20.《ネタバレ》 『2』と同じ点数をつけましたが、好みで言えば『2』のほうが好きです。 一応『3』にあたるこの作品。タイトルを変えているだけあって、『1』『2』とはまるで方向性が違います。 『ゾンビ』にしろ『バタリアン』にしろ、私がこの系統の作品に求めるのは『サバイバル』『パニック』なので、この作品はいまいち好みと合致しません。かなり内輪の揉め事に終始していて、フィールドが狭い。パニック要素が弱い。不特定多数の人々を巻き込んでこそ、盛り上がるというもの。 ただ、その狭いフィールドの中で起きるトラブルは、結構なクオリティで魅せてくれます。 『最初の実験体の惨劇』『撃たれた店主の捕食及びバタリアン化』『リバーマンを食べてしまうヒロイン』など、どれも一見の価値はあると思います。グロさはまあまあ、ストーリーも悪くないので、スプラッタ系ムービーとしては十分楽しめるものに仕上がっていると思います。 私はメインのストーリーが『ラブストーリー』だと、どうしても気持ちが乗り切れません。 それに、彼女の死は自業自得も良いとこです。更には主人公である彼氏のあまりに身勝手な行動。たとえB級であっても、主人公にはある程度の常識人を置いてもらわないと、共感も同情もできません。 ある意味、彼氏のエゴを最悪の形で表現した究極のDV作品です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-05-27 10:35:12) |
★19.《ネタバレ》 人気ホラーシリーズ「バタリアン」の第3弾。バイク事故で同乗していた恋人を失った青年は、軍が極秘開発していた屍体を蘇らせる薬品を盗み出し恋人を蘇生させる。 「バタリアン」シリーズといえば、どこか笑える要素もあるイメージなのですが、これは全編通してシリアスです。そしてある意味ラブストーリーでもあります。見終わったらちょっと感動している自分がいました。蘇った彼女が徐々に人間の脳みそを欲してくるようになる展開は、怖いというよりとても可哀相に思えました。その状態でゾンビになるのかよっ!!っていう姿のゾンビも見所。やっぱ笑えるなぁ 【nyaramero】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-27 18:37:35) |
18.B級映画だけど、とてもよくまとまっています。ゾンビにラブストーリー(悲恋もの)という異色の組み合わせですが、全く違和感なく見れました。この面白さ・切なさは、今までのゾンビ映画にはなかったように思います。ただ、もう少し怖さがあってもよかったかも・・・。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-11 04:59:51) |
17.《ネタバレ》 これ悲劇のラブストーリーって感じですね。 内容もコメディ一切なしで、ゾンビ版ロミオとジュリエット風な感じ。 ホラー嫌いじゃなければカップルで見るのも良いかもしれない。 ただジュリーの死因、あれは自滅に近いのでそれだけが興醒め。 【シバラク・オバマ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2010-07-31 19:37:29) |
【spputn】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-06-17 00:51:48) |
15.愛する人を救う為に・・という点ではウェス・クレイヴンの「デッドリー・フレンド」のゾンビバージョンといったところか、どことなーく似たところがあります。ブライアン・ユズナが監督した映画は初めてみたのですがなかなか・・エグいシーンを作るのが上手いようで。今までの「バタリアン」みたいに面白おかしく作ってなくて手の込んだホラー映画。なかなか恋愛ホラーってないのである意味貴重な作品かと思います。まぁ主人公の青年の若さ故に見終わった後、こうなったのも「君が一番悪いんだよ」とちょっと思ってしまった。 |
14.《ネタバレ》 軍が死体を蘇生させるという設定以外は、もはや『バタリアン』とは言えない展開。でもこれ、面白いです。前作のコメディ路線から、シリアスな悲恋ものにシフトチェンジしたところは評価できる。SMパンク嬢のヒロインもすげえ!ゾンビを気味の悪い死体として描いているところも、いいです。あくまでB級なので、いろいろ突っ込みどころはありますが、ゾンビ映画としては佳作の部類でしょう。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-31 23:48:56) |
13.《ネタバレ》 レンタルDVDに吹替が収録されてなかった~。原語のままだとシリアスさが際立って感じられるなぁ(私の場合ですが)。予告を見た時点では「いつものバタリアン」ぽかったけど、本編を観たらやっぱりシリアス路線でしたね。◆で、面白かったんですが、やはり気の毒な人が多くて泣けますね。カート(主人公)は可愛い…んだけど、やっぱりちょっとエゴエゴな感じが否めない。挙句ラストでリバーマンに「僕だよ!!」って……自分だと解らせれば助けて貰えると思っているのが凄い。お前のせいでリバーマン死んだんやんけ!(’A’それでも助けてくれるリバーマンバタリアン、いい人です。◆ところでパパはホモなんですか?ホモなんですか? 【えむぁっ。】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-02 02:41:36) |
12.《ネタバレ》 ストーリーに起伏があって、意外なほどドラマチックで、どうしようもなく低予算なのに、切なくも感動的なラスト。こんなゾンビ映画があることを、皆はなかなか信じてくれないが、めげずにゾンビ映画の地位向上に励もう!! 【センブリーヌ】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-02 11:30:54) |
11.全く、なんちゅう自分勝手でヘタレな馬鹿息子なのか。お前の馬鹿さ加減には父ちゃん情けなくて涙出てくるわ。とオヤジが言ったかどうかは別にして、ゾンビを題材に悲劇のラブロマンスに仕立てた本作は、出色の出来です。全身ピアスしまくった彼女のパンクルックもいい感じですし、ゾンビ映画ならではのグロいシーンもちゃんとツボを押さえています。 |
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10.ありゃーなんだか趣旨がかわって別の映画になってます。 悲しいゾンビモノ?はっきりいってこういうのは望んでないんです。 やるならもっと徹底してほしい。というか他のタイトルでしてほしい だってバタリアンのドキドキ期待しているのに・・・。 【とま】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2005-06-09 23:53:05) (良:1票) |
9.男は女の事を自分のエゴでひっぱりまわし、女は愛があるゆえに最後まで男を襲わない。これゾンビ映画の形をとっているが、実のところはエゴと愛の葛藤を描いた恋愛暴走悲劇映画。けど、ごめん。やっぱりゾンビ映画。でも題名「バタリアン」じゃなくてもよかったと思うんやけどな。こんなゾンビ映画があってもいいと思うし、こんなゾンビ映画もめずらしい。それなりにテンポがあって、ほどよくB級感もあって、グロさもかなりあって(ブライアン・ユズナ監督やからしょーがない)、男の気持ちもなんとなくわかって、ラストもすっきりしなくて、派手さとかゾンビの多さは少ないけど(全部で10体くらい?)、最後まで集中してしっかり観れた。あと一歩感はあるけど。 【なにわ君】さん 7点(2005-01-15 00:26:28) (良:1票) |
8.「バタリアン」じゃないよなぁ。でもまあ、出来としてはそんなに悪くない。バタリアンになった恋人への不変の愛に感動した。若さ故なのか。ただ、ゾンビの作りがしょぼいのが残念・・・。ダン・オバノン先生、また撮らないかなぁ。 【BROS.】さん 7点(2004-02-24 13:33:04) |
7.何ともビックリ。これ「バタリアン」?薄暗い映像、展開もちんたらしているし、笑いもなし。 【ボバン】さん 3点(2004-02-20 23:31:17) |
6.ゾンビを中心に親子愛、恋愛を描いた意欲作。なんともいえないB級な感じがたまりません。無駄にヌードが多い彼女に少し同情。コインのエピソードはいい話だと思うのですが、主人公の男はリバーマンに何もいいことをしていない(笑)、むしろ面倒に巻き込んだだけ。二人が駆け落ちしたとしてもドラマーとして生活できず、結局ホームレスになっちゃうだろう夢の跡ということで出したのかな? 【バチケン】さん 6点(2004-02-07 01:03:59) |
5.《ネタバレ》 今更説明するまでもありませんが第1作はかなりの傑作なのですけど、2作目が1作目のまんま焼き直しのような駄作だったためか、この3作目が日本で公開されることはありませんでした。で、この3作目はどうかと言えば、ラブロマンス?という、また新たな方向で作られた、ある意味良作だと思います。ラストなんか炎の中で2人がキスをしてジ・エンドって…。 基本的に出てくる人物どいつもこいつもバカばっかりなのですが、その中でも主人公はズバ抜けたバカでありまして、コイツのおかげで悲劇が始まり惨事が起きる。大体バタリアンがどんだけ醜く恐ろしいか見ておいて、死んだ彼女をバタリアン化で生きかえらせるところから、散々彼女をかばって多くの人が死んでいったのに、自分が食われそうになると鉄パイプでぶん殴るし・・・。最後は誰もがコイツを殺すのが一番の解決策だったのでは?と思うのではないでしょうか。個人的には彼女がボンテージバタリアン?に化す所が好きなわけですが、監督がブライアン・ユズナということもあって、出てくるゾンビのディティールのハチャメチャぶりも一見の価値ありかと思います。 【カズゥー柔術】さん [DVD(字幕)] 7点(2003-10-23 18:29:03) (良:1票) |
【腸炎】さん 7点(2003-10-17 21:48:08) |
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2.バタリアンの設定を持ってきた、哀しいラブストーリー。 【ロカホリ】さん 7点(2003-10-16 02:21:20) |
1.《ネタバレ》 前はこれが一番好きだったんですが、やっぱり1作目には叶わないと言う事で…。監督が“ZOMBIO/死霊のしたたり”でスチュワート・ゴードンと共にブレイクしたブライアン・ユズナへと代わってるんで、今までのようなコメディー・タッチの作品から、一気に恋愛ゾンビスプラッターなるとんでもないものに仕上がっています。シリーズ独特のコメディ・タッチの映像が好きな人は見ない方が賢明。スプラッタモノが苦手な人もしかり。それにラストはある意味ではシリーズ史上最も悲惨な終わり方をします。ちなみに2作目の時にあったような“さりげない繋がり”は今回一切登場しません。 |