29.二転三転・・・何転したのか、どうでもよくなった結末は、ミステリー小説への皮肉なのか。謎解きとしてもコメディとしても素直に楽しめない微妙な作品。アレック・ギネス&ピーター・セラーズの芸達者ぶりに3点ずつ。 |
28.《ネタバレ》 それなりに楽しめる映画。芸達者の演技合戦はない。あくまでも、それなりに。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-21 14:05:18) |
27.《ネタバレ》 うーむ・・・・結局なんだったのか?? この当時のアメリカのお笑いや推理ものに精通してないと全然楽しめないんでしょうね。おまけにミステリーとしては何も成立していないし何も解決していない、とうかそもそも何も事件が発生してない?!(苦笑) ん~~そういうところをこのオールキャストで楽しむ映画なんでしょうね、これがわからないのが何かちょっと悔しいw気持ちでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-12 16:37:51) |
★26.お話の内容よりも、二ール・サイモン脚本の洒脱さと各キャラクターの存在感合戦が印象に残る一本。 そうそうたるネームバリューの名探偵たちがぞろぞろ出てくるので、詳しい人ほど楽しめるかと思いますが、それほど元ネタに詳しくない私でも、とぼけたギャグの数々やギネスやセラーズの怪演ぶりなど、そこそこ楽しかったな。 ストーリーはミステリーとしてきちんと構築されたとは言い難いというか、そういう作品ではないので、ゆめゆめオチには期待なさらぬよう。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-11 00:23:11) |
25.《ネタバレ》 ミステリ好きなので、いつかは観ないとと思っていた映画。BSでやっていたので観賞。豪華キャスト、まだ若いピーターフォークのつやつやの顔、若く美しいマギースミス。探偵キャラクターもポワロ、ミスマープルに始まり、チャリーチャン、サムスペード、ニックチャールズ、イギリスミステリにはおなじみの「執事」、そして大富豪役にはなんとトルーマンカポーティ。よだれのでるようなキャストで、ものすごく期待しました。ストーリーはどんでん返しのどんでん返しの最後にまたどんでん返しとサービス精神は旺盛なのですが、各キャラクターに対する愛情が感じられず、どうみても外見だけを借りた別の探偵さんたちの集まりで、ニールサイモンはあまりミステリを読まないんじゃないかしらと思いました。結局この映画はミステリ好きではない人には面白いかもしれないけれど、とことんミステリを愛しているひとには苦々しいだけの映画になってしまっていると思います。少なくともわたしにはそうでした。 【はちかつぎひめ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-15 11:14:18) |
24. こういったコメディ映画は、元ネタに対する愛情があってこそだと思っていた自分にとって、むしろ元ネタのミステリー小説群を否定するような内容であった事は、非常に驚きでした。 ラストの主張に全く説得力が無かった、とは言いません。 けれど、そこにはユーモアという以上に悪意を感じてしまって、とても賛同する気持ちにはなれませんでした。 ピーター・フォークが出演している事もあり、観賞前は期待していただけに、それを裏切られたという思いもあります。 豪華な出演者陣は、ただ画面を見ているだけでも楽しい気分にさせられるし、作中のギャグシーンで笑いを誘うものがあったのも確か。 そういった「好き」な部分も簡単に見つけられるだけに、残念な気持ちになる映画でした。 【ゆき】さん [DVD(字幕)] 3点(2016-04-08 11:45:52) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 序盤は盲目の執事とか耳の聞こえない料理女とか、わざとらしいと思っていたのですが、そのうち笑いのネタがやたらと子供っぽいこと(子供向け?)に気づき、ドリフのコントみたいなものだと思って見ていったら、かなり楽しめました。だから邦題も『名探偵だよ!全員集合』とかにすればよかったかも。探偵役もちょうど5人(組)いますし。いい役者さんをそろえただけに、それぞれいかにもそれらしい探偵になっていました。また、舞台となる屋敷の仕掛けもなかなか愉快です。 終盤では「名探偵のいかにもそれらしい推理」と「いつもの意外な真相」をおちょくる展開が面白く、かなり傑作。しかし、最後の最後に出てくるどんでん返しはちょっとわかりにくいかも。トウェインが真犯人でしたというのも十分面白いのですが、それではある意味あたりまえすぎる(実際、私は予想していました)。そこでそれをさらにひねって、無理やり「意外な真相」をひねり出したわけです。これは、こうした意外な結末を連発する小説(作家)に対する皮肉であると共に、そうしたものを喜ぶ読者や観客(「よくある結末で面白くない」とか言う人)を揶揄しているように思われます。そこでちょっと考えオチになってしまい、私としてはトウェイン真犯人の方があざやかな終わり方で好きですが、この凝った映画のラストとしては、これもまたふさわしいかと思います。犯人が女性というのは、最初の方から暗示されていますし。 ということで、少々マイナスの点もありますが、オールスターの魅力に頼りすぎず、ストーリーもカッチリ決めてコントも冴え、楽しい娯楽作品になっていました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-02-02 20:33:10) |
22.ものすごく凝ったことをしようとしているのは分かるのですが、いくら名探偵(のパロディ)を集めても、肝心の個性の描き分けができておらず、みんな同じような芝居をしているので、設定の意味がないのです。勢揃いモノはなかなか難しいですね。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-13 00:00:34) |
21.《ネタバレ》 BSでやってたのをなんとなしに観たのですが、 見た事ある顔がいつくもあって驚きでした。 ピーター・フォークというと個人的にはコロンボ刑事のイメージしかなかったので、 本作のちょっと悪キャラなフォークは新鮮でした。 あとジェームズ・クロムウェル。あんな若い時の彼は初めて見ました。 全編にわたりゆるいコメディが続くわけですが、ピーター・セラーズの中国人役だけはさすがに強引すぎ、、、(笑) 【あろえりーな】さん [地上波(字幕)] 6点(2015-09-02 22:59:41) |
20.壊れかけた橋、落ちてくる石像、チャイムならぬ悲鳴、次々に起こる仕掛けが大変おもしろい。それに加え目の見えない執事に口のきけない料理人の取り合わせ、おもしろさだけをとったら最高の映画である。ところがドアを開けると来訪者たちが消えたり現れたり、主人のトウェインが突然現れたり反対側に移動するなど不思議なことばかりで、謎は謎のまま。そしてまたストーリーはごちゃごちゃ支離滅裂、終盤なんかどうなっているのかわからない。誰が殺されたのか、誰が殺したのか。あげくのはて「最後の5ページで真犯人登場とは何ごとだ」の意味深長なことぱとなる。このへんになると従来の推理小説名探偵ものに対する痛烈な批判がこめられているのだろうが、ポワロとミス・マープルしか知らない私にとっては少々きつい。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-12-08 03:17:15) |
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19.名探偵の元ネタを全部知っているわけではありませんが、推理小説は沢山読んだ口なので楽しめました。終盤のやけくそ気味な推理合戦に大笑いしました。出来れば吹き替えで見たい。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-08-18 23:38:18) |
18.《ネタバレ》 出演者が何気に豪華。 ピーター・セラーズのインチキ中国人が結構ツボでした。 字幕で鑑賞したんですけど、これ上手い吹き替えの人がやったら面白さ倍増しそうな映画じゃなかろうかと思いました。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-11-27 15:41:14) |
17.ひと癖もふた癖もある曲者役者たちが、大邸宅大集合「そして誰もいなくなった」設定パロディを愉しんで演じているのを観る映画。まあ、それ以上でもそれ以下でもない出来ですね。自分、動いているトルーマン・カポーティ氏を見るのはこれが初めてですが、「カポーティ」でのフィリップ・シーモア・ホフマン、ホントうまく化けやがったなあ~っていうのを再認識させて頂きました。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-10 11:24:01) |
16.《ネタバレ》 試写会に行きました。もうずいぶん前の話ですね。豪華キャストで期待しましたが、詰め込みすぎの感が強かったです。ところどころクスリとする面白さがありますが、全体の出来を考えると今イチかと。 【ジャッカルの目】さん [試写会(字幕)] 6点(2010-11-09 01:03:27) |
15.名探偵登場とあるように確かに名探偵が何人も出来来て、一人一人を見ている分には楽しめる。勿論、きちんとしたパロディ仕立てで楽しませてくれてはいるものの、やっぱりこれは元のネタに詳しい人とそうでない人では楽しめるかどうかという難点が感じられる。作品全体の雰囲気作り、結構、凝ったセットやら色んな意味で工夫されている点を評価しつつもそれでもやっぱりこの点数が私には限度です。それにしてもピーター・フォーク、まるでコロンボの柄の悪い奴みたいです。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-08 22:01:25) |
14.ツタヤが100円だったのでふらっと借りてみた。 設定がやたらわくわくするわりには内容はもう一つ。 最後の高笑いも意味がよくわからず、 パロディにするキャラクターも偏ってるな。 ブラックユーモアは笑えたけど、肝心の推理がつまらん。 |
13.《ネタバレ》 今も昔も“名探偵”という言葉は少年の心をくすぐります。自分もご多分に漏れず推理小説好きで、明智小五郎や少年探偵団シリーズがお気に入りでした。ですから本作も子供の頃に何度か観ています。当時は好きだったんですよね、設定が。洋館に招待される名探偵たち。はく製や絵画から覗く眼。主人からの挑戦、予告殺人、犯人はこの中にいる!なんてトラディショナルな展開なのでしょう。2つの部屋を使ったトリックにもワクワクします。古き良き推理小説、いや探偵小説の世界です。これがブラックなコメディに味付けされて提供される。基本的には今でもキライじゃないです。ノリは好き。ただ問題なのはラストです。とってつけたような推理。コロコロ変わる真相。これ、ホントは笑うところなんですよね。ミステリーに対する皮肉。でも何でだろう、あまり笑えませんでした。卑怯な三流ミステリーに激怒した経験のある人なら、賛同できるのかも知れませんが、自分は幸いにもそういう経験がありません。だから楽しめなかったのかな。『ノックスの十戒』とか『ヴァン・ダインの二十則』という言葉を久しぶりに思い出しました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-21 18:31:19) |
12.いや(笑)、いちいちコテコテのリアクションにノックアウト(愛)。元ネタわからなくてもOKでした。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-20 13:24:04) |
11.例によって推理小説にも疎い私は、誰が誰だかは何となくしか判りませんが、元ネタを知らずとも各々のキャラクターは充分面白く、また、ラストで犯人(?)がとうとうと捲し立てる推理小説のいい加減さには笑わせて貰った記憶があります。ニール・サイモンの脚本はパロディと言うよりは、推理小説に対する挑戦状といった趣が強かったですね。盲目の執事等も単なるお笑いキャラではなく、推理小説には度々登場する、障害を持つ怪しげなキャラクターからきているのでしょう。そういうことで、「再登場」にも再登場するジェームズ・クロムウェルの若きコメディアン振りに、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2005-01-28 00:03:49) |
10.目の見えない執事というギミックは面白かった。お客の女性がねずみに驚いて「ギャーッ」と叫ぶとすかさず「お客様が来たようです」「今のは私の妻です」のやり取りにニタニタしてしまった私でした。登場した探偵の全てが分かるというほどのミステリーファンではない私ですが、そこそこ面白く観れました。まあ、身障者を使ったジョークはブラックという事で。 【クルイベル】さん 6点(2004-09-24 08:58:05) |