2.《ネタバレ》 いや、予想外のいい映画。
と言っては失礼か。
相手の気を引くためにFacebookで先回りって、今時の映画にはありそうなんだけど、その部分の葛藤と男女の普遍のテーマもちゃんと考えさせる所がいい。
偽らない自分でいることと、相手の嗜好も大事にする妥協も必要って、全く矛盾しない。
まさに真理。
それをサムに気づかせる友人達も愛すべきキャラクターなのがいい。
キャリー・フィッシャーをオカズにする下品さも、物語の中で柱になる展開なのが心地よい。
そして自由奔放でありながら、純粋さも持ち合わせたキュートなバーディに途中から完全にノックアウト。
設定は違うけど、『ノッティングヒルの恋人』が重なる佳作。