1.《ネタバレ》 『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』をベースに、『死霊のはらわた』などのスプラッターブームも取り入れ、香港らしい"けれん味"と残虐性をトッピング、派手な血しぶきが乱れ飛ぶ怪作。/ツッコミ所を満載しながら突っ走り、忙しかった時期ゆえに重要な時だけ出てくるチョウ・ユンファの扱いなど、大人の事情も垣間見えるなかなか楽しい作品となっており、特にクリーチャー等のSFXは、86年製作ということを考えても香港映画の中ではかなりレベルが高い方じゃないでしょうか。/復活寸前のラスボスにせっせと村人の血を与えるシーンでは、なんと子供が石臼の中へ放り込まれます。そして素手では手も足も出ない凶悪ラスボスを、ユンファが「待たせたな」とばかりに現れバズーカであっさりと片付けちゃう辺りの適当さに腰砕け。敵集団の中に車で突っ込むシーンで、ほんとにはねられて飛んでる人がいました。