1.《ネタバレ》 ある母子家庭、母親と娘の二人暮らし。
年ごろなのか、日頃は反抗的な娘。
つまらないことで母親に突っかかってばかりいる。
ある時、母親が頭痛で病院にかかって、その帰りを駅で待つ娘。
検査の結果、特に心配はいらないと母親が説明した直後、安心したのか娘は涙を流す。
でも母親は娘が泣いたことには敢えて触れない。
日頃は反抗的でも、娘は自分のことを心配してくれてると分かってるからだろう。
母と娘だからこそ、余計な会話はせずとも気持ちが伝わる。
とても良いシーン。
というか短編映画なので、このシーンが見どころの全てかな。
短編映画ではあるが、心をほっこりさせてくれた。
15分弱の短い尺なのに、ここまで余韻を残し、心が温まるのはすごい。