SF第7惑星の謎のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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SF第7惑星の謎

[エスエフダイナナワクセイノナゾ]
Journey To The Seventh Planet
1961年上映時間:76分
平均点:3.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
SF
新規登録(2024-01-11)【かっぱ堰】さん
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監督シドニー・ピンク
キャストジョン・エイガー(男優)
脚本イブ・メルキオー
製作シドニー・ピンク
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1.《ネタバレ》 「巨大アメーバの惑星」(1959)や「原始獣レプティリカス」(1961)に関わった監督+脚本家によるSF(笑)映画である。「原始獣…」はデンマークが舞台になっていたが、今回も主役以外はほとんどデンマーク人だった。
題名の第7惑星とは実在の天王星の意味で、ガス惑星というのをあまり意識していなかったのか地表に直接ロケットが降りていた。時代設定は「戦争と大量殺人も無くなった」2001年の世界とのことだが、現実の2001年を考えると残念感がある。
行った人間が本人の記憶をもとにした幻覚を見せられるという設定のため、適当に地球上の風景(デンマークの農村?)だけでごまかすのかと思えばそうでもなく、一応は天王星の地表の様子も作っている。映像的にはまあまあ稚拙な印象で、宇宙空間は背景の絵の上でロケットの絵が移動しているだけのようだった。現地では怪物関係も3体くらい出ていたが支離滅裂でよくわからない。
ほか森?の中の底なし沼のようなのがアンモニアの雪だったのがわずかに面白い。決戦兵器の製作を村の鍛冶屋でやるのもユーモラスだった。

敵の宇宙生物は、人間の記憶を現実化させる能力により人間を支配しようとしていたようで、「心に潜む恐怖心を煽れば簡単に破滅する」との考え方に基づき、実際に恐怖を現実化させてみせた場面もある。ただし映画全体として見た限り、どう見ても地球人類(男)の最大の弱点は恐怖というよりハニートラップにかかりやすいことだった。敵はあまり意識していなかったかも知れないがこれは貴重な教訓と思われる。人類(男)は自戒が必要だ。
また宇宙生物の能力は、恐怖を現実化させるだけでなく「希望も現実化」させる副次効果があったとのことで、最後は切ない恋心の物語で終わっていたのはまことに意外だった。お相手はハニトラ要員としか思えなかったのでもう少し話の運びをうまくやってもらいたいところである。直後のエンディングのアニメーション+テーマ曲も間の抜けた感じだが、これはまあ好みによるかも知れない。
結果として、「原始獣…」の感動をもう一度ということにもならなかったが同じくらいの点はつけておく。
かっぱ堰さん [DVD(字幕)] 3点(2024-01-20 19:55:32)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 3.00点
000.00%
100.00%
200.00%
31100.00%
400.00%
500.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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