48.栄光の背番号42。野球界の、そしてアメリカの偉大なる第一歩。 【TERU】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-08-07 20:39:02) |
47.毎年ニュースになる全員が42番を背負ってプレーする理由となる物語。あまり口数が多くないが芯のある人物だったんだという印象。もしくは周囲がそうさせていたのかもしれない。想像を絶する苦労があったと思うが、映画はテンポよくまとめられていてわかりやすかった。 【ラグ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-12 15:26:12) |
46.《ネタバレ》 いま当然となっているものでも昔はそうでなかった。あるいは何らかの歴史の上に成り立っている「いま」であった。そういうことを知ることができる映画でした。 自分が日本人だからか、それとも今の時代に生きているからなのか。黒人差別と言われてもピンとこないというのが正直なところです。まあ日本人にしてみれば白人も黒人もどちらも「外人」であってその感覚そのものに隔たりはありませんから。あえて「外人」と書きましたが日本人もある意味「外人」に対して偏見を持っていて、無意識もしくは無条件にそういう感覚を持っているという意味では黒人差別と通じるものがあるのかもしれません。 さて舞台は第2次世界大戦直後のアメリカ野球界。当時は野球選手と言えば全員白人というのが当たり前で、黒人選手など一人もいなかった。黒人は野球選手としてどころか社会から排斥されて不当な扱いばかり受けていた時代。黒人というだけで飛行機は無理やりキャンセルして白人に渡され、トイレやシャワー、その他公共施設も白人と同じものを使うことは許されなかった。そんな中で野球選手としてBranch Ricky(=Harrison Fordさん)に見いだされ、史上初めての黒人選手Jacky Robinsonが誕生するというお話。 万人に見せる映画なので一見きれいなドラマに仕上がっていますが、「実話に基づく」とはいえここで描かれた以上のこともたくさんあったんでしょうねえ。シンシナティとの試合で、純粋に野球が好きそうな白人の子供が、その父親がロビンソンを口汚く野次っているのを見て自分もそうすべきなのかなと逡巡した挙句、「この黒人やろう!出ていけ!」と野次を始めたのはショッキングでした。自分が日本人で、今の時代に生きているからその異常性がわかりますが、なんて悲しいことなんでしょうか。逆にいまのこの日本の社会の中で自分たちがそういうことをしていないか、子供たちにそんな差別意識の伝達をしていないのか、改めて思いをはせてみる良い機会となりました。 ただ上述のように万人向けの作りになっていたため、本当の黒人差別のひどさを知ることができたかというと少々物足りなかったか。例えばこれをその時代に生きた黒人の人に見てもらって、「これで当時の差別のひどさが十分伝わりますか」と聞けばおそらく不十分と言われるような気がする。少し鑑賞者のレートをあげてもよいからもっと踏み込んでほしかった。これを観た人全てが、黒人を卑下するあの言葉を使うことを心から忌避してしまう、そんな映画を。実際にこれを観た黒人の人の意見も聞いてみたいと思いました。 【TANTO】さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-09-07 15:10:19) |
45.《ネタバレ》 良い映画でした。差別がありながらも入団し1年目に優勝、というとこで終わっていますが、 もうすこし後の物語まで描いてほしかったなと思います。 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-31 13:02:12) |
44.《ネタバレ》 黒人差別がテーマの映画の中では、ライトなほうです。 あまり感情が激しく揺れ動くってことはなかったです。 最初に高い壁に挑戦する人がいて、今の当たり前がある・・・ということが教訓かなと思います。 全員が背番号42のユニフォームを着用したり、全球団永久欠番だということは知りませんでした。勉強になりました。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-03-21 13:19:56) |
43.《ネタバレ》 実話を元にした映画っていうのは、事実を捻じ曲げることができません。 ですので、映画として、どうアレンジし、味付けしていくのかが大切だと思います。 そういった意味ではこの作品、やや薄味すぎるのではないかなと。 ジャッキー・ロビンソンという偉大なメジャーリーガーの伝記としては価値ある作品。 ただ映画の内容は、史上初の黒人メジャーリーガが成功していった事実を淡々と述べただけのものに収まっています。 劇中の障害は差別のみ。描かれる差別は『トイレ』『シャワー』『宿泊拒否』『飛行機』といったオーソドックスなもので、そのひとつひとつが表面的な描写のみです。あとはひたすら『ヤジ』ですね。 ロビンソンを強く差別していたチームメイトはトレード。リッキー会長という最も強力な権力者は味方だし、チームメイトも一部を除いて良い人ばかり。野球だって順調に活躍し、挫折なんてしません。 いや、サクセスストーリーは好きなんですよ。ですがさすがにここまで山場がないと、カタルシスを感じることもないわけです。 かといって事実にない事件を起こすわけにもいかないでしょうし。好きなジャンルではあるんですが、実話ものの限界を感じます。 音楽はすごく良かったです。 『全選手が42のユニフォームを着る日』や『42は全球団において永久欠番』のエピソードは感動しました。それを知ることができただけでも、この映画を見た価値があります。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-05-25 02:37:47) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 おもしろい映画だったことには間違いないけども 題材がいいだけに、想像していたよりもあっけなさすぎて、如何せん物足りなさを感じえない作品 実際はもっと壮絶な差別で様々な葛藤があったはずです。 チャップマンのくだりが気分悪いのに無駄に長かったり(それが狙いなんだろうけども) 無駄にリードシーンが多かったり奥さんの演出機会が多すぎたり(綺麗な人だけども) この辺をかっ飛ばして、チームメイトとの心情の変化や差別的なシーンと葛藤を入れたら もっといい作品になっていたんじゃないかなーって思います。 とりあえず、ハリソンフォードの演技が素晴らしいです。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-04-15 21:59:11) (良:1票) |
41.映像が美しく物語がサクサク進んでテンポが良い。ジャッキーとその妻役が魅力的だし久々に2時間が長く感じない映画だった。ただ当時のジャッキー・ロビンソンが受けた困難の描写は生ぬるいように感じる。どこにでも黒人ファンやコミュニティが支えていて四面楚歌な感じが薄い。そして問題なのは音楽。効果的なシーンもあるが、冒頭と最後を感動的な音楽だけで盛り上げようというのは安易過ぎないか?妻役も美しいがあんなに出す必要あるか?それならチームメイトとの葛藤をもっと描いたほうが良いような気がするのだが。 とはいえブランチ・リッキー役のハリソン・フォードは凄い。片方の口だけ上げるいつもの演技はしてみせるものの、最後までハン・ソロとは別人の気骨ある老オーナーの姿だった。映画評論家の町山智浩さんによるとハリソン・フォードという人はいつもやる気がないらしい。その気だるい演技で評判を取ってきた。『ブレードランナー』の演技も評価が高いが、劣悪な撮影環境でうんざりする気持ちをそのまま演技に出して成功した。要は天才なのだ。その天才が本気を出すとどうなるか。このブランチ・リッキーは本当に時代を変えた男に見える。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-03-10 23:07:46) |
40.個人的に野球ファンということもあり名前は知ってるし、黒人初のメジャーリーガーだということも知ってるがここまでの人種差別の時代に成功をつかむにはどれだけの苦労や苦悩があったのか計り知れないと今作を通してよく感じた。 凄いよ、この人は。罵倒にも負けず結果を残し続ける。普通だったら人が人じゃいれなくなる。 メジャー全球団で♯42が永久欠番になるどころかNPBでも助っ人外国人が背負うエースナンバー。 彼が後世に残した功績はあまりにも大きい。 |
39.えっ、これで終わり? というのが最初の印象。時間を短く感じたのではなく、物語として盛り上がりをあまり感じなかったので。素材はいいはずなのに、思いのほか薄味の作品でした。 幸か不幸か、私には黒人差別が肌感覚としてわかりません。例えば試合のシーン。黒人選手はたった1人でしたが、スタンドにはけっこう黒人の客がいましたよね。その中で「ニガー、ニガー」と罵倒し続けるというのは、いったいどういう神経なのか。恨みか何かで個人的に攻撃するならともかく、ただ肌の色の違いだけで観客を含めて敵に回すというのは、なかなか攻め手を欠くというか、かえって疲れるだけじゃないかと妙に心配になります。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-26 01:12:51) |
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38.本当はもっと大変だったんだろうけど、トントン拍子に話が進むので、いまいち大変さは伝わって来なかったかな。 それでも、チームメイトとの友情には泣かされたし、いい作品だと思います。 役者としての格が違い過ぎるので、ブランチ・リッキー物語になってしまってる部分もあるけど、それだけの功績があったのは確かだと思う。 あと、チャップマンのその後には笑わせてもらいました。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-04-19 15:31:04) (良:1票) |
37.黒人初のメジャーリーガーとなった ジャッキー・ロビンソン を描いた伝記映画..好評を聞いていて、以前から某NHKの番組で予備知識も得ていたので、どんなにすごい内容なんだろう~ と期待して観ることに..う~ん、意外とぬるい感じで淡白、もっとヘビーな内容を期待していただけに、ちょっと拍子抜けしてしまった..実際は、ものすごいプレッシャーの中、想像を絶する差別や嫌がらせを受けたらしい..本人も当時、黒人No.1プレイヤーだったわけではなく、特別な実績があったわけでもない、「なぜ?」という声も多かったという..選手として潰されてしまうかもしれない、という状況下で、メジャーリーグという白人の世界へ飛び込んでいった ジャッキー ..言葉では言い表せないほどの苦労と葛藤があったことだろう..そういった、きれいごとじゃない、どろどろとした苦悩を、もっともっと前面に出して描いてほしかった..オブラートに包まれた、どこにでもあるような、ゆる~い平凡な娯楽作品..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-06 20:52:12) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 今でこそ黒人選手など珍しくもなんともないですが、40年代だと黒人と黒人というのは完全に分け隔てられていたのですね。 白人のスポーツだった野球に史上初の黒人プレーヤーとして歴史を作った。 まだ道がないところに初めて道を作る人はどんなことでも大変だけど、それが人種差別となるとなおの事でしょうなぁ。 ずっと耐えて紳士であり続けたのが素晴らしいね。 全体的にはとてもいい映画だけど、少し優等生すぎるかなという感じもするので、良作6点を献上。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-03-28 23:58:05) |
35.ジャッキー・ロビンソンという人物の偉業をきちんと映像化して残したという点では十分意味があるが・・・それ以外のところで特に何も印象に残らないんです。各場面はさっさと次に行ってしまい、結局主人公自身がどういう人物だったのかという点も今ひとつ不明確。野球を撮っているようで、野球を撮っていない。結果、こぢんまりとまとまってしまっただけですし、主人公の存在自体に依存した出来になってしまっています。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-28 02:13:19) (良:1票) |
34.所変われば品変わるで、日本では忌み嫌われる42が全球団の永久欠番とは。それにしてもたかだか70年前の世界だけど、今から考えると想像を絶する差別と偏見。こんな理不尽さを受け続ける心の痛みは深過ぎてなかなか肌では感じられないけど、主人公に対するチームメイトの行動の変化にはグッとくる。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-26 22:48:37) |
33.前知識が全くない中(実話&野球映画だということもしならなかった)で観たのだが、無難にまとめているなぁというのが正直な感想。 アメリカという国は、差別もあるのだろうが、一方でフロンティアスピリットも併せ持った国と改めて認識した。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-03 19:27:00) |
32.《ネタバレ》 題材が題材なだけに、“あった出来事”を描写していけば、それは力強く感動的な物語になるに決まってるわけで。全チームに永久欠番の“42”、初の黒人M・リーガー ジャッキー・ロビンソンの受けた心無い仕打ち。耐えに耐えて偉業を成し遂げたロビンソンの「ええ話」はそれだけで心揺さぶられるものであります。 しかし映画作品としては、その既定路線をキレイになぞっているだけの優等生作品で少年少女向け伝記の枠を超えたものではありません。奥さんのサポートひとつにしても、ベタベタくっついてる描写ばかりではなく、彼女が闘ったであろう“対嫌がらせ”の具体的な話が聞きたかったし、野球ドラマとして観るなら 後任の高齢監督の名采配も見たかった。うーん物足りない。 とはいえ、やる気まんまんのH・フォードは渋い役どころを器用にこなしているし、気の利いた台詞も楽しい。「棺桶をバラで飾ればいい」「肌がたとえシマウマ模様でも俺はかまわん」等がお気に入りの台詞です。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-20 00:36:02) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 僕だったら即チャップマンにブチ切れます。やはり偉人は凄い。 【osamurai】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-16 01:21:55) |
★30.《ネタバレ》 背番号『42』――。生涯を懸けて嵐のような人種差別と戦い、全メジャーリーグ球団で唯一の永久欠番となった史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン。そんな、文字通り“野球の世界を変えた男”の気骨に満ちた生涯を丹念に描き出す伝記映画作品。もう予告編を見ただけでその内容の98%が予想できる、もう王道中の王道、例えるなら文部科学省推薦作品として体育館に集められて皆で無理やり見させられた挙句、半ば強制的に「差別について」という題で感想文を書かされそうな作品でしたね、これ。確かに、普通の人なら絶対に心が折れそうなほどの苦難な道を歩み続け、後世に多大な貢献を果たした男の生涯をストレートに描いたド直球の伝記映画として素直に良かったとは思うのだけど、うーん、もう少し新しいアプローチが欲しかったですかね。ちょっと、これってあまりにも“優等生”過ぎやしません?たとえば、一度見たら忘れられない強烈なキャラクターを登場させてみるだとか、「え、そんな伏線が隠されていたのか」と唸らされるようなストーリーで魅せるだとか、彼がその生涯を懸けて人種差別と戦い続けたにもかかわらず未だアメリカには根深い差別の病根が残っているという空しい現実を冷徹な視線でもって見つめてみるだとか、現代の映画としてそう言った心に残る新しい演出が欲しかったところ。とはいえ、ハリソン・フォードを初めとする主演俳優陣のナチュラルな演技は見ていて好感が持てるし、全編に漂うノスタルジックな雰囲気も良かったし、何より人種差別と戦い続けた実在の人物の生き様を現代に甦らせた伝記映画として――新鮮味はないとはいえ――普通に良く出来ていたと思います。僕が野球好きなら、もう少し評価は上がったかも知れませんね。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-02-27 18:56:21) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 ○いつぞやのイチローが満塁ホームランを撃った時に確か知ったような話だったが、人種差別がテーマの一つの割にあっさり風味の味付けだと感じた。○映画では語られなかったが、ジャッキー・ロビンソン氏は結構早くに亡くなられたのだね。亡くなる直前の式典映像など少しでも見せてほしかった。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-04 16:17:48) |