47.実話ベースの物語。 天才系実話ものが大好きなので、本作もとても楽しめました。 見どころは映像美と子役たち。 何よりもジョシュ役のマックス・ポメランクくんの演技が素晴らしかったです。トラウマにならないか心配になるくらいに、役に入り切っていました。 この演技を見るだけでも、この映画を見る価値があると思います。 【めたもん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-19 14:39:33) |
46.なぜ強いのかなぜ弱いのかわからない。この子はただ生まれつき強いというだけ。弱いものをやっつけ、負けた者は退場。どお?俺の息子すごいでしょ、てか。親の驕りがすごい。 【ほとはら】さん [DVD(字幕)] 4点(2018-06-24 14:54:10) |
45.《ネタバレ》 ○どのようにしてチェスで勝つのかはほぼ全くと言っていいほど描かれないので、心理面をどれだけ描くかが非常に重要になるのだが、そこが弱い。○主人公が勝つことに目覚めるところ、ブルースが認定書を渡すところ、キレた母親のその後などなど。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-03 15:25:00) |
★44.《ネタバレ》 ”リトルマン・テイト”もそうだったけど、天才に生まれついたら本人も周囲もけっこう難儀するのだった。天才の芽を大人は伸ばそうとするし、その意見も百出で諍いが起きる。自分の頭越しに大人同士が揉める、その子ども当人は同世代との関わりが難しくなる。本作は、天才をめぐるこの不変の現象を、素直な描写で温かみを忘れずに描いた良作と思う。 ジョシュに関わる大人たちは見事に千差万別。子どもに対する考え方もそれぞれ違う。でも基本、良き人が多くて観やすかった。ライバルの子の親でさえ。私はフィッシュバーンのヴィニーが好きなので彼が大会に同行した終盤は、おおえらいぞ父ちゃん、と喜んでしまった。毅然と優しいお母さんも素晴らしい。息子の先生に出て行けとはなかなか言えるものではない。誰よりもジョシュの優しい心根を分かっていた賢母。 子役も皆巧い。ライバルの天才少年は完璧にヒールな目つき顔つき。あんなに小さい役者をよく見つけてきたものだ。そして、何よりジョシュ役のM・ポメランクに心を鷲掴みにされたワタシである。ぽん、と椅子に座った時の脚が床に届かないほどの小ささ、なめらかな頬、透明度の高い丸い大きなグレーの瞳。この綺麗な子を見ているだけで、私はとても幸せな気持ちになりました。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-18 00:14:04) |
43.《ネタバレ》 実話だとのことで、とても面白く拝見いたしました。 チェスはやったこともないしルールも知らないけど、どんなことでもその道を極めた人にしか 見ることのできない地平があるんだろうなぁと感じました。 そして天才児への期待と葛藤を持つ父親の心境もまた強く共感いたしました。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-03 17:36:41) |
42.ステージママが付いている子役や、ジュニアゴルファーもこんな感じなのだろう。 特殊な世界の話ではなく、幼い子供を有名私学に入れたい親にも通じるかも。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-01-23 22:43:48) |
41.基本的に〝ガキもの〟の映画は見ないのですが、本作は「ボビー・フィッシャー」の名につられて何も知らずに鑑賞。しかし予想外に良かった。親や周囲の大人が主人公に思いっきり期待する気持ちもわかるし、単なるゲームのはずが使命になり苦痛になっていく主人公の様子の痛々しく描かれています。なまじ才能を持って生まれるのも大変だなぁと、何ら才能を持たずに生まれた私は思います。 しかし、主人公の真の才能は「チェス」ではなく、「優しさ」でした。けっこう地味な作品ですが、爽快感だけが残っています。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-12-10 22:05:18) |
40.子どもを育てる上で、一つのことを成し遂げることを優先するのか、その楽しみを優先するのか、あるいはそのどこかにバランスがあるのか。 この映画を作った人たち(監督や原作者など)は、バランス派で、そのバランスがくずれる瞬間、それをいかにとりもどすのかをとても劇的に描いている。お母さんが先生を追い出す場面には強く胸を打たれた。そのほどよいバランスがどこにあるのかということは、きっとそれぞれの人、それぞれの人生ごとにあるのだろうけれど、少なくともそのバランスが失われた状態については、多くの人が納得するような合意点があるだろうと思う。この映画が選んでいる中庸の結論は、論理的な結論を出すことからの逃避のようにも、いい加減なハッピーエンドのようにも見えるかもしれないけれど、僕は真実はやはりそうした中庸の中にあるのだろうと思う。自分もやはりこの父親のように極端にはしりがちなところがあるので、妻ともよく話し合いながら正しいバランスを失わないように気をつけたいと思った。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 8点(2016-11-21 01:31:14) |
39.ボビー・フィッシャーを探してもそりゃおらんワケだ、まさか日本に行ってたなんて、ね。 ってのはさておき、チェスという頭脳戦を、映画にどう描くのか。どうしても、こんな風に、むやみに速い駒の動きと駒の音、って事になってしまうのでしょうか。こういうの見てると、どうしてもそんなにアタマ使ってないように見えちゃうんですけどね。 子供を主人公にして、その子供にあまり目立った演技をさせない、これは、成功しているように思えます。 できれば、その目立たない表情の中に、チェス盤に向かう視線をもっとしっかりと(その力を信じて)描いてくれれば、あんなチャカチャカしたチェスの動きでは描ききれない、そのゲームの持つ深み(って言っても私はサッパリ馴染みがないので、どのくらい深いのか想像もつかないけど)を、我々にもっと感じさせてくれたのでは、という気もします。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-24 15:04:58) |
38.囲碁や将棋と比べると明らかに底の浅そうなチェスだけど、トップを極めるには同情や手抜きは禁物。少年の才能は不明だが、性格や価値観は勝負師向きではないようだ。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-10-17 23:44:27) |
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37.ストーリーが読めても面白く見られるし、分かりやすく笑える部分もあり、とても良い映画だと思う。 教える方の気持ちは皆同じなのに、その人に合った、その時の気持ちに沿った教え方がある。人に何かを教えるって難しいなと痛感した。 あとアメリカでチェスが親が熱心になるほど行われていることを知らなくて驚いた。 大会の時に、親が熱中し過ぎて檻に閉じ込められたところが笑えて、とても印象に残っています。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-10-13 16:11:56) |
36.失踪したボビー・フィッシャーの思いを重ねるように作られていることが、この映画に深みをもたらしている。 少年のその後がチェスではない世界に広がっていく現実もあるものの、ここで表現されている世界も興味深い。チェスの試合についての盛り上がりがもっとあるといいと思うが、ルールを含め難しいか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-10-09 13:29:55) |
35.結局この主人公の少年はその後大成しなかったようで、今では普通の大人として生きているのかな?その原因・理由が本人の意志なのか?性格なのか?環境なのか?はわからない。現在、この主人公が幸福なのかどうかもわからない。そもそも有名人になって勝者となる事が幸福なのかどうかもわからない。人それぞれにいろんな才能があって、いろんな要素でそれが生かされたり殺されたりするんだろうけど、才能を発揮する事の是非と人生の幸福とは基本的に無関係であって、最終的には本人が納得できる人生を送れるかどうかが重要なんだろう。やや映像や音楽で不必要に盛り上げている印象があって、もっとストーリーで才能と幸福の関係性について丁寧に描いて欲しかった。昔の映画なので「高校生プレーヤーとして活躍中」で終わってしまって、その後の主人公については想像するしかないし、ボビー・フィッシャーの運命を調べてみたりすると、いろいろと考えさせられるものはある。才能がありすぎると政治利用されたり、政治に左右されてしまうという事をあらためて思い知った。<追記>主人公のその後を調べてみたら、頭脳派から肉体派に転向し、太極拳で有名となり、現在はメンタル系を中心に諸々の先生稼業をして普通の人生を歩んでいるようですね。人生とは面白いモノだなあと思いました。 |
34.《ネタバレ》 最初から最後まで飽きる事無く見られる作品。でも、ただそれだけかもしれない。 スパルタが良いのか、それとも個性を伸ばすのが良いのか。 一つの事に打ち込むのが良いのか、それとも色々な分野で見識を広げるべきか。 持って生まれた性質と才能を元に成功者が語れば、それら全てが正解になる。 雰囲気で見れるものの、内容としてはちょっと肌に合わなかった。 チェスの師の考え方を否定され決別したが認定書を持って来る演出の所は この物語において重要なシーンのはずなのだろうが、認定書を否定した後の フォローのシーンが無いまま、あのシーンに持って行くのは描き方が雑過ぎる気がする。 少年の成長を描きたかったのならば師と別れた後の家族とジョシュの気持ち、 別れた後の師の気持ちはどうだったか、そこをもう少し丁寧に見せてくれたら良かったかなぁ。 【デミトリ】さん [地上波(字幕)] 5点(2016-09-30 15:08:08) |
33.天才少年もの。 実話をもとにしたということは、正直見る前から成功者だということが分かっているので、 どちらかというと、どうやって成功したかを見るという映画になってしまう。 だからといって、話がつまらなくなるわけでもなく、見ていてドキドキもさせられる。 良くできた作品だと思う。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-07-14 15:23:12) |
32.ジュシュ演じるマックス・ポメランクくんのこぼれそうな澄んだ瞳!もっと活躍していてほしかった。それに本編が実話とは、このジョシュのその後をしらべてみたらそれがまた太極拳のチャンピオンになっていたりびっくり。才能を見出した親もすばらしいね。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-04-04 11:35:05) |
31.《ネタバレ》 ジョッシュ役の子が可愛らしかったですね。原作のラストにあったギャラリーの盛り上がりをもっと再現してほしかったかな。 【osamurai】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-02-14 20:07:35) |
30.《ネタバレ》 最近ボビー・フィッシャーのドキュメンタリー番組を見たところだったので、チェスに人生を捧げるような鬱展開を危惧したけど、予想に反して爽やかなラストシーンに安心した。 前半はボビー・フィッシャーと同じ過ちに陥りそうで心配したけど、ジョシュはジョシュの道を見付けたようで良かったです。 【もとや】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-01-25 18:28:47) |
29.天才ボビーフィッシャーの再来を夢見る周囲とは対照的に、冷静で野球も大好きな少年ジョシュ。むしろ野球をやっているときの方が楽しそうでさえある。大会では勝った喜びよりも負けた相手への気遣いで顔を曇らせる優しいジョシュが、葛藤を乗り越えてと言うよりは何とか心の折り合いを付けながら、それでも好きなチェスはやめないという幼いながらも揺れる心にジーンとくる。好み35/50、演出11/15、脚本9/15、演技7/10、技術9/10、合計71/100→7/10点 |
28.「ほとんどの人にとってチェスはゲームに過ぎないが、一部のある人たちにとっては人生そのものであり芸術でもある」というようなことが語られていたが、それはチェス以外のどんな競技にもあてはまるだろう。ゲームとして楽しみかつ天才的に強ければ言うことないのだが・・・。ジュシュの両親の考え方の違い、ブルースとヴィニーの戦術の違いと対比が非常におもしろいし、何と言ってもジョシュ少年のつぶらな瞳がとても印象的だった。それにしても手合い時計を押しながらあんなに早く駒を正確に動かせるものだろうか、驚異的。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-05-31 21:03:45) (良:1票) |