12.《ネタバレ》 作品の雰囲気もいいし、音楽もいいし、女優さんもそれぞれ可愛いのになんだかもやもやしたものが残る作品でした。 タイトルがタイトルだけに最後は死ぬんだろうなぁって予想はしてたけど、ラストのアホみたいな演出の為に撮影係の同僚が一緒に殉職させられたのが気の毒過ぎる。 別れさせ屋の話は結構面白くて、ラストのオチも切なくて良かったんだけど、最後の依頼が余計で台無し。 その依頼した息子の話も直接言わず伝言を頼む意味がわからない。 代わってあげたいと健気なこと言う息子を殴る母親にも唖然とした。 あと、死に際に笛吹く演出も迷走してると言わざるを得ない。 妹の話は心の声が面白くて良かったけど、これ1つくらいはハッピーエンドでも良かったんじゃないだろうか。 4つの中でいちばんいい話だったと思うけど、早々にフェードアウトさせられて勿体なかった。 妹だけで1本の映画にしてくれても良かったくらいです。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-10 14:51:24) |
★11.《ネタバレ》 4つの別離が並行して描かれている作品。 癌の母と息子、消防士と手話通訳士、着ぐるみの聾唖少女(手話士の妹)と画家志望、別れさせ屋を始めたプータローとレジ打ちのパート店員。 一番自然で良い雰囲気だったのが、火傷を負った着ぐるみ少女の話だった。 それ以外は韓国作品にありがちなあざとさが気になる場面がちらほら。 息子が死にゆく母への思いを別れさせ屋に託す展開は無理がある。 消防士がビデオレターのような真似をする時間があれば、必死で逃げようとするだろうに。 いくらフィクションとはいえ現実味がなさすぎると感情移入も難しい。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2014-09-19 21:23:43) |
10.《ネタバレ》 これはもう韓国映画のお約束てんこ盛りなんだろなと、半分期待で見ていたが、前半は非常にテンポも良くて、音楽も良いもんで、あ~これは泣かされるわと、やられちゃうなと、思っていたら全く大丈夫だった映画。それぞれの演技も良かったし、やっぱりシンミナは可愛かったし、なんだろう・・・テンポが良すぎて軽かったのかな~。突っ込みどころも多かったですな。女の子の髪引っ張って泣かしちゃだめだよ・・・。遊園地のエピドードは良かった。唯一未来に希望を残しましたね。悲しいエピソード満載なのに、後味爽やか・・・これいかに・・・!?(汗) 【masaov】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-09-20 04:10:01) |
9.《ネタバレ》 4つの別離の物語が進行しますが、基本的に別物で群像劇にはなっていません。恋愛が3組で、親子が1組。恋愛にまとめればすっきりしたのに。別れさせ屋は、コメディの部分が弱い。またどうして別れなければならないのか、事情がよくわからない。彼女の自分に対する依頼を律儀に遂行するのは、お人よしすぎないだろうか?彼の傘のエピソードもいまいち。店のあそこに傘をおいて、それを彼女が偶然持っていく確率はほとんどない。また壊れた傘を見て彼女の心が戻ったかどうかも不明のまま。ボクサーの設定も生かされていない。もやもやしますね。聾唖の少女と画家の青年エピソードは場所が遊園地ということもあり、とてもロマンティック。設定はとてもいい。ただ二人の絆が十分できる前に、別れとなるのが惜しい。留学による別れはインパクトが薄く、悲しくならない。美男、美女のカップルだったのに残念。もうひと波乱ほしかった。癌に冒された母と子の物語は濃い。うまくいっていなかった母子関係が、母の病気を機に修復され、お互いが相手を思いやれるようになるプロセスが描かれている。ただ母と子なので、それくらいは当然と思ってしまう。面会謝絶が当たり前の病状で、別れさせ屋が入ってきて、子供の伝言を伝えるのはナンセンス。子供よ、あれくらい自分で伝えなさい。子供を雨に打たせるのもあざとい演出。母親があまり優しそうでない風貌なのも欠点かな。髪を引っ張られて泣く女の子がかわいそうだった。消防士と手話士の女性の話は、笑いもあり、一番ほんわかしていた。女性が望んでいるのに、男がプロポーズをなかなかしない理由がよくわからなかった。助けた女性の姉とつきあうのはどうして?プロポーズ寸前に事故死なんて、見てるほうは悶絶します。中学生レベルのベタな展開で、リアリティゼロ。これじゃあ泣けない。しかも最後の姿をビデオカメラに撮り、手話で愛を伝えている。その間に早く逃げろと誰もが突っ込んだことでしょう。ビデオカメラが燃え残ったのも不思議。こんなビデオを見せられた女性は不幸と思う。一生、彼の重荷を背負って生きてゆかなければならない。女性の泣く演技も未熟でしたね。製作者の狙いとしては、悲しい別れのてんこもりを狙ったのでしょうが、失敗でしたね。よくばっちゃだめです。人の死を描くのだから、もっと敬虔な気持ちで製作して欲しいです。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 5点(2009-04-17 01:54:23) |
8.韓国映画らしいあざとさは健在だが、豪華キャストの味のある演技で落ち着いた泣ける一作に仕上がっている。 【SUM】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-01-22 21:07:44) |
7.往年の月9ドラマを1年間分まとめて、ムリヤリ2時間にダイジェストしました、みたいな。とくに家族とか、会社とか、そういう関係をぶった切って、個別の関係だけを描こうとするところがいかにも月9らしいと思ったのだが、バブルを乗り越えて大人になってしまったおいらにとっては、そんなものはリアリティ皆無のおとぎ話で、世の中そんなに美しいものばっかじゃないだろ!!と、毒づきたくもなった。もっといろいろあるでしょーが、人生。 【ぽん太】さん [映画館(吹替)] 3点(2006-12-05 00:00:41) |
|
6.この映画を見に行った理由は、タイトルに妙に惹かれたことと、予告の最後に出るイム・スジョンの泣き顔が可愛かったから。だからそんなに期待していったわけじゃないんですけど、意外に満足できました(ツッコミどころは多いですけどw)。別れさせ屋のラストシーンにだいぶ涙してしまったのでこんな評価。まあ一番sadなのはこの映画を共に観る人がいない僕自身かも知れませんが・・・。 【ヴィン】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-12-03 23:36:16) |
5.《ネタバレ》 mkz811さんとほぼ同じ感想です。独身女性が見たら、多分泣けるんでしょうけど(実際、近くにいた女性はハンカチ握り締めてましたから)、私(子持ちの男)としては、まったく涙腺ポイントのない映画でした。ポスターとタイトルにつられ、かなり期待していったのがいけませんでした。特に耳が聞こえるのに、声が出ない女性という設定が良くわかりませんでした。でも一応声も出すシーンもなったりなんかして、もう感情移入する前にその理由が知りたくなっちゃって。癌のお母さんの息子も夜中にバス停で一人で泣いていたりして、10歳の子供があんなところに一人で泣いていたら、日本なら確実に保護されると思うのですが。更に別れさせ屋という特殊な職業まで出てきて、(昔日本でも実際あった珍ビジネスだった気がする)これがどう商売になるのかが気になって仕方がなかった。あと、消防士の話も火事起こり過ぎ!リアリティなさ過ぎ!唯一、映像はとてもきれいだったので、なんとなく見せられてしまった。劇場で見なかったらそれも半減されるでしょう。ということで、映像の良さに4点です。 【如月CUBE】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-12-02 22:13:22) |
4.《ネタバレ》 タイトルからしてこれは物凄く泣ける映画に違いねぃ!と、気合を入れて見に行きました。序盤は何組かのカップルによるかなりハッピーなラブストーリーが展開され、なるほど、幸せな物語に見せかけておいて一気にどん底に落とすわけだな、などと思っていたわけです。そして中盤、突然主人公の一人である青年が彼女にふられ(キターー!)そしてそこから、まさに畳み掛けるような不幸の連発が巻き起こり一気に泣かせムードに! ・・・・いや、泣けません。たしかに私の左4つ隣の席のお姉さん(20代後半)や、前の席のおばちゃん(2人組)は泣いていましたとも。しかし、私は全く泣けないのでした。その理由としては、いかにも泣かせようとしていると思われる過剰な演出が多い。しかも、ありえないくらい非現実的な行動や強引な展開が当たり前のように起こるので、キャラクターにも全然感情移入できないのであった。・・・・カメラの前でポーズとる余裕があるなら速く逃げ(ry 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 2点(2006-11-13 21:54:24) |
3.《ネタバレ》 ややっ? 世間の不評悪評を覚悟の上で見に行ったら、意外にも良かった、感動しましたよ? そりゃもう韓国映画のベタな物語を4つ合わせただけ、みたいな状態ではありますけど。ガンに冒された母と、その息子。消防士と、その恋人。耳の不自由な少女と、絵描きの青年。別れ話の代行をする男と、その恋人。それぞれがどんな物語になるかなんて「はいはい、毎度のパターンね」って判ってしまうようなもので、実際その通りの展開しかしません。また、それらが同時進行で描かれるために、どうしても薄くなってしまうエピソードがあるんでないの?と思われそうですが、これもまたその通り。ええ?アレで終わり?ってエピソードもあります。同時進行ですから、当然クライマックスに怒涛の泣かせに突入しますが、あっちで泣かせ、こっちで泣かせと、どうも泣かせも集中できずに散漫になりがち。1つ1つ独立した映画にした方が良かったんじゃないの?というツッコミも否定できません。でも、リンクしている部分の構成なんかは結構楽しめますし、ベタさ加減を全面的にとことん味わいましょうって姿勢で見るのならば、やっぱり「ああ、ええわぁ」って思えます。韓国映画のベタなところと同時に綺麗なところだけを濾過して描いている状態なので、世界から雑音も響いてきませんしね。動き過ぎなカメラワークが煩わしく感じましたが、まあ、深い味わいはないけれど、韓国映画ベタベタバイキングとしてはお腹いっぱいになれます。個人的には着ぐるみ少女のエピソードをもっとたっぷりと1本で見たかったですが。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-11-11 17:03:05) |
2.《ネタバレ》 韓流テイスト炸裂爆裂!相当あざとい映画ですね~、これは。着ぐるみ手話少女と絵描き長身青年君とのコミニュケーション方法にどうも腑に落ちない点があったり、せっかくの小道具、傘の使い方に大きな不手際があったり、登場人物中にそれは人間としてどうなの?っていう非常識な行動を何気にチラホラ取ってる奴がいたり、「消しゴム」ヒーロー、チョン・ウソンの頬が「デイジー」の時よりたるんでたりと、部分部分に至らない箇所が多々散見されました。先読み観客の予測を気持ち良く裏切ってくれるようなエピソードがひとつもなかったのが一番の不満。ドラマ「ごめん、愛してる」のイム・スジョン目当てだったんですが、彼女より今回は妹役の手話少女の方が儲け役。精一杯の泣き笑顔で似顔絵を描いてもらう遊園地シーン、やけにココロの琴線部分に触れてしまったので1点おまけしておきます。最近の韓国ラブストーリーの中では良いほう(←多分)えっと、それで消防士さんっていうのは常にハンディカムビデオを携帯してるモンなんですか? 【放浪紳士チャーリー】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-10-08 12:56:52) |
1.《ネタバレ》 全部ハッピーエンドじゃないんだけど、悪くないエンディング。姉の恋人は死なせないでほしかったけど。耳の不自由な妹と画家志望(?)の青年の話が一番好きです。やっぱりチャ・テヒョンはあまり好きじゃないなぁ。演技過剰気味だから。 【にゃ~】さん [試写会(字幕)] 6点(2006-08-27 00:22:29) |