5.キャラ設定だとか各人の行動だとかが、妙にはっきりしなくてぶれていて・・・どうも迫力を感じないのです。それと、ラストをあのように持って行くのであれば、潜入捜査の過程でのステップがもっといろいろ必要だったと思います。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-09-10 02:08:21) |
★4.《ネタバレ》 まさに隠れた名作。このサイトを知らなければ、出会うことはなかったであろう作品です。 人物関係や動機の描写がやや荒いため、前半はわかりにくい部分もありますが、いつの間にか整理されていて中盤以降はかなり見やすくなります。話が展開し始めるのもこの辺りからでしょうか。 どの時代でも、心優しい人が任務と友情と愛情の板ばさみに苦しみながらも、まっすぐに突き進もうとする姿は胸を打ちます。最も印象的だったのは、チャウがそのすべてを大切にしようとしたこと。任務は全力投球。いつもホンのことを考えていて、最後はフーに殺されることを覚悟で真実を打ち明ける。きっとフーに打ち明けたのは、過去の潜入捜査での辛い経験があったからです。この伏線は見事に最後に決まりました。 そして報われないラスト。 言うことないでしょう。 荒々しくも、完成度の高い名作。 悲しすぎるので10点はつけられません。 ですが10点以上の映画だと思います。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-02-13 11:56:39) |
3.オフビートからのシリアスな銃撃戦でラストはもちろん泣き。派手なクラッシュに、銃弾で穴だらけの壁から漏れる月明かり、ゆれる女心に、ホモ臭い友情、大好物です。ギュウギュウに詰まって捨て所なし! |
2.《ネタバレ》 よくあるアンダーカバーものだが、香港映画らしくコッテリと友情を描き、男泣きの映画に仕上がっている。クライマックスのトライアングル構図は、タランティーノが『レザボア・ドッグス』でまんまパクっている。香港ノワール初期の傑作。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-11-08 07:03:54) |
1.《ネタバレ》 タランティーノがこの映画にインスパイアされて『レザボア・ドッグス』を作ったのは有名な話し。宝石強盗の一味に潜入したユンファ演ずる捜査官。強盗団の一人と友情を育み信頼を得つつ、強盗団一網打尽を狙うというもの。宝石強奪により警察に足が着いたという事で一味による犬探し(警察に情報を流した者を探す事)が行われる様は全く『レザボア』そのもの。構図までもが同じ。ただ間違く言えるのは『レザボア』の方が面白い。なぜならこの映画は犬探しまでの展開に面白みが無い。そういう意味でタランティーノはこの映画をパクったのではなく、再構築したのだ。 【カイル・枕クラン】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2006-03-17 22:16:36) (良:1票) |