人狼ゲーム マッドランドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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人狼ゲーム マッドランド

[ジンロウゲームマッドランド]
2017年上映時間:98分
平均点:6.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-07-15)
ホラーサスペンスシリーズもの小説の映画化
新規登録(2017-10-09)【目隠シスト】さん
タイトル情報更新(2024-01-21)【かっぱ堰】さん
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監督綾部真弥
キャスト浅川梨奈(女優)小池萌
松永有紗(女優)佐藤彩乃
佐奈宏紀(男優)庄司蒼空
飯田祐真(女優)中川未来
木下愛華(女優)三上優花
原作川上亮「人狼ゲーム MAD LAND」(竹書房文庫)
脚本綾部真弥
川上亮
あらすじ
『人狼ゲーム』シリーズ第6作目。今回は、人狼は1名、村人は2名(預言者・用心棒)、そして残り7名は狂人という異常な“狂人村”設定。狂人は村人陣営にカウントされるものの、生き残り条件は『人狼側』の勝利。つまり状況は人狼圧倒的有利。さて、村人カードを手にした主人公の生き残り戦術とは?!
ネタバレは禁止していませんので
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1
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5.《ネタバレ》  『マッドランド』の副題。その名もズバリでしたか。
 『狂人村』。次から次によく考えるなぁ。
 これ人狼側が有利すぎて、ゲームにならなくない?
 ・・・と、しばらく頭が混乱。
 でもよくよく考えると狂人は村人側としてカウントされるから、人狼側の勝利条件は『人狼1人、狂人1人』もしくは『人狼1人、預言者もしくは用心棒のどちらか1人』の組み合わせしかないわけです。人狼は人狼で1人しかいないというのは、なかなか厳しい勝利条件かもしれないですね。
 また、狂人も人狼を勝たせないといけないわけですが、最後に生き残れる狂人は1人だけなので、狂人同士で潰しあう必要があります。そうなってくると、思っていたほど人狼側圧倒的有利ってわけでもないのかな・・・。
 いつもとは全く違って、人狼をあぶりだすのではなく、自分が人狼であることを証明しなければならないってのは、結構面白い試みだと思います。その設定が映画の面白さにつながっているかどうかは微妙ですが、少なくともいつもとは違う心理戦や駆け引きを見ることができました。
 正直最初は狂人村のシチュエーションとルールが意味不明すぎて、これはもうクソ回だと思ったものです。
 ただ主役以外の役職を伏せたこと。庄司も彩乃も人狼ではないことがわかったあたりから、俄然面白くなってきます。
 そして今作は主役が初の用心棒。
 そしてなんと言っても、まさかの主役デッド。
 主人公のドアが開いたときの衝撃はなかなかでしたよ。
 結果として、今までとは違う路線の人狼ゲームを楽しむことができました。
 『プリズンブレイク』が一番好きなのは変わらないけど、これはこれで良かったと思います。
たきたてさん [DVD(邦画)] 7点(2024-06-09 03:13:05)
4.《ネタバレ》 4作連続で全然知らん人が主人公です。
ブレイク女優なのに知らないという無知を反省するしかない。
僕はこのシリーズをホラーではなく、推理ものと思って観賞しています。
犯罪ものと言えなくもないけど、これを犯罪という目線で見てしまうと元も子もない。
適切なジャンルとしてはゲームの映画化やミステリーということになるんだろう。
本作は初期設定に大幅な変更があるけど、ルールは逆にシンプルになっている。
どう考えても村人側が勝つのは無理ゲーと思えたけど、どうやったら勝てるんだろうと推理する楽しみがあった。
初夜からいきなりピンチとなる苦しい展開で、恐らく延命する方法は主人公の選択した方法しかなかっただろう。
預言者が殺されていたらゲームセットの可能性すらあった。
まさか本物の人狼がまだ隠れてたとは思わなかったけど、預言者が人狼の正体を確認しないはずはないので無問題。
その他は全員村人のはずだから、預言の使い道は一択だった。
でも、困ったことに誰を襲うか宣言しろとか提案されて、本物に漁夫の利。
預言者を守り続ける以外に策はないので、簡単にもう一方の偽人狼が殺されて本物登場。
どうやって本物に票を集めるか悩ましかったけど、少しだけ勝機が見えて来たような気もした。
狂人が減ったら預言者と用心棒の2票で勝てる可能性が高まるので、本物はどちらか一方を襲うしかない。
預言者は守られてるので、用心棒を襲うのが本物の勝ち筋だけど、それを逆利用した作戦に涙が溢れた。
このシリーズには主人公は死なない法則があったけど、6作目にしてこんな形で破るとは完全にやられましたよ。
見終わった後に冒頭のシーンを見直してみたら、確かに出血してるのが確認できました。
前半戦で生き残って、また車で連れて来られたという設定なのかと思っていたけど、卑怯な編集ですね。
時系列を入れ替えて冒頭でネタバレする遊び心はいいけど、勘の鋭い人が気付いちゃったら可哀想。
初見では全く意識しなかったけど、改めて見てみたら、序盤から2人の距離感が近過ぎてドキドキしちゃう。
切な過ぎる結末だったけど、これはゲームなんだと割り切って、僕は涙を拭くことにした。
もとやさん [インターネット(邦画)] 8点(2021-04-26 14:59:40)(良:1票)
3.《ネタバレ》 今回は人狼カードを引いた時点で負け確定じゃないですか?自分以外の全員を脱落させないといけなくないですか?一見人狼有利に見せておいて、圧倒的に狂人勢力が有利過ぎるような気がします。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2019-06-02 04:08:45)
2.《ネタバレ》 前回から半年で新作というのではほとんど量産体制である。
副題の印象として、佐賀県のガタリンピック(1985~)のようなことを泥まみれでやるのかと一瞬思ったが当然そんなわけはなく、実際見ればいつもの研修施設のようなところで撮影している。landに付くならmadではなくmudと思うのが自然だろうが、ちなみに原作では英語で書いてあるので間違わない。またついでに書くと、今回は人物の背景に明らかに富士山が映っていた。要は小山町フィルムコミッションの関連施設である。

今回も役者の熱演は相変わらずである。前回は「運営」の内幕に立ち入っていたので、今後はシリーズ全体の終結に向けた動きが出て来るのかと思っていたがそうでもなく、まだまだ同じパターンで続く予感を残して終わっている。
今回特に感じたのは(以前からあったことだが)、登場人物がやたらに怒鳴るのがやかましいことで、人の感情を音量で表現しようとしているのかと思うほど気に障った。また女子が男言葉で他人を罵倒するのは21世紀の今日よくあることかも知れないが、20世紀人としては当人を思いやる気持ちが薄れてしまうので困る。これもまた感情を刺激するための安易なツールにしているようで気分が醒める。
そのようなこともあり、今回は一部を除いて登場人物の誰にも共感する気にならなかった。終盤での主人公の意外な行動はいわば無償の愛によるものだろうが、当初の純粋な利害関係がどのように変質してこの結果になったのか、描写はあったようだが納得はしない。性的マイノリティの心情も説明は理解できるが共感どころでなく、どうもドラマ部分が弱いのではと思ったが、唯一心から共感できたのは虐げられた男の最後の行動だった。個人的感覚ではこれこそが正しい人の道である(途中でやめなければもっとよかったが)。

ところで映画の宣伝上、このシリーズは「本格派女優の登竜門」とされているようで、別に桜庭ななみとか土屋太鳳といった人々がこのシリーズでのし上がったわけではないだろうが、中身が濃いので役者が印象に残るのは間違いない。今回は特に飯田祐真という人が否応なしに目についたが、ネットで検索しようとすると普通一般の美少女タレント並みに「飯田祐真 かわいい」とかいう予測候補が出たりしてイメージが大混乱する。とりあえず自分としては「TOKYO CITY GIRL -2016-」というもののDVD化に期待したい。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2017-10-29 19:40:28)
1.《ネタバレ》 (重大なネタバレ含みます。大変面白い映画ですので、結末のヒントにつながる知識は何も入れずにご覧になることをお勧めします。なお、レンタルDVDのパッケージには、『人狼シリーズは一話完結となっておりますので、どの巻からご覧頂いてもお楽しみ頂けます』とアナウンスされていますが、シリーズ前5作を鑑賞済みの方が、より楽しめるのは間違いありません。ご留意ください。)  村人絶対不利の条件下における主人公の立ち回り方(生き残り戦略)に注目したいところですが、真の見どころは然にあらず。本作で常に問われていたのは人間性でした。“如何に生き抜くか”が全てと言っていい殺人ゲームの中にみる“どうしたら人として死ねるか”の価値。シリーズを見慣れた人ほど痺れる見事な“裏切り”に、どうぞ震えてください。シリーズ6作中、随一の人間ドラマであり、良脚本でありました。そして本作に限りませんが、若手俳優の皆さんの素晴らしい熱演にも、心から拍手を送りたいと思います。
目隠シストさん [DVD(吹替)] 9点(2017-10-10 21:20:35)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
3120.00%
400.00%
5120.00%
600.00%
7120.00%
8120.00%
9120.00%
1000.00%

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