2.《ネタバレ》 国連の紛争現場での悪戦苦闘ぶりを描いた映画は、ほかに「ノーマンズランド」がある。
国連も人道的に有意義なことをいっぱいしているだろうが、
やはり映画が取り上げるのは、こういう過酷な現状である。
映画は、紛争現場の国連の動きの中で、なんとか正気を保とうとする
女性を描いてる。
きついな、と思ったのは、セルビア人との関わりの証拠を処分する中で、
夫が3年半の間、紛争の記録をつけた日記すら処分していたことである。
歴史は、このような戦火をかいくぐれなかった記録が膨大にある中で、
わずかに残った記録から形づけられているのだろう・・