829.《ネタバレ》 回想に恋愛を加える事で、それまでのタイタニックのパニック映画と違い時間も長くなりましたが別物になりました。 当時私も知人に聞き自分で見るまでは軽く見ていましたが、見に行き泣けましたね。当時年末映画として紹介され、マスコミでは私も好きなハリウッド俳優の他の映画を押していましたが、タイタニックが空前の大ヒットになりました。大ヒット後テレビの特集番組でジェームズキャメロン監督が涙を溜めさせるのは演技でできるが、涙を流させるのは音楽だと言葉は違うかもしれませんが同じニュアンスで語っていたのを思い出します。 【zeke】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-05-12 02:59:51) |
828.《ネタバレ》 ブルーレイを購入して、久しぶりに通して見ました。 やっぱり、素晴らしい。 純愛映画としても見れますが、 何よりも素晴らしいのは、タイタニックが沈んだ中にある数々の事実を描いていること。 希望に満ちた出航。当時には当たり前だった貧富の差別。悲劇に直面した人々の行動。 もちろん映画という娯楽ありきなので、事実と異なることやオーバーな表現はあるかもしれません。 でも、それぞれの立場、それぞれの思いを、沈みゆくタイタニックの中、ほんの一瞬の言葉や表現で表している。 その中には事実として確実なものある。 娯楽作品で、恋愛映画。 でも実話に基づく、人々の思いを描く大きな、本当に大きな物語。 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-04-20 01:28:54) |
827.《ネタバレ》 これは映画館で観ましたが、すごい迫力でした。事実にもとづいて描かれていますので、この悲惨な歴史を知る上では非常に貴重な映画だと思います。二人の人間ドラマはフィクションであるかもしれませんが、これが逆に良かったと思います。ローズの視点で映画が進んでいけば、傍観者という域で終わったかもしれません。また、ジャックの視点だと被害者という域だったかもしれません。 【金田一耕助】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-12-29 22:42:43) |
826.一大ブームを起こした分、叩かれることも多くなるのは世の常だけど、周りの評価よりは面白いと感じた映画。 |
825.評価を下げている方もいますが、色眼鏡で観ず素直に鑑賞して正しく評価すべき作品だと思います。そもそもキャメロン版以前に何度も映画化されているリメイクの定番映画である「タイタニック号の悲劇」を、これほどまで社会現象化させた手腕は素晴らしいというほかありません。ストーリーはタイタニックお決まりのパターンですが、最初と最後におばあさんとの海底探査を持ってきている点は高く評価すべきです。全体的にCGもキレイだし各シーンや背景なども非常に丁寧に描かれています。大画面で観なくても迫力と素晴らしさ、感動は伝わると思います。 強いてマイナス点を挙げるとするならば、全体的にラブストーリーのパートをもう少し減らして人間的なドラマを補填したほうがより重厚な仕上がりになったと思います。でもそうしちゃうとこれほどの社会現象にはならなかったかもしれませんが。個人的には終盤、ローズがボートに乗せられる寸前に彼女が目線を送った先のドラマが素敵すぎて泣けました。(ローズが目線を送ったその先では他の家族が、お父さんが嘘をついて家族を送り出しているのを見て、自分とジャック、その家族や他の乗客らの運命をローズ自身が悟るシーン) あと、前半の船の舳先での例の有名なシーンですが、映画を見終わった後に再度見返すと見え方が全く違っていて非常に深いシーンになっている点も泣けるポイントだと思います。(公開当時、あのシーンを茶化すのが流行りましたが、実は最も泣けるシーンだったりします) キャメロン監督は本当によく理解した上で、細部にまで細心の注意を払ってこの映画を作っています。評価を下げている方に聞いてみたい、この映画が気に入らないならいったいどんな映画なら気に入るんだって話です。。文句なしの名作です! 【アラジン2014】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-04-11 18:11:31) |
824.《ネタバレ》 長蛇の列の観客をあの今は無き大きな映画館(『京都スカラ座』)が悠々と呑み込むことができたこと自体がすでに、映画の一部だった。私たちは喜々として映画館に「乗船」したのだった。空間的な大きさを時間的に捉えるやり方がいい(つまりカメラの前をこの大きな船に通り過ぎさせる)。 【ひと3】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-03-14 10:06:22) |
823.結末が分かっているがゆえに興をそがれる面がどうしてもあるが、ケイトウインスレットの芝居の上手さとディカプリオの美しさと映像の美しさがカバーしきっている。絶対映画館でみたかった映画。売れすぎてバカにして見に行かなかったのが悔やまれる。映画館でみたら、もう少し点が上だったかもしれない。 【みんな嫌い】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2013-11-19 05:26:57) |
822.しばらくぶりに見てみましたが、感動しました。 特によかったのは、この話を、ヨボヨボのおばあちゃんがトツトツと語る極上の昔話としてくれた点です。 初めは話半分で聞いていた働き盛りの大人たちが、最後は、まるで子供のように涙を浮かべながら聞き入っておばあちゃんとの立場が完全に逆転していたのがとてもよかった。 また、最後にみんなに祝福されるエンドロールも切ないが暖かくて感動的で泣けてきます。 映像や演出が若干軽く感じるのでこの点数ですが、世代を超えて受け継がれる名作と思います。 【osaosa】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-11-15 20:57:33) |
821.《ネタバレ》 平均点を見て驚きました。てっきりもっと高い点数になってると思っていました。でも冷静に振り返ってみると、8点をつけた私から見ても、否定派の方の気持ちも分からなくもないかなと思える部分はあります。例えば「絶世の美男子ディカプリオ」のお相手が「まあそこそこのルックスのケイト・ウィンスレット」になってるというのが、考え方によってはちょっとあざといかなとも思えます。「レオ様って優しいのね。大して可愛くもなく、人間的にも欠点がいっぱいある女の子でもこんなに一途に愛してくれるなんて……は!これはひょっとしたら私にも脈があるかも!!」という世の女性(特におばちゃま達)の願望を手玉に取ってるかのようです。でもストーリー的には多少のあざとさはあっても、この映画には絵的に素晴らしいシーンが目白押しです。有名な「鳥になって飛んでごらん!」のシーンや、垂直に沈んでいく船の船頭からのアングルからダダーッと落下していくシーン、ヒロインとディカプリオとの死別シーン、そしてラストシーン。名シーンがこれだけわんさかある映画もそんなにはないはずです。それからやっぱりテーマソングがいい曲です。女性シンガーの歌う映画のテーマソングとしては、メロディでは「マイソング」に、歌唱力ではバーブラ・ストライザンドの「追憶」に匹敵する名曲だと思います。これだけ長所の多い映画なんですからもうちょっと褒めてあげましょうよ、ということでこの点数でございます。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(吹替)] 8点(2013-07-29 00:54:57) (良:1票) |
820.《ネタバレ》 映画史に残る一大スペクタクルとして忘れ難いインパクトを残した映画であることは一つの疑念もありません。だが、史実をモチーフにした映画だからと言ってしまえばそれまでですが、沈みゆくタイタニック号に乗り合わせた人間全てに生と死のドラマがあったはずであり、船上で偶然居合わせた軽率な男女の歴史も未来もない話だけを美化してそれで満足なのかと。1500人が亡くなった事件です。三人の痴話喧嘩よりもこの船上にはもっと語り継ぐべき人間のドラマがあったのではないか。私にとってはこの二人の愛の顛末よりは最後まで演奏を続けた楽団のエピソードの方がよほど心に響きました。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-07-21 16:30:22) (良:2票) |
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★819.《ネタバレ》 個人的に恋愛映画ってあんまり好きじゃないんだけど、そこはやっぱりジェームズ・キャメロン、もちろん優れた恋愛映画ではあるのだけど、ちゃんとそれだけとは言い切れない要素もたくさんあって、あまりにも有名過ぎていまさら言うのも恥ずかしい面もあるけれど、やっぱり好きです、この赤面必死の超有名ラブストーリー。いまさら僕ごときが言うのもあれだけど、やっぱり名作っすよ、これ。社会が抱える矛盾や不条理を――親から子へと連綿と連なる貧富の格差に翻弄される一般庶民たちやプライドと外聞をもっとも重んじる偽善に満ちた富裕層という、当時の英国社会の病理を丸ごと積み込んだようなタイタニック号の船内で繰り広げられる若いエネルギーに満ち溢れたジャックとローズの燃え上がるような恋…(いま、自分で書いてて恥ずかしくなっちゃいました笑)。そんな人間の機微やきらめきや懊悩など構わずぶち壊してしまう自然の猛威を、後半の怒涛の展開で見せきるキャメロンの見事な手腕には今観ても圧倒させられます。そんな中で、悲劇を運命付けられながらも必死に抗おうとする2人の姿に、当時のまだ純真な心を失っていなかった僕は素直に感動させられてしまいました。有名な「私、空を飛んでいるみたい」という2人のシーンよりも、僕は降り注ぐ救命花火の美しい輝きを背景に微笑みながらローズを見送ろうとするジャックの方が好きですね(若き日のディカプリオがこれまたかっちょ良い!!)。そして、沈没という残酷な現実の前に茫然自失となる船長、「金なんてもう何の役にも立たない!」と叫んで自殺する船員、子供をダシに自分だけ助かろうとするローズの婚約者…。人間て本当に弱くて愚かな生き物なのかも知れないけれど、それでも愛する人との永遠の別れという悲劇を経ながらも、アメリカという新天地で新たに奮い立ち子供たちを育て上げたローズの力強い姿に、純真な心をすっかりなくしてしまった現在の僕でもやっぱり感動を覚えざるを得ません。いやー、ジェームズ・キャメロンってやっぱ天才だわ~。うん、いまさらだけど、やっぱり良い映画です、これ。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-03-25 13:14:17) |
818.《ネタバレ》 力作であり、良作であると言えます。何よりも船が沈み始めてからの恐怖感と絶望感が凄いです。3時間超の長さを感じさせません。青臭い演出もありますが、本作に限れば素直に良かったと言えます。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-01-21 22:32:33) |
817.なんとなく鑑賞を避けていた大作をようやく見ました。スペクタクルを描かせたら右に出る者がいないジェームズ・キャメロンの真骨頂ですね。いやもう本当に3時間圧倒されっぱなし。公開時に劇場で見るべきだった。恋愛パートもよし。軽いと評価する向きもあるでしょうが、やっぱりロマンチック。若いんだから情熱的に突っ走っていいじゃないか。あと、最後にあと二つ言いたい。メインテーマの「ローズ」は実にすばらしい曲だ。そして、例のポーズを真似した人、その気持ちよく分かります。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-01-13 01:37:32) |
816.日本でも大ヒットした映画だが、やっぱり面白い。 船上で腕を広げるポーズをどれだけの人がマネしたんだろう。 【飛鳥】さん [地上波(吹替)] 7点(2013-01-11 00:29:19) |
815.《ネタバレ》 現時点で、間違いなく世界で一番有名な映画。『初恋のきた道』で、中国の山奥にひとりで住む老母の部屋に、中国版『タイタニック』のポスターが貼ってあったぐらいですから。じっさい私の周囲の20歳以上で、この映画を一度も観たことがないという人に遭遇したことがありません。 阿鼻叫喚のタイタニック船上でディカプリオ、K・ウィンスレット、B・ゼインの三人が見せる愛憎ドラマは、まるでハーレイクイン・ロマンスを劣化させた様なお話しで、ここら辺がJ・キャメロンの限界なんでしょうね。でもタイタニック沈没を再現したいという彼の執念は実ってます。実際に潜水艇を使って実物を調査したうえで撮られたタイタニック沈没の壮絶さは、“船が沈むときはこうなるんだ”という説得力のかたまりの様なものです。船体が途中で折れる映像の凄まじさは、『十戒』の海割れシーンのように映画史に残ることでしょう。 貶しはしましたが、死者が見守る深海のタイタニックで、ディカプリオとウィンスレットの魂が再会を果たすラストには、観るたびに必ず泣かされる自分です。 【S&S】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-01-04 21:08:14) |
814.公開当時はその人気の高さに逆に見る気をそがれた私が始めて見たのが2本組の字幕ビデオでした。あれから何回見ただろう。いいものはいい。いい映画は時間を感じさせない。歴史に残る傑作です。 【木村一号】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2012-12-25 23:10:25) (良:1票) |
813.《ネタバレ》 大作であり良作には違いない。その割りに主演の二人の演技が印象に残らない。それだけが残念だ。二人ともいまはいい役者になっているので当時はまだは発展途上だったのだろう。逆に100歳を超えた方のローズ役のお婆さんはいい表情をしていた。もっと観たいと思わせる目をしていた。ジャックとの約束をたがえず残りの人生を全うした年老いたローズがいたからこそ、タイタニック号沈没の悲惨さ、虚無感、知られることのなかった2人の一瞬の邂逅が際立ったのだと断言できる。本作で一番大好きなシーンは、舳先で腕を広げる場面でもジャックが沈んでいく場面でもなく、実は年老いたローズが最後にダイヤを海に投げ入れるシーンなのである。本当に女は海のように深い秘密を秘めているのだ。好み45/50、演出15/15、脚本11/15、演技6/10、技術9/10、合計86/100→9/10点 |
812.《ネタバレ》 内心8点ですが、彼女がその後イキイキと老いた所でマイナス1点。ごめんなさい、個人的に女々しい恋愛映画が好きなんです。この頃のディカプリオは美しい。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-04-25 22:14:07) |
811.《ネタバレ》 公開当時物凄いフィーバーだったから天の邪鬼な私は、意地でも(どんな意地だよ)観るもんかい・・・と思ってた映画で、どうせ笑っちゃう位美しく語られる婆さんの恋愛昔話だろうし、どう腐してやろうかと意気込んで今回鑑賞したのですが、意外と良かったです(笑) いや公開当時だったら、やっぱ腐していたと思う。今、ある程度の歳になったからこそ許せちゃう・・・みたいな(よう解らんけど)。 ひとつ気になったのは、ミザリーのオバチャンが成金になってたもんだから、 いつ本性を現してレオ様をいたぶるのかと気が気でなりませんでした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-04-14 17:37:34) |
810.《ネタバレ》 3Dで再鑑賞。小学生当時一人で3度も映画館に足を運んだあの思い出が蘇り、それがまた感慨深いわけです。当時小学生の僕ではわからなかった主演2人のロマンスも「なんか熱くて若いねえ」なんておっさん目線から考えてしまう歳になってしまいました(笑)。内容はベタベタですが、前半のラブロマンスと後半の沈没シーンの配分が絶妙で、やっぱりバランス良く作られているなあーというのが印象。3時間という長尺でありながら飽きの来ない作りは流石の歴史に名を残す作品といったところです。3Dで観る沈没シーンの迫力もやはり良い。けれども3Dうんぬんというよりは懐かしさを楽しむためのリバイバルなのかなーと勝手に思ってます。印象的なシーンはいくつもあるけれども、とりわけラストシーンは15年経った今観てもやっぱり美しくて素晴らしくて大好きです。 |