★7.《ネタバレ》 ディズニー映画って本当に大好きです。毎度ハッピーエンドを文字通りお約束してくれるので、いつも観終わった後ハッピーな気分になれます。 この映画も例にもれず、とても美しく仕上がっております。 前半は過酷な大自然からスタートします。親切なおじさんが狼の犠牲になってしまったり、ホワイトファングのお母さんもそのとき死んでしまったりと、厳しい生存競争の現場を映し出しています。 ですので、中盤以降はサクセス、サクセスでハッピーかもしれませんが、前半の出来事を忘れてはいけないなと、今レビューを書きながら思いました。 風景の映像が息を呑むほど美しいところもディズニー映画の醍醐味ですね。真っ白な雪景色の中を進むシーン、大自然の湖にボートを漕ぎ出すシーン、見るたびにふわぁーってなります。 もちろんこの映画の一番の見所は、ホワイトファングとジャックの友情です。ジャックが熊に襲われるのを助けたり(けっこうハラハラします。ってゆーか、この撮影すごいですね。)、逆にジャックがホワイトファングを助けだして看病したりして、ゆっくりと二人の絆が出来上がります。 もう本当にべたべたなストーリーですが、そのべったべたなストーリーを心の底から楽しめる映画です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-12 04:55:17) |
6.《ネタバレ》 ジャック・ロンドンって、イデオロギーの枠に囚われることのなかった(枠を超えてしまった)優れたプロレタリア文学作家だったんじゃないか、と「荒野の呼び声」読んだとき思った。底辺労働者の擬人化としてでなく動物を描くことに徹して、労働の底辺部を描ききった。この映画観たら、それに「恋愛作家」という称号も与えられそう。水飲みながら向かい合うイーサン・ホークと「白い牙」、ほとんど一目惚れの電気が走る感覚。それから出会うごとにチロチロと互いに気にしながら惹かれ合っていくなんて、恋の描写ですよ。愛さえあれば種の壁なんて、と言うか。なんか恋愛映画として堪能してしまった。といって擬人化しているわけではない。『小熊物語』なんかよりもちゃんと動物に対する視線があります。母の死の後で世間へ出ていくあたりはいいですな。凶暴になった白い牙がジャックのところで優しさを知るあたり、もっと新鮮な感動を生み出せそうなのに、ディズニー映画の限界内での味わい止まりだったのが残念。ラスト白い牙が現われるとこはジーンとするけどね。究極の純愛映画。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-16 10:04:54) |
5.凄い地味でディズニーらしいコメディタッチなシーンも特にないけど動物を上手く扱ったディスカバリーチャンネルでやってそうなネタ。まぁ今だからそうだと言えるのはしゃあないし最初にテロップで全て完璧に調教された動物を使って演技させてるのでそれがさらなる感動を生みますよー、な感じで最後に動物愛護団体のチェックもうけてまーす、っていうアピールがなんか気にはなるけど大自然の中健気に生きる動物と人間の関係はよかった。イーサンの初々しさもいいけど、それ以外なにもない。 |
4.殆どが成り行きを見守るしかない内容で退屈するものの、関係が生まれる描写は心地よいですね。 【カラバ侯爵】さん [地上波(字幕)] 3点(2007-11-20 06:58:59) |
3.自然と動物の描写は素晴らしい。犬(狼)と自然が主人公。 なんとカナダ?の自然の美しいことか!! なんと多くの動物の可愛いことか!! なんと動物同士の戦いの迫力のあることか!! 小さい頃に親父にプレゼントされたジャック・ロンドン原作「白い牙」「荒野の叫び声」は思い出の本。 読めない字がいっぱい有った記憶があり、それでも一生懸命、わくわくしながら読んだものだ。今は混同して記憶も薄いが・・ 2回目鑑賞(’06.10) 【ご自由さん】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-01-20 14:43:39) |
2.《ネタバレ》 イーサンが初々しい。お約束のストーリーながら、狼を虐めた悪党どもが捕まって、よかったよかった。金も堀り当てられたしね。それでも、金持って街に凱旋するよりも、ホワイトファングと大自然で生きていくことを選んだ主人公に激しく共感。→その後続編に続くらしいw 【パママのタルト】さん 6点(2005-01-09 06:07:39) |
1.ストーリーはもの凄~く単純ですが、アラスカの大自然を堪能できるし、動物好きな人は感動できるかも。 【ぐれーん】さん 7点(2004-11-07 17:59:20) |