母なる証明のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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母なる証明

[ハハナルショウメイ]
Mother
(마더/Maedo/マザ-)
2009年上映時間:129分
平均点:7.25 / 10(Review 88人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-10-31)
ドラマサスペンスミステリー
新規登録(2009-09-28)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2024-09-15)【Cinecdocke】さん
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監督ポン・ジュノ
キャストキム・ヘジャ(女優)トジュンの母
ウォンビン(男優)トジュン
チン・グ(男優)ジンテ
ユン・ジェムン(男優)ジェムン刑事
チョン・ミソン(女優)ミソン
チョン・ウヒ(女優)
谷育子トジュンの母(日本語吹き替え版)
原作ポン・ジュノ(原案)
脚本ポン・ジュノ
音楽イ・ビョンウ
撮影ホン・ギョンピョ
配給ビターズ・エンド
美術リュ・ソンヒ
字幕翻訳根本理恵
あらすじ
軽度の知的障害を持つトジュン。そして、彼を溺愛する母。2人は漢方薬を作る僅かな収入で慎ましく暮らしていた。しかしある日、2人が暮らす静かな田舎町で女子高生殺人事件が発生、トジュンが逮捕されてしまう。十分な証拠も捜査もないままに犯人にされてしまうトジュン。警察も弁護士も信用出来ない状況の中、母は息子にかけられた嫌疑を晴らすために奔走し、やがて驚くべき事実を突き止める。そして、彼女がその果てに見たものとは…。 「殺人の追憶」「グエムル -漢江の怪物-」のポン・ジュノ監督が贈る衝撃のヒューマンドラマ。
ネタバレは禁止していませんので
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48.久しぶりに自分が求めるイヤ~な韓国映画(褒め言葉)が見れて嬉しかった。中でもこの映画は、誰一人感情移入出来ないところも特徴か。イヤ~な事が淡々と綴られていき、少しづつ、少しづつ、裏切られ、また明らかになり、そして少しイヤな結末。。。こういう映画は時間が経つとまたもう一度見たくなる・・・かな。
masaovさん [インターネット(字幕)] 7点(2012-01-05 01:24:07)
47.《ネタバレ》 母が息子のためなら何でもする。
それが殺人であり、しかもその殺人が勘違いによるミスだったとしても、大して気にはしない。
つまり、息子のためなら、関係のない人間を殺しても、「まあ、仕方ないわね」程度なのだ。

この描き方が実に明快で分かりやすく、障害を持つ息子を溺愛する母親の心情が、ストレートに語られている。

話はテンポよく進み、飽きさせないが、何だかテレビでサスペンスドラマを観ているような感覚に陥ってしまったのが、個人的には大きな感動を得ることのできなかったマイナス要因。

一方で、テンポがいい、どんでん返しがある、ドキっとする演出があるなど、誰もが楽しみやすく、入り込みやすい作りになっており、興行成績や口コミ評価を高くすることに一躍かっている。

いずれにしても、同監督作品『殺人の追憶』ほどの出来ではなかった。
にじばぶさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-28 23:50:16)
46.ポン・ジュノは凄い。ジンテは成宮に激似。
ベルガーさん [DVD(吹替)] 8点(2011-11-02 20:35:50)
45.母の原っぱで途方にくれている姿が印象的だった。
ホットチョコレートさん [地上波(字幕)] 6点(2011-10-31 20:53:13)
44.《ネタバレ》 結局、血筋だったというオチなのかなあと。
カッとすると凶暴になるという遺伝なのではないのか。
そういう意味で「やっぱり親子」だと。
…危険な親子だ。
作品中には描かれていないが、ストーリーが成立するために必須であると私が思うのは、「父親」のことだ。
父親の話は全く出て来ないが、父親はいたはずである。
「妊娠したくて(漢方の)薬を飲んでトジュンがデキた」と母は言っているから、妾とか不倫でなくて普通に結婚していたということでいいだろう。
先に死んだのなら、母親は父親の話をするものだ。
しないということは、妻子を捨てたということなのである。
すると「なぜ捨てたのか」という答えは実は作品中に明らかなので、息子が知恵遅れだということが判明したから出て行ったのである。
すると、母親の心中未遂の理由もおのずからわかるというものだ。
なおかつ、「なぜ〝バカ〟と言われると凶暴になるのか」という謎も、一緒に解ける。
「こいつのバカはお前の遺伝だ。オレには似ていない。」と言って父親が出て行ったあとに、母親に殺されかけたために、そのトラウマから「バカ」と言われると「また何かひどい目に遭うのではないか」という恐怖感から凶暴になってしまうのだ。
トジュンが殺されかけた年齢が、「知恵遅れ」であることがはっきりしてきた年齢なのである。
こういうことは一切説明されていないが、作品を見るとそういうふうな前提になっているので、作り手はそこまでの理解を要求しているのだと私は思う。
そうすると「凶暴」の種は母親が蒔いたものであったのだし、カッとなると凶暴になるという性質も母子で似ているので、父親の「お前に似た」という言葉を母親はさぞ思い出したことであろう…というのがたぶんこの作品のオチ。
鼻血とか鍼のツボとか伏線もちゃんと張ってありましたがまあ…なくてもよかったような気はするが。
…しかし、殺される少女にありがちな「淫売」という設定は、やはり発想が安易かなあ。
ご都合ではないかと思う。
私は「母もの」にはあまりピンと来ないほうなので、やはり「殺人の追憶」に軍配を。
パブロン中毒さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-20 21:51:30)(良:1票)
43.《ネタバレ》 たこ踊りに始まり たこ踊りに終わる。 
最後、見たくなかった 誰かさんの白い太もも。とっさに目をつぶったけど間に合わなかった ちょっとゲンナリだ。 やばいなこれは ちょっとしばらくトラウマだ。(≧σ≦)...  
しかし、すごいですよね このページ。すごく濃厚なレビューの数々。しかし、内容が内容だっただけに納得だ。 でも、結構楽しんだわりに、こんなことしか言えず去ってく自分ってなんなんだ。 もう、馬鹿なる証明ですね。参ったな
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-09-01 22:38:37)(笑:1票)
42.《ネタバレ》 ストーリー巧者の韓国映画らしい展開の速さ、意外さ。一時停止して席をはずそうという気にならない。殺人者に堕ちた後の目の暗さが見事。けど心中未遂の負い目があるとはいえ息子への入れ込みっぷりにはひく・・。母性愛などというつるんとした言葉を粉砕するもはや妄執。息子はウォンビンより可愛いですが一緒には寝ません。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-12 12:59:19)
41.以前見た殺人の追憶と同じジュノ監督作品とは知らず見てしまった。途中何度も殺人の追憶を彷彿させる雰囲気があり、似てるなあと思ったがやっぱりそうだった。かったるい内容だなと出だしは思っていたがだんだん進むにつれドキドキしてきてストーリーも捻っていたしとても面白かった。しかし、この後味の悪さはなんだろ。やっぱり殺人の追憶と同じ気持ちになってしまっていた。
さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-08 00:16:51)
40.《ネタバレ》 何をしてでも母は息子を守るとゆうことですね。母親が良かれと思って教えたことが、あとで裏目になってしまいました。言わんとしてることはわかるけれど、、、私には理解しがたい部分が多くて全く共感できませんでした。
civiさん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-28 02:54:16)
39.《ネタバレ》 業・・・親子の愛は無償ゆえ犯罪をも超越して存在する。問題作とはいえ力作。現代の日本の親子関係の希薄さ、むしろ親子が憎しみ合う映画の方が多かったりするが、親や子孫を重んじる韓国でなければ作れない映画だ。アメリカ映画なら子供を普通に犯罪者として警察にさしだすんじゃないか。正義ありきの国だから。いつまでも親子の愛は絶対であって欲しい。
カボキさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-04-13 22:18:34)(良:1票)
38.《ネタバレ》 見応えのある重厚な人間ドラマですね。母の我が子への愛は、真実さえ、社会正義さえ突き飛ばしてしまう。客観的に理解出来ないことはありません。でも、感情移入はどうしても出来ない。ここで描かれる母の愛は、多くの人の共感は得られても、決して社会の中では賛同を得られないでしょう。少なくとも、およそ法治国家と呼ばれるものを形成しているのである限り、やはり罪は罪。「死人に口なし」をまかり通らせる訳にはいかないでしょう。
「あなたの息子への愛は素晴らしい。決して、おいそれと真似出来るものではない。そして、警察は結果オーライの捜査を許されるべきではない。真実を追究し解明すべきだ。しかし、あなたも息子さんも正義に生きるべきです。自分たちだけの世界で完結することは許されない。何も知らずに亡くなった少女のためにも、そして老人のためにも。」
これが私の答えです。

ちなみに、韓国作品に見られる陰惨な中に散りばめられたユーモアは、どうにも受け付けられないなぁ…。
それと、関係ないけど、世界中には自分と瓜二つの人間が2人は居るって言いますが、殺された女子高生の友だち役の彼女、「いとうあさこ」に似過ぎてませんか?本人かと思った…。
タコ太(ぺいぺい)さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-10 12:56:16)(良:1票)
37.《ネタバレ》 好きだと言った時に嫌いだと言ってもらえたのなら納得できるし、あきらめもつきます。好きだといった時に聞こえないふりで、はぐらかされたり曖昧な返事で引き延ばされる、蛇の生殺しの状態が一番辛いし残酷です。
赤の他人ならまだしもそれが切っても切れない親子の間で何十年も続いたとしたら。
人を殺してまで表現している愛の形が伝わること、報われる事がないとしたら。
ラストシーンはそんな閉塞しきった愛からの開放の踊りか、そんな事実を全て受け入れてまでも無償の愛を与え、道化のように踊り続けるという決意のようにも見えました。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-26 17:29:03)
36.思いのほかサスペンス要素が非常に強いことに驚かされた。
だが原作から手掛けたポン・ジュノ流サスペンスは非常に見応えのあるもので、特に物語の核心へ向かう後半の怒涛の展開は凄まじい。

母は強くて、弱くて、この映画は「母親」の姿をえぐり出すように見せ付ける。
主演2人の演技も完璧。
この監督特有の映像美も光る。
おーるさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-11 10:04:16)
35.《ネタバレ》 必死な母と対極に、何を考えているかわからん息子にもやもや。後半の展開は「ぬう、そう来るか」と唸らされた。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-25 18:02:16)
34.《ネタバレ》 無実を晴らそうとするのが母の愛なら、無実の演出に人を殺すのも母の愛、そして無実の青年に罪を着せるのも母の愛。つまり、そこに正義や道徳はありません。そんなものは、母の愛の前には二の次の論理なのである。道徳観や倫理観は人が社会を形成する際に、必要に応じて後天的に作られた価値観。それに対して「母の愛」は人が子孫を残すために備わっている本能を、行動的に類似した部分が多い「愛」で代替形容したものだと本作を見ていて思う。どちらが強いかって言ったら、そりゃ後者ってことになる。ご丁寧に「バカな子ほど可愛い」というオプションまで付けてある。その母の愛に対照させるのが息子の感情。コメディ要素だったはずの「バカな子」が、後半になると心情にベールを掛ける役割を果たす。廃品回収じいさんの焼死の真相に気付いていることを匂わせ、さらに気付いても忘れそうな記憶力の無さはサスペンス&ミステリーとして機能するが、なにより母の想いを素通りさせているような不透明さが、母を不安にさせ、母の愛を孤立させて行く。一方通行の行き着く場の無い本能的な愛。それは誰も見ていない原っぱで一人で踊る虚しさに等しい。ありふれた日常に隣接する非日常を軽々と残酷に切り取る芸当はこの監督の確固としたオリジナリティ。本作でもそれを確認させてもらいました。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-18 13:58:32)(良:2票)
33.《ネタバレ》 始めは母親が自分の子供のために奮闘するところがいきすぎているが、どこか健気に写る。だが、後半になるに従ってその意味合いが不気味に変わってくる。普通のサスペンスものとばかり思っていたので良い意味で期待を裏切られ、大変楽しめた。
峠のわが家さん [映画館(邦画)] 8点(2010-12-18 00:47:53)
32.《ネタバレ》 うわーっと寒気のするようなある種ホラー。気持ち悪いんですよ、ポンジュノの映画は。これ褒め言葉です。
長谷川アーリオ・オーリオさん [DVD(吹替)] 7点(2010-12-16 16:12:14)
31.《ネタバレ》 犯人探しに関しては読めてしまう人もいることと思いますが、この映画の核心はさらにその先にありました。捕まった男との面会を強く望み、母親がいるかどうかを確認するトジュンの母。いないという答えを聞くと、この男を犠牲にする事を決意する。モラルや良心から・・・という言葉では軽く感じてしまうかな? 罪悪感、どうしようもない自責の念が頭の中をめぐって涙が止まらないのだった。人間の本質、愚かさ、恐ろしさに迫った圧巻のサスペンスドラマ。10点をつけない理由はこの監督よりちょっとだけ人間を信じてるからかな。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-10-21 17:30:19)(良:1票)
30.《ネタバレ》 
休日の深夜、この映画を観て就寝した。
すると、この映画に満ち溢れる「不安」を如実に反映した夢を見て、非常に目覚めの悪いウィークデーの始まりの朝を迎えてしまった。今も、どこか気怠く、眠い。

韓国映画には、その善し悪しは別として、ねっとりとまとわりつくような「不安」に溢れた作品が多い。それは映画のジャンルに関わらず、ドラマ、アクション、サスペンス、ラブストーリー、更にはコメディにまで至り、映画を生み出すそもそもの“根底”に備わっている要素のように思える。
何本もの韓国映画を観ていると、時にその“厭な雰囲気”に対して、嫌悪感を抱いてしまうことも多々ある。
しかし、もはやそれは韓国という国が発する文化性であり、外国の映画を鑑賞する以上、否定できないことだとも思う。
そして、その“厭な雰囲気”を包み隠さずぶつけてくるエネルギーがこの国の映画にはあり、それこそが韓国映画の魅力だと思う。

そのエネルギッシュな韓国映画界において、トップランナーであり続けているのが、今作のポン・ジュノ監督だろう。
力強く、美しい映像世界の中に、人間の滑稽さと愚かさを上質な情感をもって表現する術に秀でた彼の最新作は、“母親”が息子を愛する揺るぎない「本質」を生々しく、辛辣に描いた問題作だった。

殺人の容疑がかけられた息子を救い出すために、母親は雨の中昼夜を問わず奔走する。
そうして辿り着く真相、真相に対する母親と息子の言動……。

泥々としたミステリアスな展開の中で、ストーリーは二転三転する。
意外な展開に対してその都度息を呑むが、これがポン・ジュノの映画である以上、安直なカタルシスは得られない。

映画は、母親が無表情で踊り狂う様で、始まり終わる。

その様を、どういう心境で見られるか?この映画は、“厭な雰囲気”の中で、問答無用に問いかけてくる。
鉄腕麗人さん [DVD(字幕)] 8点(2010-09-21 11:08:50)
29.《ネタバレ》 韓国映画って狂気に満ちた作品が目に付く。
本当に狂ってるように見える。この分野では勝てん気がする。
虎王さん [DVD(字幕)] 7点(2010-08-13 12:22:43)
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【点数情報】

Review人数 88人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
311.14%
455.68%
544.55%
61415.91%
72326.14%
82326.14%
91415.91%
1044.55%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.83点 Review6人
2 ストーリー評価 8.33点 Review6人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review5人
4 音楽評価 7.60点 Review5人
5 感泣評価 4.66点 Review3人
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