1.クォーターマスシリーズ第二弾。前作「原子人間」が傑作だったので、その続編として観たので、それなりに退屈せずに観れましたが、これ単体で観れば、ちょっとイマイチだったかもしれません。宇宙から隕石型の乗り物にのってやってきたエイリアンたち。彼らは人間に憑依して地球で秘かに基地を作っていたってゆう内容。エイリアンは人間に憑依してるので、ラスト、10分まで姿を現しません。
でも、これはクォーターマスシリーズ他の作品もだいたい一緒なんで、それはいーとして、今回は、アクション性が強くクォーターマスも度々危険な目にあいます。サスペンス調で謎をといていく痛快さは健在ですが、謎が観てる人にはすぐにわかってしまうのでそこへいきつくまでの展開がちょっと遅く感じ前作ほどワクワク感は少なかったです。しかも最後の解決は無茶苦茶で、こりゃ漫画です。前作はリアルな所もあったけど、今回は荒唐無稽すぎます。前作を見てクォーターマスのキャラ性にひかれたなら観てもそれなりに楽しめるとは思いますが、やはり前作ほどのおもしろさはなかったです。クライマックスでは、巨大生物登場で、ミニチュアの出来も悪くなくエイリアンの基地もどっかの工場を貸し切ったのか、結構、お金かけてる感があっていい部分もあるんですけどね。うーん微妙。