88.《ネタバレ》 ミステリーかと思わせておいてファンタジーだったという映画を作る事は、詐欺行為だから取り締まって欲しいです…。 【DAIMETAL】さん [DVD(吹替)] 2点(2014-11-13 14:17:33) |
87.《ネタバレ》 これはいただけない。余りにストーリーが読め読めで、そのままオチたらチープ過ぎると思えたので、物体転送機の件や水槽の件は視聴者をミスリードさせるための仕掛けだろうと最後まで見ていたらそのまんま着地してしまった・・・奇術を扱っておきながらストーリーの真相がSFだなんてそらないでしょう? 【J.J.フォーラム】さん [地上波(字幕)] 2点(2014-11-11 21:47:20) |
86.《ネタバレ》 張り巡らされた伏線が次々と回収されていく終盤の快感はまさに絶品。印象的なシーン(潰された鳥、無数のシルクハット、そしてボーデンの台詞の数々等)が脳裏にフラッシュバックされます。はたと膝を打つ感覚が堪りません。“プレステージ(偉業)”、その一瞬の為に“多大な犠牲を払う”主役2人の生き方の対比がドラマのメインストリームでした。ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイルが濃厚な人物像を見事に体現してくれています。唐突なSF設定があまりに荒唐無稽ゆえ、拒否反応を示す向きもあるようですが、よく考えれば本作は奇術師の映画。マジックのタネにケチをつけるのは粋ではない気がします。例の流行の映画ではありませんが、“ありのままに”受け入れるのが正しい鑑賞姿勢かと。所謂『難解』映画とは一線を画しますが、解釈に幅があり、かつ奥行が感じられるのが素晴らしいところ。思う存分物語の“裏側”を推理推測して愉しんでください。その中でも最重要ポイントと思しきものは次のとおり。ステラが発明した“瞬間移動マシン”の隠された効用に最初に気づき、実用化したのは一体誰だったのでしょうか? 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-06-24 18:57:23) |
★85.《ネタバレ》 この終盤の“?!”感、アリなのか。私はタネあり歓迎の手品を楽しんでいたんだよ。突如魔法だとかファンタジーが介入してきた日には対応に苦慮するわ。魔法使いにはグラムロックの異星人D・ボウイ様。個人的にはまさかの起用は嬉しかったけど。 なんだか惜しいな。手記を交互に展開し、騙し騙されの妙といらつくH・ジャックマンの心境にうまく乗せられていたのに。 着ている服まで再生されちゃうんすか。こりゃもう科学じゃないよ。馬車から超科学へのあまりの飛躍っぷりにはさすがに鼻白んじゃうよ。ベールが双子だったとかどうでも良くなっちゃったじゃないか。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-26 00:26:20) |
84.《ネタバレ》 決してつまらなくは無いがハッキリ言って本作は「失敗作」だと思う。それもかなり酷い部類の。私怨に基づく奇術による復習合戦が本筋となっているが、観客の殆どは全うなトリック(種が有る)に基づく奇術合戦の結末が観たくて最後まで本作に付き合った筈。その真面目な観客を裏切るかの様な「種明かし」は拍子抜けもいい所で、真面目に観ていた自分に腹が立ってしまった程。クリスチャン・ベールが双子なのは冒頭の中国人マジシャンの舞台を観に行くシーンや、ヒュー・ジャックマンが替え玉を使い結果として失敗する流れから大方予想は付いてしまった。外見が全く同じである双子を奇術に使う事はハッキリ言って詐欺だと思うけれど、彼らは文字通り人生を犠牲にして周りを欺く事に賭けていた訳で、身内はたまったもんじゃ無いがこれはこれで「有り」だと私は思った。 一方、ヒュー・ジャックマンの方は正直な所噴飯もの。私はあの物質複製移送機はニセモノで、森の中に散乱していた沢山の帽子と猫達は全てデビッド・ボウイが作り出した周到なネタ=詐欺だと思い込んでいた。確かに「公演は100回限り」「公演の都度運び出される謎の水槽」等の伏線は張られていたが、まさかあの様な結末に繋がるとは思ってもいなかった。見方を変えれば、本作自体が全うな種明かしを期待する観客に対するクリストファー・ノーランが仕掛けた壮大な「騙し」だと言えなくも無いが、真面目に観て損をする映画なのは確かなので度量の狭い私は3点にします。 【たくわん】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-04-15 11:27:18) |
83.《ネタバレ》 謎がいったいなんなんだと引っ張っておいて、タネを明かせばSF的なコピーマシンだったなんて拍子抜け。 SFならSFで最初からそう思わせる作りにしてくれないと。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2013-01-21 21:26:15) |
82.《ネタバレ》 オチが衝撃的でした(後半薄々感づいてはいたものの)。それでも全然楽しめました。 【黒ネコ】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-01-20 17:35:06) |
81.《ネタバレ》 ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリンの中の人)とクリスチャン・ベール(バットマンの中の人)、ライバル関係にある2人のマジシャンが過去の遺恨から角逐をエスカレートさせていく姿を描いた映画。相手のステージに上がってまでの妨害行為をお互いにやり合う所とか、双方の手記を通して過去と現在を交互に描いていく所とか、途中まですごく良く出来てると思いながら観てたのに、タネの探り合いの果てにガチの複製装置が出てくる所で全部が台無しに。あんなのでクローン人間が出来てしまうとか明らかに飛躍しすぎだろ。キテレツ大百科じゃねえんだから。それで結局、「タネが無いマジックなんて無粋だよね」的な結論?俺のワクワクを返せ!一方の双子のトリックとか悪くなかったのにすべてが後の祭り。まあ、原作に沿った内容らしいので仕方ない部分もあるのだろうが、あくまでマジック対マジックで最後まで勝負して欲しかった。でもノーラン映画のこういうお利口さんに見えて馬鹿っぽい所とか実は嫌いじゃなかったりする。ノーランかわいいよノーラン。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-29 02:59:59) |
80.《ネタバレ》 評価低いですね・・・個人的にはかなり楽しめた作品だったんですけどね。まず脚本の出来が良すぎ!これだけ2転3転しながらラストにきっちり伏線回収しどんでん返しを持ってくるなんて並みの芸当じゃありません。さすがノーラン監督ですね、脱帽です。後オチを知ってから気付いたのですが、クリスチャンベールしっかり2役演じ分けてましたね、まず声の出し方。一方はゴッドファーザーのデニーロのようなしゃがれた声でしたが、もう一方はいたって普通の声の出し方ですよね?と言っても自信はないのですが(笑)こういう所にも伏線張っているあたりからして2度3度見ても楽しめる映画だと思います。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-12-23 18:32:28) |
79.《ネタバレ》 全く飽きさせない展開、数々というより大量の伏線、全体の雰囲気、素晴らしい映画でした。アルフレッド・ボーデンは双子だったと理解するよりも、一度限りの複製をしていた・・・と解釈した方がより深みが出て面白い。複製装置の存在を受け入れてしまえば、全ての伏線がリアルに響いてくる・・・。アルフレッド・ボーデンの部屋進入トリックとか・・・しかし冷静に考えると良くないわ。なんかまだ騙されている気がする。 【masaov】さん [インターネット(字幕)] 8点(2012-12-23 11:33:10) |
|
78.《ネタバレ》 うーん、なんだか設定に無理があるような……。瞬間移動のマジックをやりたいがためにノーベル賞級の発明をした主人公に、そのライバルの種は「実は双子でした」ってのはどうなんでしょうか?? 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-07-07 22:23:14) |
77.《ネタバレ》 100%トリックのある純粋なマジック(ボーデン)と、トリックもなくマジックでもない100%科学の神秘(アンジャー)。ライバルだった2人、いつしか「あいつだけには負けたくない。」という気持ちがアンジャーを突き動かし、手段も選ばなくなる。ファロンを生き埋めにして得たボーデンの「秘密」を手にした時は、アンジャーはボーデンにほぼ負けていた。そして神をも恐れぬ「魔法の箱」でトリックもマジックも超越してしまったアンジャー。これには流石のボーデンも降参したのだが、アンジャー殺しで刑務所にいるボーデンにコールドロウ卿として会いにきたアンジャーはこの時、ボーデンに完璧に負けたのだ。ボーデンの「プレステージ」を見もしないで破り捨て立ち去ったアンジャーは既にマジシャンではなかったからだ。妻を死に追いやったかもしれない疑惑、トリックで敵わなかったライバルが今、目の前で死を待っている。アンジャーは「勝った」と悟っただろう。ボーデンの唯一の誤算はマジシャンとしてアンジャーの瞬間移動のトリックを諦め切れずに舞台下に降りた事。しかしその誤算でさえトリックにしてしまった。死の直前、魔法の呪文を唱え、己の死すら「プレステージ」に変えてしまったボーデンは、最期の瞬間まで正真正銘のマジシャンだった。アンジャーがした事と言えばせいぜい大金をはたいて「箱」を作らせただけ。それに対しボーデンは人生も、愛する人さえも犠牲にし、「秘密」を貫き通したのだ。そんな彼にアンジャーが勝てる筈がないのだ。ボーデンが得たかったもの。富?名声?観客の喝采?マジックの真髄?彼が犠牲にしてきたものを考えれば答えは自ずと見えてきそうである。2度3度と観て相槌を打つ緻密に作り上げられた構成と演出。アカデミー賞ノミネートも納得の 細部まで洗練された美術と映像美により、派手な演出に頼る事のない知的で繊細な作品に仕上がっています。これもまた、自分の中の完璧な作品の一つです。 【miki】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-06-23 17:25:10) |
76.《ネタバレ》 ゴリ押し感がありますが、終盤でのネタがあらわになっていきスッキリ。全体的に悲しい物語ですね。マジシャン同士の大げんか。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-12 01:38:54) |
75.2008.11月鑑賞。マジシャンを題材とする作品で結構サスペンスもあり楽しめた。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-10 22:21:14) |
74.《ネタバレ》 展開はすごく面白かった。お互いの視点の移り変わりや、過去と現在の行き来。それぞれの人物の描き方で、惹きこまれていった。最後のトリックはなんなのか?冒頭で「死んだ」アンジャーがいかにしてプレステージを演じるか、一つも見落とすまいと120分注視していた。だが、最後の最後に大どんでん返しが起こった。これがマジックか。なるほど、タネは知らないほうがいい。 【透き通るBlue】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-11-17 00:24:57) (笑:1票) |
73.《ネタバレ》 面白かった。双子オチはガッカリだけど。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-24 14:35:18) |
72.《ネタバレ》 二人のマジシャンの壮絶な騙し合い。特に,手記で互いに騙し合っていくところはなかなかすごい。中国人マジシャンの話と(ずっと話が進んで)サラを動物園に連れて行くところで,ボーデンの方の生活がやっとわかった。なかなか上手い伏線の張り方だと思う。-2はボーデンもやっぱり死ななきゃいけないんだと思うから。そこだけ納得行かない。アンジャーの奥さんの手を結んだのがどちらのボーデンか知らないが,そこんとこちゃんとしないボーデンの方が悪い!と思う・・・。ちなみに,ステージ下に落ちるアンジャーの方は納得して死んでいっている(ボーデンに復讐するために)んだと思ってた。。。が,違うのかな? 【蝉丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-23 23:38:15) |
71.《ネタバレ》 一時、マジックの種明かしバラエティが乱発したが、何の意味があったのか? 結局、種明かしをすれば、「何だそんなことか~」となってしまう。 さもなければ、「そりゃ、反則だろ~!」という超常現象にするしかない。 ボーデンは前者で、アンジャーは後者でした。 だから、結末のどんでん返しに、それほど驚きはありません。 もともと、マジックという「どんでん返し」自体がテーマの作品だから当然といえば当然。 作中でもあったとおり、結局、マジックの種など追い求めてはいけないということなのでしょう。 一方、「展開」であるストーリーは、非常に面白く構成されていたと思います。 華やかな舞台の裏にある苦悩に満ちた人間ドラマを楽しむことができました。 プロマジシャンのアンジャーが、最期になってボーデンの秘密に気付くというのは大きな粗だと思いますが、ご愛嬌ということで・・・ 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-12-23 09:03:52) |
70.奇術とSFの組合わせは斬新。 ノーランの映画はレベルは一定してるんだけど殺伐としてますよね。 豪華キャストは安定感はあっても新鮮味がないということでもあり、ベールは暗い役が合いますが、ジャックマンは彼にしたら汚れ役といえるような役、3人の女性も道具的。 普通っぽくしたくなくて(また)時系列をいじってるのもいいのか悪いのか。 ライバルが火花を散らすのは見応えあるし最後の両人の種明かしも意外性はあって十分面白いですが、好きな映画とはいえないかも。 ボウイさんは声とオッドアイでわかっちゃう☆ 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-10-02 00:00:03) |
69.《ネタバレ》 結局のところ、まともなトリックなんぞ無かった、というか、最大のトリックが『0086笑いの番号』かよ、と言いたくなるのですが、でも、面白かったです。クリスチャン・ベールの回想、ヒュー・ジャックマンの主観、クリスチャン・ベールの手記、ヒュー・ジャックマンの手記。互い同士がイレコになる複雑な階層構造、どちらが「器」でどちらが「中身」なのか。相手を躍らせているのはどちらなのか、踊らされているのはどちらなのか。そして、最後に笑うのはどちらなのか。そういった点、なかなかにスリリング。しかし映画とは言え、ヒトの手品を台無しにするのを見るのはヤなもんです(笑)、それもこんなに何度も見せられては。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-28 22:30:42) |