11.《ネタバレ》 これはダメだった。全体の会話劇。←退屈。ストーリーの起伏が少ない。=テンポ悪い。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 4点(2019-01-26 21:56:19) |
10.つまらない。 ストーリーに一瞬たりとも入り込めず70年代のカリフォルニアの情景を見てただけの垂れ流し。 これは雰囲気と俳優の個性を味わうだけの映画か。 私立探偵がクスリでラリッて何がしたいのか意味不明な行動がどんどんつまらなくなってきた。 自己満足感が強く見てて苦痛でしたね。90分ほどにコンパクトであればまだ観方が変わったかもしれないが。 |
9.《ネタバレ》 全編にわたる会話劇。ひたすら続くセリフでぎっしりと敷き詰められていて、結構集中してないといけません。 いまいち入り込めなかったのですが、彼女のホットパンツでウロウロ→トップレスシーンはなんだかとてもエロティックだった。 そこに5点献上。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-02-11 23:18:35) |
★8.《ネタバレ》 トマス・ピンチョン――。それは現代アメリカ文学を代表する作家であり、何度もノーベル文学賞の候補となりながらも、その極度の偏執的な性格のせいでプロフィール完全非公開、誰からのインタビューも受けず高名な文学賞授賞式にも一切出席せず、顔写真すら公表していない孤高の覆面作家だ。そして代表作――寡作なので、何十年という作家生活の中でもその全体の作品数は数えるほどしかないのだが――と呼べる幾つかの作品もその経歴以上に難解で前衛的で多くの謎に満ちていることでも知られている。本作はそんな孤高の作家の代表作を、これまた現代ハリウッドでも特異な位置に居るポール・トーマス・アンダーソン監督が、豪華キャストを揃えて映画化したものだ。観終わってすぐの率直な感想を述べるならば、「凡庸」。この一言に尽きるだろう。ピンチョンの作風を言い表すとき、よく〝パラノイア(偏執狂)〟と表現されるほど徹底的な独自性と有無を言わさぬ破壊力に満ちているというのに、ポール・トーマス・アンダーソンともあろう者がこのような凡庸な出来で満足するとはどうしたことだろう。ただただ思わせぶりで大して面白くもない映像が延々と続き、正直、僕は最後まで観るのが苦痛で苦痛で仕方なかった。原作のことを前提に考えるならば、もっとぶっ壊れていてしかるべき!もっとエキセントリックでアナーキーな内容を追求してこそ、これまで映像化は不可能と言われ続けてきたピンチョンの原作を映画化したと初めて言えるのに、これでは到底認められない。たとえばテリー・ギリアムの作品に『ラスベガスをやっつけろ』というのがあったが、あれも映像化は不可能と言われた原作を映画化したこともあって完成度は必ずしも高くはないのだが、それでも他の追随を許さない圧倒的なオリジナリティを構築した監督のその気概に僕は震えたものだ。対して本作のこの凡庸ぶり。かつて『パンチ・ドランク・ラブ』という怪作を撮った彼がピンチョンの『LAヴァイス』を映画化したということで、かなり人を選ぶぶっ飛んだ内容を期待していた僕としてはかなり残念な作品であった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-12-28 21:52:21) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 探偵が美女がらみで巻きこまれる、と言えば「チャイナタウン」を思い出すが、この映画は社会派ではなかった。堅気とヤクザ、その境界線での男と女のやり取りを2時間半近く、たっぷり描く。最後の落とし前のつけ方が心地いい。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-27 17:24:40) |
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6.話が複雑でついていけない、と思いながらも、筋が破綻しない程度に70年当時のロサンゼルスのゆるくて猥雑な空気を堪能する映画なのでしょう。だから見ても何も残らない(笑)。ポール・トーマス・アンダーソン監督だからこそ期待した部分が大きいのも一因か。ホアキン・フェニックスのどっぷり浸かったヒッピーぶりが物語をさらに可笑しな混沌に拍車をかけていてハマり役だった。 |
5.「チャイナタウン」ミーツ「ビッグ・リボウスキ」みたいな。P.T.アンダーソンもピンチョンも好きなんで9点ぐらい付けたいところですが、どちらの持ち味も出し切れなかったかな。いや、面白いんですけど。原作邦訳のへんてこな題名を踏襲しなかったのは卓見。 【Gioachino】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-10-17 11:36:53) |
4.《ネタバレ》 テイストとしてはチャンドラーの70年代版焼き直しといった感じで良かったです。ただ映画にするには物語が複雑すぎて、字幕版ではついていけなかったです。最初の30分間は期待しましたがここぞという展開もなく、そこは残念。今カノがR・ウィザースプーンとは途中までわかりませんでした。さらに正直に言って、最後まで主役がホアキン・フェニックスだと気が付きませんでした。。。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-10-10 00:16:47) |
3.おもしろいです・・・・けど、あとには何も残らない。そういう感じを狙っている映画です。当時のLAの雰囲気に、個性的なキャラクターを演じる俳優たちが見事にマッチ。ゼア・ウィル・ビー・ブラッド、ザ・マスターと、真面目で窮屈な映画を作ってきたPTアンダーソン。一転、少し力の抜けた今作に続く次回作がとても楽しみです。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 6点(2015-06-20 22:48:53) |
2.基本的に会話ばかりで正直字幕についていくのもやっとでした(汗)移動シーンがなく、いろんな人物にぽんぽんと出会ってるのはクスリのやりすぎで主人公もよく分かってないということなのかな?欲を言えばもう少し息継ぎできる時間が欲しかった。でも70年代のLAを再現した衣装や音楽、雰囲気など世界観は見ていて楽しかったです。原作ファンの人の意見も聞いてみたいです。気楽に見たら結構楽しめる映画だと思うので、もう1回、2回と見たらまた印象変わるかも。とりあえず6点で。 あと元UFCファイターのキース・ジャーディンが思ってた以上にいい役で出ていたのが嬉しかったです。ホアキン・フェニックスとのツーショットは貴重でした。 |
1.なんとも不思議~な、“グルーヴィ”な映画でした。複雑なプロットですが、そこは重要ではない。頭を使って観るものではないですね。明るい絶望感の漂うLA(街そのものがヤク中)、キャラの濃い登場人物たち(おかしな名前ばっかり)、お洒落な台詞(フランクになろう)、70’sの音楽・・・とにかく目に入るものと耳に入るものに酔いしれました。クスリやってみたい!とはギリギリならなかったけど、フローズンチョコバナナは食べたいなー。誰かの目の前で下品に頬張りたい。そして、後半のあのサービスシーンに関しては本当にありがとうございました。僕も前に座っていた男性客も足を組んで観ていました。 【Y-300】さん [映画館(字幕)] 8点(2015-04-20 09:29:18) |