12.階段を淡々と昇っていくうちに景色が少しずつ変わるだけの、ド単純なストーリー。これでも映画になるのかと、ある意味で驚きです。 それはともかく、あのタイプライター、いくら早打ちの技術を磨いても、ボトルネックは用紙の交換にあるように思うのですが、どうなんでしょう? 何か鍛えどころを間違えているような、その前にメーカーにイノベーションを促したくなるような。 いずれにせよ、フランスローカルな作品という感じ。わざわざ翻訳して海外に出す必要があるのかなというのが、正直な感想です。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-05-20 22:34:29) |
11.《ネタバレ》 どってことない(どちらかというとださい)女の子が、タイプ速打ちの特訓をして、勝ち上がる。いや、本当にそれだけです。よって、そのままだったら、またこれか、になるのですが、作品に面白みを加えているのは、主人公の男の造形です。何か妙にうじうじしているし、フランス人のくせに(?)目の前の女の子を口説きもしないし、しかもそれで一貫している。また、ヒロインが程良くあれこれ言い返しているのも、作品のお気楽ぶりをいい感じで増幅しています。通常だったら「何でこのコーチはそこまでタイプ大会にこだわるのか?」という裏事情が気になったりもするのですが、そんなことにわざとらしく気を配ったりしないのも、むしろこのカラフルポップな作品には合ってるかも。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-07 00:28:18) |
10.《ネタバレ》 監督がタイプライター早打ち大会のドキュメンタリーをテレビで見て 映画を撮れるなと思ったそうですが 早打ち大会に恋愛、親子の確執混ぜて、それなりに楽しめる作品になっている 【草のつるぎ】さん [地上波(吹替)] 5点(2019-09-29 11:37:54) |
9.《ネタバレ》 どんな話でも目指すものがあってライバルが居ると俄然面白くなる。そしてバトルになる! スポ根ものと勘違いしそうになる女性版ロッキーみたいなタイピストの頂点を目指す事務員のお話であり、最後はお約束のハッピーエンドが心地よい。 地味なお話なのだが何故か話に引き込まれてしまう。彼氏と彼女は決して美男美女じゃないけど、そこにも好感が持てる良作。 【リニア】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-08-04 02:42:19) |
8.《ネタバレ》 面白かった。クラシックで落ち着いた色合いに仕上がった画面も綺麗だし 二人とも根がいいから応援したくなる。 なぜ応援したくなったか? ルイは基本的に人がよくて、損得抜きの善意で行動する(下心もあまりない)人物であること ローズは母親を失っており父親からも秘書やタイプライターを反対されており、孤立していることが挙げられる。 大会に負けて失うものはなかった点はハラハラ感を若干損なっていたが 決勝でローズに渇をいれるのにルイが必要だ!と思えるので、素直に応援できる。 10本打ち、ピアノ指導、ブラインドタッチと指導法が具体的であることもよかった。 【Donatello】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-07-23 10:44:18) |
7.《ネタバレ》 はるか昔、子供の頃に見たアニメ、「エースをねらえ」にロマンスが加わった感じでした。最後のひねりがもう1つ欲しかった。 |
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6.ヒロインは可愛いし(超絶美人でないのがいい)、適度にお馬鹿なのもいい。色合いはカラフルで目に楽しいし、清潔感漂う照明も私の好み。清潔感漂うお色気シーン(死語?)も良し。ポップな音楽もいい。でも何かが足りない。「またいつかもう一度観たいな~」と思わせるような強い引っ掛かりの様なものがなかった。 【バーグマンの瞳】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-24 16:25:27) |
★5.《ネタバレ》 成熟した恋愛映画の本家という印象のフランス映画で、こーんなにライトな少女マンガにお目にかかるとは思わなんだ。原作はフランスのケータイ小説かなんかか?ベッドシーンが濃い目なのがフランスぽいけど。 主人公の女の子はキュートだけどちょっぴりドジ、彼女を脇で支えるのは年上の男性(兼上司)ときました。典型的なキャラ設定のうえ、互いが魅かれる理由や彼女がコンテストに出るいきさつ等のけっこう大事と思われる流れは全く無視され、当然のように恋に落ち、当然のようにケンカして、当然のように元サヤに納まり大団円。男女の心の綾もへったくれもありません。 いい年してこの話にノルのは難しい。ただ、ファッションやピンクのタイプライターといった小物のポップでカラフルなセンスは素敵です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-24 00:12:46) |
4.音楽もファッションもいいのですが、如何せんシナリオが穴だらけです。どうして上司がヒロインにタイプ選手権に出場させようとしたのか、懸命に彼女を応援する過程が全く描かれていないので、お互いに好きになるのも強引のような気がします。全く感情移入できません。ストーリーも予定調和で、ヒネリは一切なし。私はシナリオ重視の見方しかできないので、この採点です。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-09-20 06:37:12) |
3.ゴルフボール型タイプライターに一番驚きました、タイプの王様として君臨していたんですね。いまみてもフォルムなどがとてもかっこよいです!ところで、映画ですが、ロマンス・コメディ・スポ根、どれをとってみても中途半端ですね。少し残念 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 4点(2014-08-25 16:15:17) |
2.この作品には"キュート"という感想が付きまといますが、冒頭からまさにそのとおりでした。 その後の展開は、薬師丸ひろ子や原田知世らの懐かしき昭和のアイドル女優映画の香りがして、微笑ましいやら見ていて気恥ずかしくもなりました。 ただし、全体的に大きなストレスにはならなかったものの話の広がりもなく、たしかに"キュート"とはいえ、それ以上でもそれ以下でもなかったという印象です。 さすがに、いい歳した男が見るには限界があったかもしれませんが、非常に綺麗な作品でした。 もやもやしたときに癒しを求めるには良作だと思います。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-08 21:57:35) (良:1票) |
1.パソコンもワープロも存在しなかった1950年代、時代の先端を行く事務機械はタイプライター、そのキーをいかに早く打てるかが秘書としての能力を左右していた。映画はその早打ち大会であり、保険店の経営者と秘書とのラブロマンス。ストーリーはきわめてシンプルなのだが、お洒落でキュートな感覚がすばらしい。ヘップバーン似の主演のデボラ・フランソワはどじっぷりもかわいらしくチャーミング、軽快な音楽もまた良い。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-05-03 22:00:51) |