27.《ネタバレ》 美味しい物も料理も好きなので結構期待したんですが、完成した料理の描写が極端に少ないし、出てきてもあんまり美味しそうじゃないんです。 アメリカに家庭でできるフレンチを紹介したジュリアについても、ジュリアの524のレシピを再現するとはいっても料理よりもどっちも女性の立身出世物語になってるのね。肝心の料理の美味しさが伝わらないからジュリアの524のレシピにも興味が湧きません。 調理の行程も玉ねぎ切ってたり泡立てしてるとこばかりだし、ジュリーのロブスターの下準備のとこなんかいい加減バカらしいし、清潔で片付いてるとは言い難いキッチンの隙間みたいなとこでやっていて汚いのが非常に気になりました。 ジュリーのブログも完成した料理画像をUPしたとこはなく、文章は料理には関係ないことばかりで、これじゃジュリア本人から批判されても仕方ないなと思いました。料理に真剣に向き合っているわけじゃなくて、読者の反応や出版の誘いが目的なのよね、ジュリア本人に見抜かれたんですね、たぶん。なんかほんとに期待外れ、見終わって思ったのは「だからなによ?」です。 ジュリーが想像しているジュリア・チャイルドを演じたらしいメリル・ストリープなんですが、オーバーアクトで鬱陶しさを感じてしまいました。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-07-29 19:02:40) |
26.《ネタバレ》 A・アダムスは可愛い。M・ストリープはうまい。でも何かが物足りない。冒頭のムニエルが最高に美味そうだったが、それ以降はイマイチか。全体的に盛り上がりに欠けるので、鑑賞中の飲酒で眠たくなるの巻でした。いい素材なのになあ。 【kaaaz】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-03-04 23:46:27) |
25.予告編を観て気になり鑑賞、予想していたものとは違ってました..現在と過去、別々の二人のエピソードが、作中同時進行する展開..等身大の主人公(二人)がリアルに描かれ、ヒューマンドラマとしては出来の良い部類だと思います..ただ、期待していたものは、若い主人公と往年の料理研究家(メリル・ストリープ)がひょんな事から出会い、ぶつかり、色んな事を引き起こす..っていうストーリー..肩すかしを食らった感じです..それから、メリル・ストリープ 演じる ジュリア・チャイルド の台詞の速さ多さに(字幕を読むのに)少し疲れました..本作は、映画として微妙ですね..ジュリア・チャイルド を知ってて観るのと、知らないで観るのでは、評価が大きく違ってしまうかも..米国人だったら..楽しめるのかな... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-09 14:13:24) |
24.相変わらずノーラ・エフロンって、頭で考えただけの薄っぺらい脚本と演出しかできないんですね。根本的には、50年前のシーンと現在のシーンで同じ撮り方しかしていないので、重層構造が表現されておらず、話の前提が成立していません。メリル・ストリープも、そんな演出で元気が出るわけもなく、小手先で芝居をして乗り切っているだけ。輪をかけてまずいのが、料理を主題としていながら、何かの嫌がらせかと思うくらい、肝心の食べ物が全然美味しそうに撮られていないこと。もちろん、料理のディテールにはまったく踏み込まれていない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2015-07-20 02:54:08) |
23.グルメものは好きな方ですが、盛り上がりに欠ける内容に思わず何度もあくびの出てしまう映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-07-15 00:10:47) |
22.《ネタバレ》 料理を扱っているが、料理そのものよりも、ジュリーとジュリアのそれぞれの人生の料理との関わりを映画化している。 時代も状況も(功績も)違う二人の生活をクロスオーバーさせるようで、作りとしては面白い。 でも、現実に最後までほとんど接触することが無かったのは残念(それが実話だと思うけど)。本当にジュリアはジュリーのことをどう考えていたんのだろうか。おそらくは会わなくて良かった事実があるような気がする。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-07-05 23:32:07) |
21.時代を超えた料理映画というのは新鮮だった。料理がもっと美味しそうなら更に良かった。NYタイムスの記者を迎える時の女の子の可愛らしさが素晴らしい。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-07 00:26:38) |
20.始まりはアメリみたいな世界観のセンスのよさを感じましたがそれからは結構退屈。ジュリーはただレシピを真似しただけだしそれがなに?といった感じ。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-03-02 13:49:46) |
19.《ネタバレ》 M・ストリープ、デカっ! シークレット・ブーツを履いてセッシュウしているのか、はたまたCGで画像処理しているのか、まさか演技力が彼女を大きく見せているわけではあるまいし?(ちなみに、実はチビだった早川雪舟の故事にちなんで、背が高い様に撮ることを映画用語で“セッシュウ”というそうです) J・チャイルドという人はこの映画で知りましたが、オーヴァー・アクト気味に感じるメリルの演技もきっと彼女のことだから実物を良く研究したうえでのことでしょう。コメディエンヌとしてもやっぱ彼女は抜群の才能を持っているのが良く判りますし、『マンマ・ミーア』の怪演よりずっと良いです。まあこういうハート・ウォーミングに徹した映画もいいもんだなと思いましたが、確かに料理が美味そうに見えないというのは、イタイところです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-04 21:35:43) |
★18.《ネタバレ》 冒頭の舌平目のムニエルをとても美味しそうに食べるシーンを観て、これは楽しい作品になるかな?と期待しつつ観ていたのですが、メリル・ストリープの過剰なリアクションする演技にどうも馴染めず。 映画自体は観ていて楽しめはしたけど、最後は結局なぞっているだけのジュリーを皮肉りたいだけ?と後味の悪い映画でした。 事実をそのまま再現するのが真実ではないかと・・・ 【かめきち】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-08-04 21:21:43) |
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17.冒頭、白黒テレビの中でのジュリアの料理シーンに、ジュリーが「adorable(可愛い人ね)」とコメントするところがあって、アメリカにも、かわいいおばあちゃんいるじゃんっていうことを発見してしまった。そう、まさにアメリカ版かわいいおばあちゃんなんだろう。NHKの大河ドラマの主役になりそうな人だ。でかくて、負けず嫌いで、とても明るい。あけっぴろげで、細かい駆け引きとはしなさそうで、うれしいときにはいっぱい笑い、悲しいときにも思いっきり泣く。そしていつもきれいにしている。良い友人に囲まれ、とりわけ素敵なだんなさんに愛され・つくされ、幸せいっぱい。 こういうイメージがアメリカのかわいいおばあちゃんなんだなって、よくわかった。 かわいいおばあちゃんが世界共通、時空を超えて普遍的なのか、それとも、日本とアメリカの共通性なのか、あるいは現代日本と現代アメリカの共通性なのか。 ただし、僕にはメリルはあんまり魅力的にはうつらなかった。演技がおおげさすぎるように思って。 後からジュリア本人の料理番組をYOUTUBEで見てみた(やまほどあった)。うん、やっぱりメリルの演技はわざとらしい感じだなぁ。笑いすぎる。 ジュリア本人は(少なくともその番組のなかでは)あんまり笑わない。 彼女は、素朴で不器用でおおざっぱなところが愛されてたんだろうと思う。たぶん、「洗練されたフランス料理」というイメージとのギャップが良かったんだろうなぁ。NHKの「きょうの料理」で、やはり日本の家庭にフランス料理を広めた帝国ホテルのシェフ村上信夫のキャラと重なる感じ。 その番組ではオムレツを作ってたんだけどできあがったオムレツを「もしだれも見てなければこうして手で直しちゃっても構いません」みたいなことをやってる。もちろん誰も見てないどころか数百万の人が見ているような番組のなかなのだが。youtubeのコメントにも「clumsy(不器用)」で「lovely(かわいい)」というコメントが。なるほどね。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 6点(2012-04-10 21:22:11) |
16.《ネタバレ》 時代をこえての二人の成長が楽しい作品。時代による差異と共通点をうまく描きつつ、ノンフィクションとして最後まで直接対面しないのがよかった。 【楊秀清】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-17 20:50:12) |
15.メリルの作品は、安定感があり間違いがないです。かなり個人的な世界が狭い内容ではあるが、現代的な要素と、伝統的な要素、ヨーロッパ的な価値観など微妙なサジ加減でうまくできています。ただ、ジュリーの方が感情の起伏が激しくて少々疲れます。双方パートナーが出木杉君過ぎて話が面白くないというか、予定調和的というか。まぁ安定して楽しめます。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-10 20:52:43) |
14.《ネタバレ》 ノーラ・エフロンの作品は今まであまり好きではなかったけど、今作は中々面白かった。 特にメリル・ストリープが演じるパートがわくわくできる内容で、そこだけでも良かったくらい。 安定した作りで二時間落ち着いて鑑賞できた。 【タックスマン4】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-12-16 18:48:51) |
13.ほっこりさせられました。アラサーで焦るのはアメリカ人も一緒なんですね、でも実際なってみると。。。というのも好き。メリル=今回はビッグ!=大女を引き立てるためにセットをも変えたのではというほど、視覚効果!を感じました。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-15 00:52:29) |
12.《ネタバレ》 ”ダウト ~あるカトリック学校で~”を見た後の観賞。 これまたこの二人のキャスティング。いいですね~。 淡々とそれぞれの人生が時系列でシンクロせずに進んで行き、いつこの二人が実際に会うのだろうと思って楽しみにしていたが実現せずに残念。90歳のメリルの姿を一目見ては見たかったものの、それが実現したかしないかで映画の出来にはさほど関係ない気もするのでそれはそれで良かったのかも。 まあ、実話がを元にというとで特に盛り上がる事もなくエンディングを迎えたわけだが、 もう少し強烈な印象を与える脚色を入れても良かったのではないだろうか? もう一度見ててそのシーンが近づくと思わず涙がこぼれるシーンやストーリーは見ている者を幸せにしてくれるのではないだろうか。 せっかくの名女優二人のキャストにしては内容が薄かった気がしてならない。 【Pea Shan】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-07 00:31:05) |
11.《ネタバレ》 すごいですねえ!!メリル・ストリープ。名女優とは分かっていても・・どんな役でも自由自在って感じです。ジュリーのエイミー・アダムスもそこら辺にいる女の子、って感じで親近感あります。二人の夫がどちらも、これまた優しいし協力的だし励まし役だし、と・・言うことないですもんね。最後のジュリアのジュリーに対する不快感は提示されたまま映画は終わりますが、それはそれで良かったのかも。 【AKO】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-04-10 21:41:22) |
10.《ネタバレ》 ユニークな構成かつハートウォーミングなテイストに仕上がっており、思ったよりも楽しめる作品だ。劇的なストーリー展開や驚くような感動的なオチもなく、不満な部分も多々あるが、二つのストーリーを上手く編集し組み合わせることで、それほど飽きることなく鑑賞することができる。 女性が書いた原作作品を女性監督が監督したことで、女性が女性らしく描かれている。 単調な仕事の中で自分の人生に疑問を持ち、何かで埋めようと必死になる姿や、時にはポジティブに、時にはネガティブに振舞う姿や、わがままで自己中心的、負けず嫌いで自分勝手な姿など、作り物ではない等身大の女性の姿が描かれているように感じられた。女性の観客は彼女たちをより身近に感じられて、自分も頑張ろうという気持ちになれるのではないか。 そのような妻たちを支える夫たちにはそれほどスポットが当てられていないが、要所要所で彼らの優しさが垣間見られるように製作されている。料理に没頭する姿にそれほど文句も言わずに、ひたすら付き合い、甘いケーキにはつまみ食いをして無言の励ましや賞賛を与えつつ、時には適切なアドバイスを送るという夫の鑑のような存在だ。 逆に、落ち込む妻たちをなんとか励まそうと努力しても、夫たちの苦労も知らずに“ピザ屋の2階”“パリに戻りたい”というような無神経なわがままを言ったりもする。 しかし、この辺りが個人的には非常に上手いと感じられた。 現実の人間は“聖人”ではなくある意味では“自分勝手な存在”なので、よりリアリティ度が増すように計算されている。 ジュリーに対するジュリアの誤解の件がやや尻切れになっているが、完全に美談にしたくはないという想いもあったのだろう。途中で彼女をネタにするようなコメディアンのシーンを盛り込んでおり、このような類と彼女が誤解したのではないかという想像させるようになっている。コメディアンのシーンも計算して盛り込んだように思われる。 それにしても、ジュリアの書物がジュリーに影響を与えて、ジュリーのブログが読者に影響を与えて、読者となった新聞記者の記事が出版業界に影響を与えて、出版物が映画界に影響を与えて、そのようにして出来た映画を我々が鑑賞するという流れは非常に不思議な気持ちになる。時間や空間を超えて一つに繋がっているということを改めて認識させられる。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-03-11 22:47:02) (良:1票) |
9.徹頭徹尾、ノーラ・エフロン映画。相変わらずひと味足りない(料理映画なのに)。たぶん人物の描きこみが甘いのでしょう。ジュリーもジュリアもまったく魅力的に見えないのだが、力技でなんとかしちゃってるメリル・ストリープはやっぱりすごい。逆に言うと彼女の芝居しか見るべきものはありません。決定的にヤバいのは料理がマズそうなことだな(笑) 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 3点(2010-02-25 11:40:24) |
8.冒頭オムレツ(多分)をひっくり返し損ねた後の台詞といい、サラダランチで落ち込み焦る様といい、ジュリーとジュリア、両方に親しみを覚えて瞬時に好きになってしまいました。いや~もうチャーミング!快活でめげないジュリアに、状況打破に頑張るジュリー。女性雑誌によくある特集みたいだけど、私には正直「分っかるわ~」の世界でした。ある年齢の女性なら、非常に親近感の湧く2人でしょう。この2人を演じるメリル・ストリープとエイミー・アダムスが非常に好い。また2人を支える夫達も素晴らしい。控えめで、でもちゃんと妻を分かってる(ある意味、理想だわな)。2組の夫婦愛にもジーンときました。4人が出過ぎることなく好演していたし、展開も無理がなく(ちょっと後半はちょっとダレた印象でしたが)、終始飽きること無かったです。音楽もいいですね。"Psycho Killer”ならぬロブスターキラーは楽しかったし、ジュリーと旦那がすれ違う下りでの“Stop The Train”は、2人の気持ちを代弁してました(歌ってるのはストリープの息子らしい)。 【泳ぐたい焼き】さん [映画館(字幕)] 8点(2010-01-17 19:37:30) |