12.《ネタバレ》 エドガー・アラン・ポーの死因が謎なので、ポーの死ぬ前の行動や死の理由を無理やり作った感じの作品です。 「無理やり」と感じるほど、ポーの死ぬ理由に説得力がありません。 毒飲んだからって犯人が恋人の場所教えるとは限らないし、犯人の名前を誰にも告げずに公園へ行くのも変。 あそこで紳士に声をかけられなかったら犯人野放しのままでしょう。 犯人探し部分はちょっとスリルありましたが、結局どんどん人が残酷に殺されるし、犯人はしょぼいし、見終わってみれば大したことないな、という印象です。 フィールズ刑事役の人がカッコ良かった。彼が主役でいいです。 【nanapino】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-06 17:32:04) |
11.ポーの死が謎に包まれているのはこれはもう史実なわけで、だからこの邦題ではその死の真実について迫るプロファイリング的なものを連想しませんか。少なくとも私はそう思った。で、がっかりした。ポーの作品をネタにして猟奇モノをやりたいだけじゃないか。それもポー作品に香る密やかなグロテスクといった風格はなくて、なんだか丸出しの露悪的なえげつない描写がずらずら。原作者に代わって憤慨しておりますよ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-09-03 00:13:49) |
10.《ネタバレ》 最初にポーが犯人扱いされるわけですが、よくあれで逮捕できたな…という強引な流れ。 そして、ポー自身が捜査協力する過程がさらに強引だったように思います。 その辺の強引な中身を猟奇的殺人の描写で強引に押し切ったような印象です。 真犯人は物足りないし、毒を飲む流れも強引でしたし、あら捜しはいけないですが毒が効きだしてから動けすぎではないかと… 元祖推理小説作家の時代ですから、あまり細かいことを気にしてはいけないですけどね。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-16 23:48:43) |
9.《ネタバレ》 最初のほうはなんだかなぁと思っていたけど、見終わると意外と面白かった。でもシャーロックホームズ的なものを予想してたので期待値よりはやや低い。話の流れはダラダラとする部分がなくて良かった。ただポーを上から撮った画がザビエルにしか見えなかった(笑) 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-25 18:14:14) |
★8.《ネタバレ》 19世紀半ば、酒に溺れて書けなくなってしまった、落ちぶれたかつての天才作家エドガー・アラン・ポー。そんな彼の謎に満ちた最後の五日間を妖艶に描き出すダーク・ミステリー。というなかなか魅力的な題材なんだけど、どうも僕が期待していたポー像とは掛け離れた、愛する女性を助け出すために刑事と力を合わせて奮闘する姿が違和感ありまくりでいまいち乗り切れず。やっぱりポーって酒浸りで破滅的で、小説を書く以外は碌でもない人格破綻者であって欲しかったんですけど。あと、細部の演出も冴えてなかったかな(特にエミリーがさらわれるシーンが描かれてなかったトコ)。それでも石畳の道路に夜霧が濃艶に漂い、暗い夜空には漆黒の鴉が不気味に啼き、繰り返される身も凍るような残虐な殺人といった、ダークでおどろおどろしい雰囲気は(既視感満載とはいえ)そこそこ楽しめました。あと、どうでもいいんですけど、このセンスの欠片もない邦題はどうにかならなかったんでしょうか。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-09-23 09:40:00) |
7.《ネタバレ》 これは意外にもちゃんとした推理作品になっていて驚きました。 エドガー・アラン・ポーの死の謎を原案にした作品ですけど、死の謎を解明するという方向性ではなく、死の謎をベースに新たな作品を創作しているのが面白い。 しかも、ポー自身にその作品を書かせるという構成が上手いですね。 序盤はポーの作品を模倣した快楽殺人かと思わせる展開でしたが、やがて犯人の目的は殺人ではなく、ポーに新たな作品を書かせることが本当の目的なんだとわかってくる。 新聞の売り上げを増やす為の犯行なんてことも推測されたけど、やっぱりポーの熱狂的なファンがポーに新作を書かせようとしてると考える方が辻褄が合う。 そこまで推理できると犯人はほぼ絞られてしまうんだけど、きちんとヒントを散りばめながら犯人の正体が明かされるので、やっぱりこいつでしょ♪といった感じの気持ちいい結末でした。 まあ、作風はどう考えても気持ち悪いですけどね。 推理のヒントのいい具合のさじ加減と心理的な怖さを感じる動機の揃ったポーらしい推理作品に仕上げた脚本家には拍手を送りたいですね。 ポーの遺作を映画化したと言われたら信じてしまいそうです。 【もとや】さん [映画館(邦画)] 8点(2013-08-03 15:38:26) |
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6.ひたすらルーク・エヴァンズが美しいなぁと堪能しておりました。逆にそれ以外は楽しめない映画でした。ポーの推理小説はン十年前に読んだきりなので、記憶にはなく。そうすると、この映画の面白さを理解できないのかも。グロさには耐性のある私はそうでもなかったですが、一緒に見ていた家人は何度か目をそむけておりました。 【HIDUKI】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-04-04 22:21:18) |
5.機知に富んだ推理合戦を期待して鑑賞しましたが、かなりの肩透かしを食らってしまいました。推理そのものはたしかにあるのだが、専門的分野や、ポーに関するある程度の予備知識がないと、全くもって楽しめない作りになっている。結局印象に残ったのは、大鎌の殺害シーンだけでした。ジョン・キューザックは上手すぎて逆に、気持ち悪かった(笑) |
4.《ネタバレ》 配給がディズニーのわりにはグロテスクな作品でした。 グロには耐性あるのでそのへんは大丈夫なのですが、 ストーリーがいまいちピンとこない。 エドガー・アラン・ポー好きなら色々と 楽しめるのかもしれないが、知らないと そういう要素は全て素通りしちゃう。 そんでもって犯人が「え?こんな奴いたっけ?」 という印象(笑)。 実際、エドガー・アラン・ポーは「レイノルズ」 という名前を繰り返し呼びながら 後日死んだそうで、本作ではそれが 犯人の名前であるという大胆な解釈が なされている。 でも一本のミステリー映画としてみると 実に月並み。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-25 18:53:00) |
3.《ネタバレ》 ジョン・キューザック、好きなんだけどずいぶん頭が後退しましたねえ。 ホラー映画??と思う場面が多く気が弱い私は正視に耐えず・・; くらーーく始まりどんよりと終わりますが最後の辺りにやっとカタルシスが。 閉所恐怖症の連れは観終わって後、しばらく立ち直れず・・ブウブウ言ってました。 ごめんね、こんなショックを与えて。 【AKO】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-11-25 00:32:40) |
2.《ネタバレ》 エドガー・アラン・ポーは多少読んで知ってる程度。思いのほかグロいシーンがあるので苦手な方は注意が必要。19世紀半ばの街並みなどの情景が作品の陰気な雰囲気に合ってますね。実際のポーの最後と結びつけた終わりにしてますがファンには納得できる最後なのかな?と思いました。犯人に対するあのオチはカタルシスを感じた、フィールズはなかなかカッコ良かったな。ポーを演じたキューザックは生え際が後退してきたので、フランシスコ・ザビエルに瓜二つでした。彼の映画化があれば是非キューザックで。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-10-31 22:53:41) |
1.《ネタバレ》 死の直前、史上初の推理作家が恋人を救うために小説模倣犯と激突。アクションとサスペンスの見事な融合。ノッペリ顔のジョン・キューザックがシャーロック・ホームズのコスプレしてコケる、と思ってましたが意外な良作でした。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-10-21 23:55:22) |