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マダム・フローレンス! 夢見るふたり

[マダムフローレンスユメミルフタリ]
Florence Foster Jenkins
2016年上映時間:111分
平均点:5.33 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-12-01)
ドラマコメディ音楽もの伝記もの
新規登録(2016-11-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-07-31)【+】さん
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監督スティーヴン・フリアーズ
キャストメリル・ストリープ(女優)フローレンス・フォスター・ジェンキンス
ヒュー・グラント(男優)シンクレア・ベイフィールド
サイモン・ヘルバーグ(男優)コスメ・マックムーン
レベッカ・ファーガソン〔女優〕(女優)キャサリン
アラン・コーデュナー(男優)ジョン・トッテン
デヴィッド・ヘイグ(男優)カルロ・エドワーズ
ユワン・スチュワート(男優)大佐
駒塚由衣フローレンス・フォスター・ジェンキンス(日本語吹き替え版)
森田順平シンクレア・ベイフィールド(日本語吹き替え版)
恒松あゆみキャサリン(日本語吹き替え版)
音楽アレクサンドル・デスプラ
撮影ダニー・コーエン[撮影]
配給ギャガ
衣装コンソラータ・ボイル
ヘアメイクJ・ロイ・ヘランド(メリル・ストリープ担当)
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【クチコミ・感想】

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1
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12.《ネタバレ》 実在のフローレンス・フォスター・ジェンキンスは歌手活動する前はピアノ教師をしていたぐらいで、決して自分のような根っからの音痴というわけではなく普通人以上の音楽的な才能(?)はあったんじゃないかな。でも歌わせると凄まじい破壊力を発揮したということは、絶対音感を持ち日芸のピアノ科を出ているのに…というあの山口めろんが思い出されます、彼女こそ現代に転生したマダム・フローレンスなのかも(笑)。まあこういうのって、障害の一種なのかもしれないですね。 歌唱力には定評のあるメリル・ストリープが熱演していますが、この映画の最大の欠点は私のような音感が鈍い人間からすると、マダム・フローレンスの歌がさほど酷くない、かえって上手く聞こえてしまうという事なんでしょうね。それこそ山口めろんみたいな“本物”を起用すれば良かったかもしれないけど、さすがに人材豊富な英米映画界でも見当たらないでしょう。まるで重婚してるような謎の男ヒュー・グラントも、彼が今まで演じてきたキャラからすると絶対裏でなんか悪さしてると疑って観ていましたが、実は最後までイイ人だったというのは意外でした。全体的に観てこの映画に登場するキャラはイイ人ばっかりだった印象、そりゃあNYポストの記者が酷評記事を書いたのはジャーナリストとしては当然の務め、賄賂を受け取らない・忖度しないというのは褒められるべきことで、某芸能事務所に忖度しまくる我が国のマスコミ人士は恥を知った方がいいです。 要約すれば「素人で音痴の金持ちの有閑マダムが、カネとコネにモノを言わせてカーネギー・ホールで公演する」という身も蓋もないお話しになっちゃうんですけど、あまりコメディに寄らないベタな展開にも関わらずホロリとさせてくれるラストでした。やはりこれは、メリル・ストリープとヒュー・グラントという二大名優の成せる業なんじゃないでしょうか。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-06-21 21:46:36)
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その意味を考えさせられる作品。

あとは時代をどう考えるか。今朝ドラで哀調ある戦意高揚曲を作曲した人を放映しているが、敵国は「笑い」による癒しを音楽に求めていたという対比。
東京50km圏道路地図さん [地上波(字幕)] 6点(2020-09-27 13:01:26)(良:1票)
10.設定的にコメディかと思ったけど、良いお話系のドラマだった。
個人的には メリル・ストリープの歌が皆が笑い出すほど下手に聞こえなかったので、イマイチノリきれない部分があった。
英語圏の人や音楽わかる人だとへたくそに聞こえるのか、自分の耳が悪いのか。
misoさん [地上波(字幕)] 6点(2020-09-22 22:31:57)
9.《ネタバレ》 苦労人だったマダム・フローレンス、病気治療に水銀とヒ素を用いてあんな姿になったが、長生きした方だそうです。音楽への情熱は誰にも負けていなかったということでしょうか。SNSでの炎上どころではないのですがあの時代をちゃんとうたった、という事実は誰にも消せないのですね。さて、こちらではヒューグラントもまたいい役者さんであるなあと実感、メリルストリープに負けていなかったです。脇役たちもいい味出しています。
HRM36さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-24 21:34:32)
8.《ネタバレ》 同一女性をモデルにしていながら、この英作品と仏映画「偉大なるマルグリット」の手触りのあまりに違うこと。これって国の文化の違いなのか、解釈が色々できそうで興味深いですね。
まあ、フランス作の方が主人公に対してアタリがキツイです。夫の造形もヒュー・グラントよりずっとイジワル度が高く描かれている。やはり芸術の都を擁するフランス人としては、彼女のしてきたこと、そしてそれを隠蔽し煽った周囲の人間らは音楽に対する冒涜だと感じるのでしょうか。
対してメリル・ストリープ版はフローレンス女史のカーネギー公演は今尚人気が高い、その側面を評価して人物像を創っています。彼女はいたって純粋に音楽を愛し、人はその一途さに何故か惹かれる。ちょっとエド・ウッド人気に近いものを感じます。
両作品、趣は違えど印象に残る映画です。
私は映画作品としてはフランス製のガツン、としたパンチ力を買いますが、フローレンス女史への眼差しは本作の優しさが好きです。伴奏者のピアニストの彼が良いです。戸惑いつつなし崩しに巻き込まれる彼が、いつしか彼女に心を寄せてショパンを一緒に奏でるシーンはほろりとしました。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-09 17:22:14)
7.《ネタバレ》 カネがあれば、へたくそな歌をほめてもらえる!

カネがあれば、カネ目当ての連中にちやほやしてもらえる!

カネがあれば、悪評の新聞も買い占められる!

カネがあれば、カーネギーでも歌える!

カネがあれば、だんなの愛も買える!

カネがあれば、伴奏者にもこっちの言うことを聞かせられる!

カネがあれば、自主制作でレコードだって作れちゃう!


では、歌わせていただきます。コホンッ


♪アァ~~~~~あたしも彼女みたいにカネが欲しいィ~~~

カネが欲しいよォ~~~~

カネがあればぁーーーーあ~~あ~~カネがあーれーばあああああーーーーー

ハッハッホホッホッ・・・ハッ!(ここ、オペラ風に)
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-04-03 15:31:16)(良:1票)
6.《ネタバレ》 フィフスエレメントのディーヴァと大して違いを感じなかった自分は音痴なんだなぁ…。自覚しました。
SINさん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-23 22:09:27)
5.聴き慣れるとそんなに悪くない。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-07-09 21:42:10)
4.ストーリーが駆け足過ぎて、いまいち入ってこなかった。
登場人物の気持ちが動いていくきっかけも欠落しているし、
全体的に支離滅裂な印象。事前に伝記でも読んでないと
楽しめないのではなかろうか・・・。
キャストも演技も良いのになぁ・・・。

前評判が良かっただけに、ガッカリ感が半端じゃないです。
ババロンさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-03-21 17:18:06)
3.笑えるんですけど、それだけでした。演出のない記録映画を見ているようです。フローレンスの音楽への情熱は伝わりましたが、それ以外は何も伝わってきません。せっかくいいキャストなのに、もったいない。
shoukanさん [映画館(字幕)] 4点(2016-12-23 00:00:39)
2.金に物を言わせて道楽に興ずる夫人。金にひれ伏して真実を伝えない人々。その最たるはシンクレアであり若い愛人をキープしており、善人ぶるヒュー・グラントの持ち味が相まって愛しているのは夫人の資産で、女主人に忠勤な執事にしか見えません。ジャイアンのように原っぱの土管の上ではなく世界の檜舞台での姿にはうすら寒さが募り、こんな話に何一つとして共感できるものがありませんでした。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 3点(2016-12-01 22:08:05)
1.《ネタバレ》 戦争の時代に活動した伝説の音痴の歌手、マダム・フローレンスを演じるメリルが初めて歌うシーン。
”ハッホッハッホッホ~~~~~!!”思わず笑ってしまいました。
メリルが極めて高い歌唱力を持つ女優さんであることは、「ハリウッドにくちづけ」などの映画でも明らかです。
そんな彼女の音痴っぷりは必見ですが、変わることのない彼女のパワフルな歌声は見事でした。
メリルはこの実在の人物を実に大らかに楽しそうに演じています。近年の作品では「ジュリー&ジュリア」の彼女を思い出します。
メリルの独壇場の映画と言いたいところですが、パートナーを演じるヒュー・グラントもまた良かった。
これまでにもラブコメを中心に、ちょっといい加減だけど憎めないキャラを演じれば抜群だったヒューさん。
本作で演じる役は微妙な役どころですが、ラブコメでこんな役を演じ続けてきた彼ならではの良さが出まくっています。
彼女の歌を絶賛する音楽愛好家の人々。その一方で彼女の知らないところでは常に彼女の歌声を嘲笑する人々もいる。
彼女が歌うと思わず笑ってしまうのですが、この2通りの人々を見ていると、途中からは複雑な気持ちにもなる。
それでも、病気と闘いながらも音楽を心から愛し、自分の歌を愛してくれる人のためにレコードをプレゼントし、
命を懸けて戦場で戦った兵士達のためにカーネギーホールで歌おうとするフローレンスと
フローレンスの周囲から批判や嘲笑を徹底的に遮断し、彼女を守り支える夫。
そんな2人の姿に切なさも感じるのですが、ほっこりした気持ちにもさせてくれる夫婦の奮闘記でした。
とらやさん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-01 18:16:05)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.33点
000.00%
100.00%
218.33%
3216.67%
418.33%
500.00%
6433.33%
7433.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 2.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
主演女優賞メリル・ストリープ候補(ノミネート) 
衣装デザイン賞コンソラータ・ボイル候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
作品賞(ミュージカル・コメディ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)メリル・ストリープ候補(ノミネート) 
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)ヒュー・グラント候補(ノミネート) 
助演男優賞サイモン・ヘルバーグ候補(ノミネート) 

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