【TERU】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-11 19:56:49) |
23.《ネタバレ》 前半の子供を助けるシーンは手に汗握ってしまった。ただ、アナウンサーの実況中継が、なんかスポーツ見てるような感じで、緊迫感が全然伝わってこないアナウンスで、ないほうが全然いいのに。子供が落ちたのに、「子供が落ちましたー」とか、ギャグかな?最後の方で、犯人の横をチョロチョロしてる子供も、いくらお父さんがおるゆーても、リアリティないなーって思えてしまうんですが、全体的には、見やすかったし、普通に楽しめたので 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-04-01 09:13:07) |
22.原発をテーマとして、エンターテインメントを作るという難題をやってのけたのはさすが東野圭吾&堤幸彦。しかし、それなりに面白く見せてはいても、原発問題は映画のテーマにするには大きすぎる。お話がちゃちに見えてしまって感動に至らなかった。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-21 16:43:24) |
21.《ネタバレ》 原作未読。「必要悪」とされる原発と自衛隊の各々の関係者がコンビを組んでテロ行為を行うという中々面白い設定で、311後では色々と比較対象される両者だが、これを95年の段階で小説化したのは評価されてもいい。エンタメ要素と社会派要素もうまい具合に絡み合って、救出シーン等々映像化にも成功しているように思える。多少現場主義的というか働く人への応援歌色が強く、他方で政府批判と大衆批判というやや説教クサイ部分もあるが、こうなってしまうのは作品上仕方ないのだろう。難点は配役と演技で、江口は相変わらすの大根だし、妻役もヘタ。女性刑事はなんでキャスティングされたのかと思うほど台詞が棒読み。佐藤二朗はお笑いになってしまって不似合い等々、折角の題材なのに作品のレベルを下げてしまっている。 |
20.《ネタバレ》 日本のエネルギー政策を語る上で避けて通れないのが原子力発電所。日本国民はそこから目を逸らしてはいけないというメッセージかと。本作は原発について推進するでもなく反対するでもなく、安易に反原発を押し付けるような作品よりはよっぽど良かったです。奇しくも先日、内閣総理大臣が2050年に温室効果ガス排出量実質ゼロを表明しましたが、今こそ日本のエネルギー問題について、一人一人が考えるべき時なのかもしれません。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-12-29 00:46:51) |
19.特に前半は観るのがしんどかった。関わる人間の筋がよくわからなくて、頭に入ってきません。後半になるに連れて反原発のメッセージは伝わってはきますが、それだけにもったいない。 【ラグ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2019-10-30 23:34:58) |
18.原作は昔に読んだが、あらすじと犯人しか覚えていなかったので普通にドキドキしながら見ることができた。確かに突っ込みどころは満載だし、リアリズムにも欠けるのだろうが、映画にそんなものを求めていない人にとっては、面白い映画なのではなかろうか。綾野剛や本木雅弘はこの映画ではじめて評価される理由が分かった。特にもっくんの抑えた芝居は、他の役者のガナリ声との対比もあってかなり良かった。気になったのは死んじゃった刑事さん。原作であんなのあったっけ?正直いらないエピソードだと思う。逆に原作にない最後のシーンはよかった。3.11がなければ絶対製作されることがなかった映画なんだから、あのシーンは必須ではなかろうか。 【陽炎】さん [インターネット(邦画)] 7点(2018-02-24 23:50:21) |
17. とっちらかって2時間の枠に収まっていない感じです。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-10-01 08:40:57) |
16.《ネタバレ》 何か観ていてモヤモヤしますね。どうも犯人側のやり方がまわりくどくて不明瞭な気がしましたし、やたらと豪華な出演の方々も気にはなりました。ささいなところもいろいろと気になりました。まぁいいんですが、ちょっと残念な印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2017-07-13 05:45:31) |
15.多くを語る必要なし。「堤幸彦監督に社会派サスペンスなど撮らせてはいけません」 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-07-25 21:24:16) |
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14.原作は面白かったのに、映画はつまらない。よくある話だが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-05-24 22:44:36) |
13.イライラ映画。メッセージを伝えがたいために、キャストが狂騒してるにしか見えない。作中ではヘリを制御する方法ばかりにとらわれていましたが、ヘリをいかに破壊するかという方法が検討されなかったのが不思議です。観てる限り、あのヘリが大事という訳でもなさそうですし、上空で破壊してしまえば、落下物はあるとは思いますが、まともに落ちてくるよりは被害が少ないはずです。サスペンスとしてもミリタリーものとしてもドラマとしてもどれをとってもスッキリしない作品でしたね。俳優は良かったんですが、内容はほめる所がないですね。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 3点(2016-05-02 18:21:53) |
12.《ネタバレ》 うーん、これは。まず嫌いなところから申し上げると、「沈黙する群衆」に責を委ねるような書き方がイヤだ。立地地区の住民以外のもので、原発推進を後押しするようなアンケート結果が出たことないですよね。原発再稼働の流れは、全く民意を反映しない現在の選挙制度、システムの問題だと考えています。また。原発企業の従業員の子供の背中にあんな落書きがされたことがあるのか?反原発運動家の家にあんな落書きされるようなことってあったのか?ありもしないエピソードを持ち出し、強力に二極対立を焚き付けて、それでもワタシは反原発でも、原発推進でもありませんってか。両論併記の中立的立場ですっていう極めてマスコミ的な制作陣がイヤだ。それでも9点入れるのは、本木雅弘。完全にイカれてますが、冷静に猛烈に怒りをあらわにする三島。彼のキャラクターに9点です。よかった。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2016-04-11 20:34:31) (良:1票) |
11.・登場人物は胸の内をベラベラと口頭で説明し、感情が高ぶると目ん玉ひん剥いて絶叫。 ・社会問題への言及が始まると一方的な演説大会となり、それまでのドラマやアクションの流れがピタっと停止。 ・タイムリミットサスペンスを標榜しながらも湿っぽい人情劇が優先され、活劇としての勢いゼロ。 以上、日本映画の悪いところがこれでもかというほど詰まった作品であり、見ているのが辛くなるほどでした。アクションと人間ドラマと社会派サスペンスという3本柱が調和するどころかお互いが食い合う状況となっており、何をメインディッシュとして考えて製作されたのかがよく分かりません。特に、ヘリ墜落まで1時間を切って以降のチンタラ加減は絶望的なほどであり、「この状況で身の上話をするか?」と呆れてしまいました。原作は未読なのですが、本で読む分には違和感がなかったけど、映像化してみるとおかしなことになりましたという典型的な事例ではないでしょうか。 作品の根幹にある主張は興味深く感じました。反原発でも原発推進でもない、原発の恩恵とリスクの両面を描いている点が好印象であり、福島第一原発事故の記憶も生々しいこの時期において、このような切り口の大作を作り上げた監督と映画会社の姿勢には敬意を覚えます。ただし、原発に係る多面的な考察をドラマやエンターテイメントの領域にまで落とし込むことには失敗しており、その結果、テロリスト達が一体何に憤っているのか感覚的に掴みづらいという状況になっています。 また、江口洋介演じる主人公のドラマとしてもイマイチ。序盤を見る限りでは、家庭に対する責任から逃げ続けてきた男の成長物語のようなのですが、中盤以降は彼の家族が表舞台から姿を消すため、主人公の行動原理がよく分からなくなってきます。彼が家庭の大切さに目覚めたのであれば、大変な目に遭った息子に付き添って病院に行ってあげるべきでしょう。なぜ、彼は息子を奥さんに任せっきりにしてでも現場に残って戦い続けることを選択したのか、その辺りの動機付けが弱いのです。 【ザ・チャンバラ】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2016-03-04 15:56:26) (良:1票) |
10.《ネタバレ》 色々と考えさせられるが、飽きずに最後まで観れたことを素直に評価したい。イジメの原因を作った原発反対の少年も、原発賛成の人たちから実は弾圧されていた、というのには世の中の縮図を見た気がした。なんかゾッとしました。映画として、エンターテイメントとして楽しめたけど、どうにも気になる点もあった。死を覚悟して猛スピードで車を運転!と思いきやなんか割りかし普通に安定した走行してますけど。素人に簡単に銃を奪われ、挙句の果てに今まさに発泡しようとしているにも関わらず、ただただ呆然と見ているだけの警官たち。扉に爆弾を仕掛けておいて、捕まえに来た連中を吹っ飛ばす!そこは分かる。ならなんでその場所にそのままおるんや?別んとこに隠れてればいいじゃん。ホテルなりどっかの空き部屋に侵入とか、爆発した後の逃亡ルートも確保していないのがこれまた不思議。あれだけ練った計画なのにね。原作は読んでないけど、この映画からだけの情報ではこれらのことがやはり気になってしまう。そこくらいかな。あとは前述した通り、飽きずに楽しめたので評価はそこそこです。 |
9.2Hという映画枠内で話を完結させるために、原作のポイントだけ押さえて、あとは俳優のオーバーアクションで行け行けドンドンという感じ。それでも原作の主張が随所に伺われるんだけど、所詮2Hでは消化不良。いっそ犯人視点で撮ってみればわかりやすかったのではと思いました。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-11-22 21:42:58) |
8.《ネタバレ》 原発や国防という今日的問題を描いている点では意欲的作品なのかもしれませんが、とにかく面白くありません。 登場人物の誰にも魅力を感じる事ができないっていうのはどうした事でしょうか。皆、感情を晒しまくって感情と感情のぶつかりあいみたいな状態になっていますが、国家単位の危機的状況下で一体何をやってるんでしょうかねぇ。制限時間が設定された中で、その会話は必要なのか、その行動は必要なのかっていうシチュエーションだらけ。主人公の奥さんなんかぎゃーぎゃー喚いて主人公を足止めするだけっていう、単なる障害物状態ですからね。息子を助けたいのに足引っ張ります、っていう。 主犯の犯行の動機にだって説得力がありませんし(それは作品そのもののテーマに直結している訳ですが、人を上から見下し自らは結局何もできていない中二秒的視点に過ぎません)、実行犯に至ってはただのおかしい人。 その人の背景がちっとも見えてこないんですね。背景が描かれる人まで含めて。映画で描かれただけの背景はある、けれどだから?みたいな。そんな過去があったからってどうしてそんな人になるのやら、って。手塚とおるの刑事など、そこにそんなおかしな人間を配置する事の必然が全く感じられません。堤幸彦的変人、必要でしょうか? プロの人達がプロの仕事をする、それで十分見応えがあると思うのですが、過剰な個性や感情の味付けが興を削いでしまっている気がしました。 サスペンスシーンは一連の流れをテレビの実況中継で全て解説するという、画に全く自信がない事を吐露しちゃってるような時点でそのレベルを物語っているようなもので。肝心な瞬間はいちいちカメラがヨソ見してますしね。 即物的な画ばかりの映画で、ラスト近くのモックンがそれを受けとめようとするイメージショットはなんだか唐突でしたね。いきなり何が起こったかと思っちゃった。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 4点(2015-09-22 23:29:41) |
★7.《ネタバレ》 原作未読。原作を読めば良かったがまず第一印象。お話の全体像が明らかになるにつれてこみ上げてくるものは「もっとうまく撮れば傑作になろうものが」と言う残念感ばかり。一部の役者のヘタクソさ、その割に仲間由紀恵や柄本明はこの役で大物俳優を使う必然性が分からない。まぁ堤幸彦監督でこれ以上の出来を期待するのが間違いか。原作をまず読んだ方が良いと思う。何かっちゅうとすぐ喧嘩をおっ始める演出過剰さ(お前ら時間ないんだる?少し落ち着け)と、リアリズムのなさ(子供にあのロープは支えられんよ等々)、作品の質を大きく損なってます。 【ぴのづか】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-22 17:11:09) |
6.《ネタバレ》 前代未聞の原発テロを題材に国の闇をえぐる、手に汗握るアグレッシブ・サスペンス。大胆不敵なる容疑者の黒幕はすぐ傍に。犯行動機は大事な局面で社会に見捨てられた恨み。上背はないものの威厳あるシブさを押し出す悪役ぶり、本木雅弘が好演。ミッションインポッシブル並みのスーパーアクション有り。グロい戦闘シーン有り。墜ちてくるビッグB、それはまるで蜂が襲ってくるようだ。それを受け止めようとするイナバウア・モトキ、ちょっと過剰な演出、堤監督の悪いクセ。原作者・東野圭吾が20年前から今の原発再稼働問題を予言していたかのようだ。良作。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 7点(2015-09-20 22:33:13) |
5.《ネタバレ》 予告編は面白くなさそうだと思ったが本編を見ればそれなりである。映像面の迫力やスリリングな展開とともに、泣かせる場面もちゃんと用意されていて退屈しない。また個人的には、主人公の妻役をやっていたのが往年の名作ホラー「女優霊」(1996)で転落死した若手女優役の女優と気づいて少し嬉しくなった。 そういう点で大衆娯楽映画としては満足だが、ただし竹中直人の出演などは不要と思われる。 ところで社会的メッセージの面から見ると、原作由来の“ないと困るが見たくないもの”という問題提起は含まれていたようだが、原作の時点ならともかく、今ならすでにみな分かり切ったことを言っているだけに思われる。この映画を見て特に認識を改めるようなものはないわけだが、前回の事故から4年経って、忘れかけた人々に思い出してもらうくらいの意味はあるかも知れない。ただこれも原作由来のことだが「沈黙する群衆」の捉え方には疑問を感じる。“その他大勢”の全員に喧嘩を売るつもりかと聞きたい。 一方で、もう一つの“ないと困る”ものだった自衛隊に関しては、現在は災害救助の面で世間の評価が上がっていることを反映した形になっており、最後に映画全体の方向性がこっちの方にずれて終わったようなのは変な感じもあった。中盤で、問題の大型ヘリコプターが“海外で戦争できる軍隊にするためのもの”と匂わせていたのは、この映画として決して自衛隊を礼賛するものではない、と釘を刺しておいたように見えなくもない。 そのほかこの映画では、特に技術者というものの姿勢が問題視されていたように見える。主人公に関していえば“技術だけ相手にして人間に向き合おうとしていない”ということだろうが、ラストに至って次の世代が直接人間に関わる仕事に意義を見出していたのは喜ばしいことと思われる。この辺は原作と映画の時間差を利用した追加要素ということだろう。 また“技術者は技術を提供しているのであって成果物の利用に責任を負わない”という話も出ていたが、劇中でヘリコプター技術者が加害者扱いされる場面があったのは当面の問題と直接関係がなく、これはさすがに理不尽である。しかし技術者限定でなく一般論として“加担していながら事が起こってから被害者面するな”と言いたいのであれば、言う相手によっては本当に問題作になると思われる(下手すると「沈黙する群衆」に叩かれる)。 【かっぱ堰】さん [映画館(邦画)] 5点(2015-09-20 10:08:58) |