馬の骨のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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馬の骨

[ウマノホネ]
2018年上映時間:91分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-02)
コメディ音楽もの
新規登録(2019-07-12)【かっぱ堰】さん
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キャスト小島藤子(女優)桜本町ユカ
大浦龍宇一(男優)伊賀
黒田大輔(男優)荻野(ベース)
高橋洋〔俳優〕(男優)相沢(キーボード)
粟田麗(女優)聡子
大和田健介(女優)遠藤
志田友美(女優)稲森タミコ
石川浩司(男優)石川浩司
ベンガル(男優)宝部郁雄
その他小島藤子(題字)
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3.「イカ天」がテレビでやっていた頃の1989年~1990頃、私はと言えば、青春真っ盛りの15~16歳で、時代はまさに空前のバンドブームでありました。番組詳細については、前段にて記載済のため割愛。(かっぱ堰さん、ありがとうございます) そして本作、「馬の骨」。まず、フロントマンの熊田 (桐生コウジ) の出で立ちが、明らかに忌野清志郎を意識しまくりで笑えます。ユカ (小島藤子) はかわいかった、そして、しれっと彼女と同居しているストーカーな彼、ちょっと危ないヤツだが、悪びれることなく、熊田さんをストーカー呼ばわりするところがまた笑えます。(おまえが言うか、って 笑) 全体的に、音楽で成功を夢見る人たち、インディーズの舞台裏やライブハウスの描き方は、成功するばかりが成功ではない、、そういう、音楽を (真剣に) すること、、それそのものへの愛が感じられてよかったです。 イカ、、じゃなくて、以下は余談。(忙しい方は読まなくていいです) あの頃 (1988~90年頃) は爆発的にCDが普及したこともあり、友人同士でCDを貸し借りするのがコミュニケーションの一つの手段となっていた。ちなみに、私が生まれて初めて買った記念碑的なアルバムは、光GENJIの「Hey!Say!」という、何ともトホホ・・な感じでして。 ← 時代が平成に変わったばかりの1989年2月発売、だから HeySay (平成) ね。(どうでもいいけど笑) その当時、おままごと程度にお付き合いしていた彼女が彼らの大ファンで、絶対いいから!! と、ゴリ押しで買わされたんです(T T) なんだかこっぱずかしいので、知り合い筋には、ブルーハーツの「TRAIN-TRAIN」てことにしてある。 以上、、ガラスの四十代、タケノコの告白でした。 ・・・内緒だよ。
タケノコさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-12-16 22:09:13)
2.《ネタバレ》 泣きました!!大泣きです!!(号泣)

映画序盤で描かれる若き日のバンド『馬の骨』のステージ。オッサンになってからの工事現場でのポンコツな仕事っぷり。どちらも本当に“しょーもない”のです。そんな50過ぎのオッサンが【挫折した地下アイドル】に出会い、彼女がシンガーとして歩み始める姿、そしてオッサンが一夜限りの『馬の骨』復活ライブへ!(ヘタレてステージから逃げた青春へのオトシマエ)ってのが大まかなあらすじなワケなんですが、復活ライブ当日、負け犬人生を過ごしてきたオッサンが逃げるのをヤメて【覚醒】して現れてから、俺の涙腺は決壊し涙があふれ出し続けたワケなのです!序盤で描かれた最低なステージが、実は壮大な前振りだったのがハッキリわかる復活ステージの神がかり!「六根清浄!六根清浄!ロックオン!」まるで『81/2』の大団円のフィナーレのように、いい人もイヤナヤツも映画の登場人物が全員笑顔でノリまくっているライブの神々しさ!画面のコチラでも俺も一緒に涙ダラダラ出しながらシャウトしてしまったワケなのです…。

オッサンは【シンガーソングライターのタマゴ】となった彼女に音楽の魂のバトンを渡し、【モヤモヤとした青春の後悔】から抜け出したンですね。ラストシーン、工事現場で精悍な顔つきで黙々とハンマーで杭を叩きつづける姿が実に…実にロックでした!ライブハウスのステージ上じゃなくても、どこでだって【ロックでいるコト】は可能なんですね…。以前『フィッシュストーリー』のレビューで書いた繰り返しになりますが【ロックのチカラを信じるすべての人に】見て欲しい映画です。
幻覚@蛇プニョさん [インターネット(邦画)] 10点(2021-05-07 21:28:08)(良:1票)
1.《ネタバレ》 「イカ天」というTV番組(1989.2.11~1990.12.29、TBS系)があったのは憶えていたが、フルネームが「三宅裕司のいかすバンド天国」だったことは忘れていた(「三宅裕司の」も忘れて相原勇しか憶えていなかった)。ちなみにその後に「エビ天」というのもあった(アシスタント・福島弓子)。
「馬の骨」というのは別にこの番組を代表するバンドでもなく、1回出ただけだったようで当然憶えていなかったが、当時の映像を見たところ、もしかして当時もこれを見たかも知れないという気がして来た(老婦人の姿に見覚えがある)。ほかにまともなバンドも出ていたのでこんな連中ばかりだったわけではない。
なお当然だが藤沢周平の時代小説「秘太刀 馬の骨」(映画化されていないがNHKのドラマになった)とは関係ない。

映画としてはその「馬の骨」でボーカルだった人物(俳優)が脚本を書いて監督もしている。自分として難点に思われたのは、熱烈なアイドルヲタが近場にいたことの匂わせ方が不足だったため登場人物の行動が変に思われたことと、またこれで最後に全てが前向きになって終わったというのがかなり適当に感じられたことである。そもそもこの曲でライブを盛り上げるには無理がある気もしなくはなかったが、このバンドにはこれ一曲しかないのであれば仕方ない(さすがにもっとあっただろうが)。
ユニークに思われた点としては、登場人物に自己変革を迫ったのが土砂崩れの危険だったということと、変化に立ち向かう決意を示す言葉が「バーベキュー行ってきます」だった??ことである。物語的にはライブの後にそれぞれの場所で今後どうなるのか確定的なもののない微妙な雰囲気だったが、最低限、娘のような年齢の主人公にあとを託して背中を押す形になっていたのはよかったと思うべきかも知れない。ボーカルのオヤジはやがて消えゆくにしても、最後まで前を向いたまま死ぬと解すればいいか。

キャストについては何といっても小島藤子さんが主演女優として光っている(書道をしている人なので題字も書いている)。歌唱力については何ともいえないが声の出し方は好きだ。しょうもない映画だと思いながらも最終的に悪くなかったと思わされたのはこの人の歌声のせいかも知れない。また粟田麗さんは最近お母さん役しか見ていなかったが、今回は泣き笑いの表情が切なく見える未亡人役だった。
かっぱ堰さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-07-20 16:58:30)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
700.00%
8133.33%
900.00%
10133.33%

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