25.《ネタバレ》 マカロニウエスタンらしく、ガンファイトだけじゃなく肉弾戦も豊富。銃身の切られた銃や1ドル銀貨などが物語進行のいいスパイスになっていて、単純な勧善懲悪ものなのに単調ではないいい味付けになっていました。 主演のジュリアーノ・ジェンマも、前半までの髭ぼうぼうから一変、髭を剃り落とした後のハンサムな顔立ちといい、銃の腕といいとても良かったですし、アニメ長のオープニングなども今観てもとてもおしゃれで格好良かったです。 【クリムゾン・キング】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-19 14:27:52) |
24.《ネタバレ》 ジュリアーノ・ジェンマ主演、マカロニウエスタンの佳作。 刺激の強い展開、アメリカの西部劇とは一味違う雰囲気を醸し出す音楽など本作もマカロニらしい作品です。 ジュリアーノ・ジェンマ以外にもフランコ・ネロなどのスターを産み出したマカロニウエスタンですが、 やはりジュリアーノ・ジェンマは他とは違う華があるスターらしさのある人です。 序盤は顔中が髭で覆われた風貌で登場ですが、スカッと髭を剃ったジェンマのカッコよさ! ラスト、暗闇の中ランプの明かりに照らし出された表情、そして光と影の使い方の妙。 ジェンマをいかに魅せるかといった工夫と共に、序盤のヒゲ面、1ドル銀貨、銃身が切られた拳銃、柱時計・・・。 序盤に登場したそれらがその後のストーリー展開に欠くことのできない要素として見事に機能させている。 少し立ち止まったり、余韻を持たせたりという時間帯はほぼ無く、常にストーリーも、ジェンマも、動き続ける。 あっという間の90分ですが、本作に関しては中盤から後半にもう少し時間を使ってくれてもよかったと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 20:39:55) |
23.《ネタバレ》 昔見たけれど、胸ポケットの1ドル銀貨のオチだけは覚えていたが他はきれいさっぱり忘れていた。 弟と知らずにやりあってしまう兄ゲイリー。雇い主のマッコーリーがとんだ悪党で自分が利用されただけだと悟った兄は、死んだ弟の復讐に。南軍の無法者を装って邪魔者を抹殺しようとする悪党に、敢然と立ち向かう主人公。 いかにも西部劇らしいシンプルな善と悪の対立構造。マッコーリーだけでなく保安官までがお尋ね者で、妻も巻き込まれて絶体絶命の危機。それを切り抜けるのは、マッコーリーと保安官を仲間割れさせる知恵と早撃ちの腕。ジュリアーノ・ジェンマのどストレートの主役っぷりがカッコいい。 良く言えば安心感のある、悪く言えばすべてパターン通りのマカロニウエスタン。冒頭の銃身を切られた当たらない拳銃が、ラストの対決に効いてくるのもオシャレ。ただ、ゲイリーを直接雇ったマッコーリーが、潜入したゲイリーの顔を見てもすぐに気が付かなかったのは不自然すぎる。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-08-30 23:50:16) |
22.《ネタバレ》 マカロニ・ウェスタンというのは、時代や国・地域があいまいというか、どこでもいいというイメージがあります。しかし本作では、南北戦争終了後のアメリカ西部が舞台。それはいいのですが、セリフがイタリア語なので違和感があるなぁと思いつつみていたら、最後にやられました。あれがあるから南北戦争後だったのですね、納得。ほかの方のレビューにもありますが、こうした小道具の使い方がうまいです。それ以外では、主人公が妻帯者であるためか、ちょっと甘い雰囲気があるところが異色です。しかし主演がジュリアーノ・ジェンマですから、それはそれでいいでしょう。紳士然とした悪役のピエール・クレソワも魅力的。銃撃戦だけでなく肉弾戦も十分楽しめます。主題曲もマカロニらしくていいですし、娯楽作品としてはなかなか楽しめました。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-07-12 17:18:41) |
21.《ネタバレ》 マカロニウェスタンを久々に見ましたが、アメリカ西部劇と比較すると景色や建物のセット等、微妙に違う雰囲気が出ていて興味深かったですね。ストーリー自体はまぁ、復讐と愛する者を救う、という王道でこれといって代わり映えがあるわけではないのですが、ちょっと疑問な展開もちらほら。いや一番疑問なのは、命を救ってくれた銀貨が完全に貫通してることですかね(笑)。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-21 19:40:30) |
★20.《ネタバレ》 何といってもG・ジェンマの魅力に尽きる映画だが、アイディアもなかなかいい。銃弾が胸に当たって、たまたまポケットに入れていた硬貨に当たり命拾いした・・・。現実にも似たような話は結構あるようで、数年前にも「発砲されたが、胸の手帳に銃弾が当たり、生命が助かった」というニュースがあった。即座にこの映画を思い出したが、インターネットでは話題にならなかったような気がする。主人公ゲーリー・オハラ、いい名前ですねえ。 【風小僧】さん [地上波(吹替)] 8点(2012-12-30 22:54:46) |
19.全体の雰囲気が、ウエスタンにしてはえらくふにゃっとしているというか、なよっとしているというか・・・それならそれに徹したら逆に面白いと思うのですが、何ともどっちつかずで中途半端です。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-09 22:33:28) |
18.《ネタバレ》 高校生の頃にクラス一の美少女のオススメだったのを思い出して観たが、廃屋に来てからがまあ退屈なこと。 それと、悪党側が悪党なのは判るが、やっと探し当てた「証拠」が手配書って、大雑把すぎ。もっと具体的な悪事の証拠なのかと思ってた。あんなの、近隣の司法関係事務所にあるだろうよ。 あと、タイトルになった、命を救った銀貨、穴開いてるって事は、弾貫通したってことだろ?死なないか?普通。 【Tolbie】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-07-21 16:18:46) |
17.久しぶりにマカロニウエスタンを見たけど、すげぇ勢いで人が殺されていってますねぇ~(笑)主人公のオハラが波瀾万丈すぎる、なんでも来いなカッコイイ姿が印象的で紅一点の綺麗なオクサマがいいですねぇ~。結構脚本が詰め込んでてモンゴメリー・ウッドことジュリアーノ・ジェンマの銃さばきもこれまたカッコイイ。あぁ、もじゃもじゃヒゲも似合う男の中の男ってやっぱウエスタンが似合うんだよなぁ~。ときどき登場する小道具が展開を変えるいい使い方をしてるのは見事でした。runtimeもTV映画並みに短いので楽に見れるマカロニウエスタンかと思います。 |
16.《ネタバレ》 ピンチに次ぐピンチでもう誰が誰やら、どういう利権問題なのか、よく分からなかった。90分に内容盛りだくさんで、唯一すっきりできたのは、ジュディさんが単身、危険な荒野の町に乗り込んできて、彼女を救わんが為に、ジェンマが底力を発揮するという点。ただでさえ、野獣のような荒くれの生き残る時代。女性は無防備のまま、こんな行動とっちゃいけませんよ!まったく。カーボーイの靴についてる車輪は、ホントは何に使う為にあるのでしょう?小道具の使われ方が光る映画でした。まぁ、めでたし、めでたしで良かった、良かった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-05 09:52:25) |
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15.《ネタバレ》 衛星放送で何気無く観たんデスが、面白かったです。ピンチに継ぐピンチで「主人公は何故にこんなに不運なのか…」とハラハラしながら観てました。伏線の張り方も秀逸で、変なヒネリも無く素直に観られます。ストレス発散に是非‼ 【キノコ頭】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-11 15:58:53) |
14.マカロニウエスタンといえば思い浮かぶ本作。よ~く練られた脚本、哀愁に満ちたジュリアーノ・ジェンマ。子供時分の記憶が鮮明に残っている作品です。 |
13. 裏切り、裏切り、裏切りの連続で、一体誰が誰だか全く分からない。 勧善懲悪を描きたかったのだろうが、主人公はやられるシーンが多くて、ストレスを感じる。 こんなラストシーンでは満足できない。 因みに、特典映像に、日本向けのジュリアーノ・ジェンマのインタビューがあったが、彼は今(2001年)でもとても魅力的だった。これだけでも必見の価値がある。 当時、全世界でヒットしたというが、私にとってジュリアーノ・ジェンマの最高傑作は「星空の用心棒」である。 一度ご覧あれ。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-02-08 01:59:11) |
12.そりゃまあ、完成度が高いか低いかと聞かれれば、高くは無いのだけれども、波乱万丈、危機また危機で飽きさせない娯楽作品として観れば、完成度が高いか低いかと聞かれれば、決して低くは無いだろう(だからと言って高くもないだろう)、という、いかにもマカロニらしいマカロニウェスタン。わかりやす過ぎるBGMが、映画を盛り上げるとともに、映画を安っぽく見せてしまうのだけど、ここまで音楽の使い方がわかりやすいと、何かミュージカル映画でも見ている気分になって、意外に悪い気はしない。そしてこの映画、何と言っても伏線の張り方が上手い、上手過ぎる。ほとんど反則。ここまで上手いと妙な感動を呼んでしまう。これが、この映画のポイント。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-06 23:00:28) |
11.《ネタバレ》 この映画のなにがいいって役者がいい。 さわやか二枚目のジュリアーノ・ジェンマに正統派美人のイヴリン・スチュアート。 肝心のストーリーは前半タルかったけど後半20分くらいからいい感じで盛り上がってくる。 よもやアレが土壇場で活きるとは。 ラストのボーカル入り主題歌が沁みる。 タイトルの1ドル銀貨をもっと効果的に演出して欲しかった。 せっかくかっこいい小道具なのに。 ラストのアレに喰われ過ぎ。 西部劇やマカロニ好きならグッとくるものがあるかもしれないけど、それ以外の人が楽しめるかどうかは疑問。 私はボチボチ楽しめました。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-25 10:39:32) |
10.《ネタバレ》 テンポ良くサクサク進んでいきますし、なかなか面白いところもありますし、銀貨や銃身の切られた拳銃などの道具の使い方も巧みで、これは意外に及第点はクリアしているなぁなどとエラそうに見ていましたら、最後にとっても素晴らしいシーンが待っていました。夜の暗闇でランタンを提げてずんずんマッコイに近づいていくゲイリー。マッコイはゲイリーを撃ちまくるですが、全くきかず寄って来たランタンの灯りで例の銃身の切られた拳銃だと明らかになり、さらに浮かび上がったゲイリーの顔が、その影で冒頭の頃のヒゲ面を思い出させマッコイにこの南軍兵は一体誰なのかを分からせるのです。これは面白いシーンですし、ゲイリーの弟の敵を討とうとする執念や、死んだはずである彼のまるで本物の亡霊のような姿に対するマッコイの恐怖がよくよく表れている場面だと思います。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-23 18:12:14) |
9.モンゴメリー・ウッド=ジュリアーノ・ジェンマ。英語圏でも覚えやすい名前を、との意図だったと聞く。売れるようになるまでは、あれこれと苦労をするものだ。イーストウッドやフランコ・ネロに比べ、うんと甘いマスクで、私は大好きだった。まさに正義の味方といった感じである。マカロニ・ウエスタンを語るとき、忘れてはならない一本。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-10-02 00:50:19) |
8.マカロニウエスタンではドル3部作の次に有名であり、ジュリアーノ・ジェンマの出世作と言われる作品ではありますが…面白くないんだよなぁこれが…。 確かに銃身を短く切られた銃とジェンマが弟から貰った1ドル銀貨の使い方は優れているんだけれども、後は出来の悪い平坦な復讐劇で全然面白くない。 小道具の設定頼みでドラマが弱い・・・。 始めて鑑賞した時は「えぇ~、これが出世作?なんで~!」とぶったまげたモノです。 まあマカロニにありがちな大した粗は無いし、ヒゲもじゃもじゃの荒くれ男から甘いマスクのナイスガイに変身するジェンマに5点。 ここは素直にジェンマ氏の魅力に浸ることが、この映画の正しい鑑賞法なのかもしれません。 【カニ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-10-27 16:40:27) |
7.率直にジェンマの傑作であると思う。イーストウッド、フランコネロなど素晴らしい輝きが当時あった。誰が好きかなどと話したものだ。するとリーバンクリフの演技がいいとか話は尽きなかった。Nobody knows the story of man であったかな、歌はやや切ない。映画ではよく銃弾をたまたま聖書でうけたりとあるのだが、コインで受けとめるのは確率的に難しいなどと余計なことを考えたりしたよ。ともあれ、ジェンマ人気に火をつけたのであった。 【トラヴィス】さん 7点(2003-06-16 10:52:22) |
6.懐かしい映画ですね。アメリカにホームステイしたとき1ドル銀貨を見せてもらって実物がかなり大きいのに驚き、「ま、これなら弾除けになったという設定もあながち無茶ではないかな」と納得しました。ジェンマはかわいかった。 【みんみん】さん 6点(2003-04-01 13:54:57) |