アポロの月面着陸が偽装という噂もあるが、それをモチーフとした映画か。ストーリーは主人公たちが砂漠に入ったあたりから緊張感が薄れ眠たくなる場面が続くが、前半はかなり面白かった。現代版ならばもっとCG満載でグラマラスな映像になると思うが、これは当時のチープな特撮感がいい味を出している。それにしても登場人物がタバコを吸う場面が結構あり、現代のアメリカでは考えられない「時代」を感じさせます。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-03 22:12:35) |