1.《ネタバレ》 ゾンビの原点ともいわれるハマー・ホラー映画。
恐怖城ホワイトゾンビのような、ブードゥーの魔術でゾンビを生み出すみたいな映画だ。
恐怖城ホワイトゾンビほど不気味な演出や恐怖表現は成功していない。
働くゾンビがたくさん出て来た。
本来ゾンビとは主人に仕えて働くものだったらしい。
そんなゾムビーのメイクはけっこう迫力ある。
いきなり最初のゾムビ―が出てきた場面はびっくりした。たぶん名場面だ。
アフリカ系の太鼓のサウンドが呪術っぽい迫力はあるけど時にバカっぽい。
恐怖城ホワイトゾンビはベラルゴシという怪奇名優の怪演がマニアにも喜ばれたが、
この吸血ゾンビはおどろおどろしいゾムビ―以外に目立った点はない。
アンダーグラウンドな不気味さはあるが、吸血鬼映画のような幻想性はない。
ハマーホラーの怪奇な雰囲気はまあ楽しめるか。
ジェームズフォーブズ卿はひとりで活躍し過ぎだ。