4.《ネタバレ》 清水崇監督のホラーですから、もう少し後味の悪くかつ気味の悪い物かと思って期待しましたが、期待が大きすぎたみたい。子どもを虐待したり、子どもの不興を買った大人が3日後に亡くなる。子供に手を貸しているのは"黒マントの男"(タッキー)。このホラー映画の最大の欠点は、憑り殺される大人が子どもを一方的な理由で虐待したりすることで、殺されても仕方ない、因果応報的に思えてしまい、どちらかというと本来的側(恐れの対象)のはずの異界の者の方に共感してしまうということ。黒マントのコスプレ?をしたタッキーは怖いどころかかっこよい。まさに子どもたちにとってのヒーロー。こういう悪い大人はどんどん殺されてしまうが良い、と思ってしまう。これではホラー映画ではない。
というわけで、ホラー映画としては0点。タッキーがとにかくかっこよかったのとHey!Say!JUMPの有岡くんが思った以上に演技がよかったので、相殺して5点。
とにかくタッキー好きは必見ですよ~w