6.《ネタバレ》 この作品の舞台である戦後の昭和の時代より、今の方が全然いい時代だと私は思っています。この作品は過去を美化することなく、あくまでも過去の友人との思い出を描いているところを評価したいです。 【TM】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-10-23 00:50:15) |
5.《ネタバレ》 三丁目の夕日、かと思いきやちょっと違う。 物語は比較的普通に進んでいくが、終盤に炭鉱町の事件が起きる。評価は難しいが、それは恋愛の感覚が理解できないからかもしれない。 旧き良きでも無く、切ない恋愛でも無く、青春時代の淡い思い出でも無く、何だろう、難しい。 【simple】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-06-05 21:05:05) |
4.この映画を観て最初に思い出したのは、元ヤクルトのペタジーニです。子供のころに友達の家で25歳上の友達の母親に一目ぼれ。その後結婚し、その愛妻家ぶりは有名でした。だから、20歳の年の差もありかなと。それに小雪だし、信さんが成長しても綺麗なままだし。映画は昭和30年代の福岡県の炭坑町を舞台に、貧しいながらも明るく必死に生きる人々の日常をリアルに描いたドラマです。ただ、私には炭鉱町に一人異次元に映えまくる小雪をひたすら鑑賞するだけの映画でした。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-06 17:29:13) |
★3.《ネタバレ》 劇中で信さんと主人公の母親の間に何が起こっていたのかは、見ればある程度はわかるが個人的に共感はしない。特に成人後の信さんが自分の母親に性愛感情を持っていたことに関して、主人公が何とも思わなかったのかどうかは疑問を感じる。また信さんの妹が不快感を示していたことについても、その背景事情や主人公への思いとの関係が不明瞭に感じられ、どうもこの辺の人間関係が納得できていない。
一方で個別の場面に関していえば、個人的に最大の見所だったのは(米とぎの場面ではなく)主人公と信さんの妹が岸壁にいる場面で、ここは何度見ても息を詰めて少女の表情に見入ってしまう。役者の年齢では4つも違うのに女の子の方がちゃんと大人びて見えるのが可笑しく、また最終的には少女の側から打ち切りをくらってしまったことで、見ている側としてもこのバカな少年に同化して一緒に悶える気分になる。そのほか親友との別れの場面では、まっすぐな気性だが素直になれない主人公に対し、親友の方がしたたか、かつ大らかなのが印象的だった。 こういうちょっといい場面はあるのだが、やはり自分としてはこれをストーリー全体の中でどのように位置づければいいのかがわからないのが残念だった。
なお原作を読むと、信さんの妹はちゃんと高校を卒業して就職したことになっているので安心するのだが、この映画では切ない感じにしようとしてわざと状況を苛酷にしているのが嫌いだ。そうしないと映画にならないということなのか。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-08-11 18:25:28) |
2.炭鉱町の歴史・役割・終焉の様子など興味深き題材でしたが、あまり話題にもなっていなかった分、過大な期待をせずに観てみました。でも結果それがよかったのかもしれない。普通に別れのある悲しいヒューマンドラマとして普通に観れました。あくまで普通に観れてしまった。小雪さんについては 苦手な分野のお人でしたが、108分もお付き合いしてれば次第に慣れてきました。物静かではありながら、時折、一輪の光り輝く花のようになる時もある 主演女優として相応しい方であったと思います。良いキャスティングであったと思います。信さんとの長い年月越しの愛の育みが見ていて切なかった。しかし、そんな事より家族の為、当然のごとく母妹のほうを優先にした上で生計を立てようとする信さんが頼もしかった 涙ぐましかった 家族とはあああるべきだと単純ながらも再確認させられた。ついでに、原作は単に『信さん』だったようですが、今回その後に副題のごとく付けられてた『炭鉱町のセレナーデ』という題名、付いてよかったと思えましたね 観るほうの側からすると とっても分かり易くって親切で。題名 『信さん 』だけで終わっていたなら たぶん観ていなかったかなと思います。 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-06-06 22:10:09) |
1.小雪さんといえば「三丁目の夕日」、その彼女が九州の炭坑町にやってきた。昭和30年代から40年代といえば、炭坑が閉山に追い込まれていった時代、その時代を見事に描いている。監督自身が九州出身だからかもしれない。 そういえば母親役の大竹しのぶさんも青春の門(1975)に出ていたのを思い出した。 【ESPERANZA】さん [映画館(邦画)] 7点(2011-12-24 15:50:10) |