9.《ネタバレ》 スウィングを愛する3人の仲間。
プレーヤーでもあるアーヴィッド。
女を買ったりする、どこか単純な、やがてナチに傾倒するトーマス。
そして父をナチにやられた、悩める主人公ピーター。
ポイントは、トーマスである。
仲間の中の問題児でもあり、仲間一の腕っぷしであるが、
ナチの優生思想にどっぷりつかり、とうとう父親も売ってしまう。
ピーターとアーヴィッドは、真摯にナチズムの広がる世の中で悩んでいた。
自分の好きなもの、自分を失ってまで、ナチにひれ伏していいものか・・
つらい映画であるが、英語でしゃべるドイツの映画だったので、どこかシラケた。