34.お互いに疑心暗鬼の中で犯人を探る心理戦がこの映画の要点なのでしょうが、ストーリーの展開や登場人物の思考パターンのあまりの不自然さに途中から緊張感が薄れてしまいました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-14 21:56:09) |
33.《ネタバレ》 とても惜しいB級サイコサスペンスホラー。「2番目の殺人で首を切断して血が出てないのはなぜ」をはじめ「液体窒素であぁはなりません」「タバコの酸ってあれは無理だから」とかほぼ全ての殺人が(いろんな意味で)不可能犯罪というのがなんともかんとも。 そしてお互いを疑いあうFBI研修生達が無能すぎます。確かにホラー系の映画だとギャーギャー騒いで自滅というのはお約束なんですが、いやあんたたちはFBI研修生なんだからもっとしっかりしてください!と声を大にして言いたい。 シチュエーションはいいのに、キャラもダメだし起きるイベントもダメという…もうちょっと上手く作ってれば相当面白かっただろうに…という残念な思いが残る一本です。 ちなみに映画中で語られていたロアノーク植民地については、移民達が島での独立生活をあきらめて地元のインディアン部族に吸収された事がDNA解析等でほぼ確認されています。謎でもなんでもねー! 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-08 00:53:42) |
★32.レニー・ハーリン監督、LLクールJ、そして、地味なメインキャストの中に主役級の俳優が一人。
ディープ・ブルーは面白かったが、二度見るような映画じゃなかった。 こっちはそんなこと分かってたけど、作る側は分かってなかったみたいだ。
でもまあ、わりと楽しめるんだけどね。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-06 07:19:53) |
31.《ネタバレ》 最初の時点で、まずクリスチャン・スレーターが瞬殺されるわけですよ。彼は最後まで生き残るタイプだと思っていたので、この展開にまず驚き。と当時に、これはレニー・ハーリン監督が以前やってた「ディープ・ブルー」と同じパターンだなと察しました。最初に主要キャストが死んじゃうので、誰が生き残るのかがわからない、これ自体はとても面白いことだと思います。本作の犯人も、最後までわかりませんでしたからね。ただ、あいつが犯人だということになると色々と粗が出ちゃう事もまた事実で。ず~っと最初からでずっぱりだったのに、いつのまにそんなトラップ仕掛けてた~ん!?みたいな。途中出てきた暗号も、結局なんの意味もなかったですし。そんなわけでツッコミどころは満載なのですが、それもまたレニー・ハーリンらしいっちゃあらしいですよね。ピタゴラスイッチみたいなトラップと液体窒素使ったり、酸入り煙草を使ったり、あるいはまた操り人形のような悪趣味な殺され方だったりと、いちいち凝ってて楽しめます。 【あろえりーな】さん [DVD(吹替)] 6点(2012-04-24 20:45:57) |
30.ヴァル・キルマーやクリスチャン・スレイターと言った有名どころを出して置いて主演にそれよりも知名度は劣るが演技派俳優を持って言ってる所がなかなか。密室型ミステリーで有名どころを残してしまうと先の不安っていうのを全く感じないから思いきって殺しちゃう、うーん、意外性があるけどこれが普通だな(笑)レニー・ハーリンらしいド派手さはないけどミステリー映画として見れば、上出来すぎ。結構都合のいいトラップでしたがグロさもありよかったです。 |
29.前半、サクサクと人が殺されていく過程は面白かったです。さすがは「エルム街の悪夢」出身のレニー・ハーリンだけあって、ショックシーンを見せるタイミングや、無残な死体の描写などにはセンスを感じさせられます。しかし、舞台に残っている人数が少なくなり「次は誰が殺されるのか?」から「誰が犯人なのか?」に焦点が移ると、物語は一気に失速します。仕掛けのための仕掛け、観客を騙すためのドンデン返しが続くため、見ている側は冷めてしまうのです。脚本は観客の先読みを利用する形となっており、物語の中心人物となりそうなキャラクターを早々に退場させたり、観客から疑われるであろうキャラクターを意図的に作ったりとなかなか手が込んでいるのですが、そのためにストーリーテリング上のテクニックばかりが目立つ格好となっています。そうやって観客を騙すためのテクニックばかりを見せられると、真犯人は誰なのかを考えることがバカバカしくなってきます。設定上の必然性よりも、観客にとっての意外性で犯人が決められているわけですから。実際、クライマックスで判明する真犯人については、動機も手段も腑に落ちないものとなっています。また、ハーリンにはミステリーが向いていないことも作品の弱点を際立出せる形となっています。ショックシーンやアクションシーンは嬉々として演出しているものの、謎解き部分については脚本に書いてあることをそのまま撮っているだけで何の工夫もないのです。さらに、訓練島に独特の雰囲気を作れていないこともマイナスであり、もしサスペンスに慣れた監督が撮っていれば、そこそこの作品になったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2010-09-15 22:31:24) |
28.こういう画面が暗めの作品は苦手なのですが、犯人が解らなくて、色々な仕掛けやハラハラドキドキ感いっぱいで最後まで楽しめます。クリスチャン・スレーターやヴァル・キルマーの使い方にもビックリ。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 8点(2010-08-12 23:48:29) |
27.推理小説の「孤島もの」というジャンル、出入り不可能な孤島に集められた登場人物が一人、また一人・・と減っていく、犯人は誰?というお話。この手の話はパソコンや携帯電話が普及した現代にあっては成立しないという事が言われてきましたが、これを完全に逆手に取った設定が面白い。登場人物は全てFBIのエリート達、最新科学捜査の粋を駆使して犯人解明に乗り出す。…ただ最初のドミノ+オーロラエクスキューションまではとても良かったが、後が続かないのが難。血染めの暗号も思わせぶりなだけで何の意味も無かったし、最後は暑苦しい肉弾戦になってしまってるし・・・。発想は素晴しいのに、脚本の練りが全然足りないという感じ。なんか勿体ない。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-31 23:21:50) |
26.つかみは良かったのですが、皆さんご指摘の通り、何時仕掛けたんだよ! 【ダルコダヒルコ】さん [地上波(吹替)] 4点(2010-07-31 00:35:50) |
【俺は直角】さん [地上波(吹替)] 6点(2010-07-13 21:02:06) |
|
24.《ネタバレ》 評価が高いので、期待していました。「エグゼクティヴ・ディシジョン」並で、LL・クール・Jが主演で、ヴァル・キルマーとクリスチャン・スレイターが完全な脇役という妙な配役です。結論からいうと、先が読めなくて非常に楽しめました。始めにどうせサラが犯人だろうと思い込み、なんだゲイブかよって感じで自己完結していました。先に読めない展開でありながら、頭は使わなくてよく、ストーリーに着いていけるの魅力。相手の弱点を見抜くプロファイリング勝負に、水中での息止め合戦狙い撃ちなど、見所豊富。個人的には、クライミングのシーンが好きですね。掘り出し物B級映画で、オススメです。 【マーク・ハント】さん [地上波(吹替)] 9点(2010-06-13 21:40:59) |
23. 予備知識ゼロ、よって期待もゼロの状態で観たのだが、なかなかどうして面白かった。レニー・ハーリンにしちゃあ、かなり上位に入る面白さなんじゃないかな。クリスチャン・スレーターとヴァル・キルマーの意表を突く使い方もイイね。細かいことを言い出したらツッコミ処満載(例えば、最初のピタゴラスイッチのようなドミノ倒しは、いつ仕掛けたんだ? とかね……)ではあるのだが、各シークエンスそれなりに緊張感のある展開とテンポの良さで強引に持って行ってしまう。 まあ結末は仕掛けのための仕掛け、騙しのための騙し、みたいなところはあるけどね。犯人を分析し裏をかいて時計を進ませ、発光する粉を塗る、ってのはイイけど、誰が犯人かを確かめる前に消火器でぶん殴るかぁ? 映画だから「殴り方が弱いぜ」で済むけど普通は死ぬぜ。w ってか、何のための罠だよ。 でも、そんな詰めの甘さを差っ引いても、2時間弱十分に楽しめます。B級と言ってしまうには惜しい、A級半の作品。 【TERRA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-08 19:20:53) |
22.《ネタバレ》 中身は特に言うことのない映画だけど,シンプルに仕掛けだけを描くことで退屈させない作りになっている.途中「ゲーム」的なドッキリ映画かと予想したけど違ってた.水中の銃撃戦はオリジナリティがあって良い. 【noji】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-05-08 04:44:43) |
21.《ネタバレ》 なかなかどうして釘付けでした。ヴァルキルマー、スレーターという元A級を早々と撤退させ、残りの地味なメンツでこれだけ作り上げるとはさすがレニーハーリンです。まず個々のキャラ付けがしっかりしていますね。もっともこれは一番重要な要素であるからして、ここがダメだと全て×になっちゃうわけですが。そして一人だけ目立つという事がない。これは地味なメンツならではです。自らをあの場所に置く事での緊張感、犯人探しや先読み。この二通りの楽しみ方があり、一度に二度おいしい作りになっています。また、ハムナプトラ以外で初めて見るパトリシア・ヴェラスケスの姿や、LLクールJのSASUKEなど本筋の話以外の楽しみもあった。突っ込みどころはあるにはあるが、B級としては良作。 【オニール大佐】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-17 18:05:57) |
20.《ネタバレ》 猟奇殺人は苦手なので点数は低くしたけど、ラストの展開はよかった。誰が犯人か分からなく、先が読めなかった。これぞB級映画って感じ!頭を使わず見れる。 黒人の職業が謎だった。 【ましゅまろシナモン】さん [地上波(吹替)] 2点(2009-03-16 15:26:02) |
19.《ネタバレ》 犯人はあの島でいろいろと下準備をしていたわけだが、そんなことはどうやって可能だったのか?ハリス教官をいつ捕まえ、ビデオを撮り、手の込んだ死体人形を作成できたのか? ハリス教官を残してヘリはどうして去っていったしまったのか?また犯人は、全員を殺害できたとして、どうやって脱出するつもりだったか?あるいはどう言い訳するつもりだったのか?それにつけても、動機が弱すぎる。殺人を楽しむためにわざわざFBIに入ってプロファイラーになりますか? それとサラ以外はプロファイラーらしくない。意味もなく人を疑って銃を振り回しすぎ。犯人と知能比べをして欲しかった。暗号らしきものがでてきたけど、結局ほとんど意味をなさなかったのには苦笑するしかない。 ところでラス前、犯人は誰に撃たれたのか?黒人か?そうは見えなかったが。自作自演だろうか。 サラ、もっと前にみんなの手を調べようよ。時計が戻されているのがわかった時点でね。 プロファイラー訓練生が次々と殺されるという設定と、残忍な殺害手口に新らしみがあるという点だけが取柄。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-02-01 19:54:40) |
18.《ネタバレ》 ベタだが飽きないこの手の設定と、人物配置が見事。鑑賞側も展開を読もうとするが、その展開にあしらわれていく快感が面白い。私は「ヘビースモーカーの女」が怪しいと思ったけどね。しかし、吸うと強酸が発生するタバコなんて、一体タバコに何を仕込めばそんな事になるんだろう?ヘビースモーカーの私としても、他人事ではないトラップだなあ、と、感じた。 蛇足ながら、同じ脚本をウェス・クレイブンあたりが監督したら、また毛肌の違う作品になったんだろうなぁ、と、思った。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-30 15:43:50) |
17.《ネタバレ》 FBIのプロファリラーの卵が孤島で猟奇殺人犯と対決!って設定、キャラクターの弱点をついて罠を張られている、最後の逆に仕掛けた時計の罠、とか魅力的な部分は沢山ある。なによりこんな感じが個人的に大好きなので、評価は高くなる。が、普通の人?が見たらもっと低くなると思う。スレーターの液体窒素が足にかかっただけで、体がバラバラになったりありえないし、殺し方がそんなにうまくはイカンだろうって思う箇所が多い。個人的に面白かったのは、最後のプールでの銃撃シーン、水中ではハンドガンが効力が薄れるので、相手が上がるまで手だけ上に出してまつ・・・銃撃戦というとやたらバンバン撃ちまくる激しいのが多い中、相手を睨みつけつつ息が切れるのを待つ、というJOJOに近い面白さを感じた。そのシーンが気に入ったのでプラス1点。 【六爺】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-12-15 21:17:18) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 主役と思っていたCスレーターがいきなり死んだのは予想外だったが、なかなかいい作品だったと思う。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-08-29 10:47:23) |
15.《ネタバレ》 無人島で訓練→殺人が起こる→脱出しようとするが手段を絶たれる→また殺人→犯人はこの中にいる…あとは「じっちゃんの名に懸けて!」「謎はすべて解けた!」という台詞があれば金田一少年の事件簿にもできそうですが…… この手の作品にはどうしてもトリックを求めてしまうので、面白いけど物足りない。 【FIGO777】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-31 21:53:25) |