1.『エターナルサンシャイン』の監督という事ですが、これ以降はよくわからない映画ばかりとってる感じですね。今作も相当よくわからない映画だと思います。いきなりオープニングから飛ばしていて、ストップモーションを多様した摩訶不思議映像が繰り広げられます。蛇口からウナギが出てきてそれを調理したり、小人が出てきたり、変な空飛ぶ乗り物が出てきたり、シュールすぎる世界観です。しかも、最初だけかと思ったら全編に渡って繰り広げられるので凄いです。きっと、監督が思い付いた事をそのまま次々と映像化してったんだろうなぁ。CGからセットに至るまで相当金かかってますよこれ。ちゃんと元は取れたんだろうかと心配になりました。オドレイ・トトゥは相変わらずの不思議ちゃん。もう『アメリ』の呪縛からは逃れられないんだろうなぁきっと。 ともあれ、凝りに凝った映像世界は一見の価値あり。ジャン・ピエール・ジュネ作品が好きな人とかにはオススメですね。