9.少し地味な印象を受けるが、こういった実話を基にした作品は興味深い。 厳かな感じで悪くない。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-03 20:47:52) |
★8.《ネタバレ》 私には高尚すぎてちょっとついていけない部分が多かったです。 貧しい出自、しかもインドの人が遠くイギリスでどのように成功していくのだろうと思って見ていました。 ラマヌジャンは異国の地で頑張っていたのですが、リトルウッドやハーディー以外の人間にはなかなか認めてもらえません。実の母親が妻からの手紙をひた隠しにしてしまったせいで、妻とは手紙のやりとりすらできません。挙句、結核に侵されて死の淵をさまよいます。シビアな現実ばかり。気が重くなる一方です。 そんななか、ハーディと二人で分割数などラマヌジャンが見つけた公式の証明に没頭する日々。でもずっと具合が悪そうなラマヌジャン。いつ死ぬかわからないのに、愛する妻とは連絡もとれない状況。正直数学どころではなかろうにと思ってしまいます。 王立なんちゃらの会員になるシーン。フェローに認められるシーン。この物語のクライマックスはさすがに盛り上がります。努力と苦労が報われるわけですから盛り上がらないわけがありません。 ただ、できれば物語中もう少し盛り上がりポイントをちりばめてほしかった。実話とはいえ、映画にする以上多少の脚色は必要でしょう。教科書的な意味合いを超えられていない作品という印象です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2021-11-05 03:19:13) |
7.ラマヌジャン予想で知られるインドの天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記。数学どころか算数すら苦手だが、数学者の伝記や逸話は夢に、天才、奇人、変人あらゆる要素が詰まっていて面白い。 【Arufu】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-06-13 14:28:45) |
6.数学界でも稀有な存在として知られ、私自身も憧れる数学者の一人であるが、そのラマヌジャンの特殊性を描き切れていなかったように思う。淡々とラマヌジャンの半生追っているだけで、映画としては平凡と言わざるを得ない。 【ばかぽん】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-11-27 19:06:11) (良:1票) |
5.数学に強いわけではありませんが、こういう数学系の映画は結構好きです。イギリス人達のスーツの着こなしがオシャレです。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-12-28 19:31:49) |
4.《ネタバレ》 存じあげておりませんでしたが、驚くことばかりでした。神からの贈りもの、モーツァルト、ニュートンもそうだった、とのことですが。芸術家と違って数学者はそのすごさを一般人が知ることも、その軌跡をたどることもめったにない。ラマヌジャンのように、寝ている間に神が舌に数式を書いていかれても私は理解できやしないだろう。神から与えられているとはいえ、実のところ、それは本人が無意識に考えて、モーツァルトの場合は交響曲を奏でていたのでしょうか。100年経ってなお最先端で用いられている数式…ため息や、当時の社会への憤りがわいてきました作品です。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-10-09 14:33:26) |
3.ラマヌジャンのことを本でなんとなく知っていたので どのように映画としてまとめるか期待してたけど 数学のわくわく感があまり伝わってこなかった。 もったいない。 【aimihcimuim】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-08-28 00:46:52) (良:1票) |
2.実話だけに、なんとも言えない、結末..映画としては、ちょっと脚本が力不足かな..昔、こんなことがありました..的な、流れしかなく、メッセージ性は弱く、物語としても、見どころも、面白味も、まったくない..登場人物のキャラも、ぜんぜん立っていない..(深く描ききれていない) 興味深い内容だっただけに..残念..凡作... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-06-21 20:42:47) |
1.《ネタバレ》 夭折は数学界にとって計り知れない損失だった天才数学者ラマヌジャン。インドに残した妻との通信を妨げられ、第一次大戦下の英国でヴェジタリアンが栄養を摂れず病に侵される過程はやるせない。一方、敬虔なヒンドゥー教徒としての信仰心が発想の根底をなしていたのは天才らしい。彼を見出し支え友情を育んだハーディ教授は彼とは対照的な妻を娶らず学問一筋で無神論者の偏屈者。ジェレミー・アイアンズの貫録の演技が作品の品格を高めている。 |