59.《ネタバレ》 復讐するでも無し、そんなアホな!なご都合主義な展開に萎えるのですが。理不尽な目に遭って地べた這いずり回るような毎日を送ろうとも生きてるだけで丸儲け、と言うことを言いたいのでしょうか? 退屈な作品でした。 |
58.わかってる。 人生、「愛か友情か、さもなくば牢獄か」ってことだよね、ジャームッシュ。 愛がいつも寄り添うことならば、友情は心のつながりだけで成立するけど、いつか再会するための口実は必要、とも。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-04-29 18:57:41) |
57.《ネタバレ》 なんとはなくだけど、クールな質感の映像とあってないような内容のけだるさが一種独特の空気感を醸し出していますね。まぁこれをスタイリッシュといえばそうかもしれませんが、そんなにうまくいくかいな?というのがホントのとこかも。まぁ印象的な場面は多かったかとは思いますハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-11 12:25:37) |
56.《ネタバレ》 結局のところ何が言いたかったのか、空っぽじゃないかとも思いますが、 不思議な魅力が漂ってます。やはり阿呆な奴らは見ているだけで面白いい。 驚くほど簡単に脱獄して「アメリカ映画みたいに脱獄できた」なんていうあたり、 わざと外したユーモアを作っているんですかね。 運命の人に出会ったりしても実にあっさり描いてる。 そう、起伏が全然ない。退屈を面白く見せる、みたいな、そんな映画。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-15 17:05:44) |
55.題材・各々のキャラクター・音楽等、面白そうになる要素が沢山あるにもかかわらず、見終わってなぜか物足りない気持ちが残る。塩辛い味に慣れ過ぎてしまった後のようなものかと思いつつ。 最近の映画では見ることのない時間の間のあるのあるカットや、フィクション過ぎるところを淡々と通り過ぎるところはとても楽しい。不思議な作品で点数をつけるのが難しかった。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-12-25 17:14:22) |
54.《ネタバレ》 脱獄もの、ということで、どんな方法か期待していたが、一瞬で脱獄してしまったので拍子抜けであった。 こういった映画はあまり楽しめない方なので、残念ながら低い点数となってしまいました。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 3点(2018-12-23 15:03:31) |
53.冒頭のオープニングクレジット前の映像と音楽、いつもと違う違和感にちょっとそそられますが、その後に続くタイトルでジャームッシュの名前を目にして、味気なかったパーマネントやイマイチのストレンジャーを思い出して嫌な気分になります。が、意外にもカッコつけたコメディの期待外れの面白さに思わず二度見してしまいました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-18 20:22:04) |
52.きっと芸術性の高い作品なんでしょう。モノクロの映像といい、いかにもフィクションな展開といい、その良さがわかる人にはわかるのだと思います。しかし残念ながら、芸術を理解できない私には今一つ。ピンポイントの会話とかは面白いんですけどね。 だいたい、一つのシーンが長すぎます。その都度、これだけ引っ張るからには何かオチがあるのだろうと思っていたのに何もなし。願わくば、この芸術志向の高い監督さんに、吉本新喜劇のハイテンポな舞台を見せてあげたい。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-08-07 00:48:23) |
51.単純に一つの作品として楽しめるかというと微妙。 独自の雰囲気があるのは明らかだが、どうにも退屈。それでも、何故か飽きずに最後まで見入ってしまうのは、やはり魅力があるからだろう。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-15 17:43:08) |
50.奇才の監督ジャームッシュとのことだが、自分にはどういったところが評価されるのか全く分からなかった。万人受けする映画で無いことは確かだね。娑婆での冤罪の方が気になって、いつそちらのストーリーに戻るのだろうと思いながら観てたのに、結局そのまま終わっちゃったな。好み20/50、演出8/15、脚本6/15、演技8/10、技術7/10、合計49/100→5/10点 |
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49.《ネタバレ》 児童買春の冤罪にハメられた、顔の細長い男。 移動を頼まれた車のトランクに死体が入っていて、刑務所に入れられた猿顔の男。 いがみ合う二人が収監された監獄に、新たに加わったカタコト英語のイタリア人。 ロベルト・ベニーニは「ライフ・イズ・ビューディフル」と同じような口数の多い陽気な男。 この三人の脱獄ものだが、特にこれといった盛り上がりもなく「え?これで終わり?」というようなラスト。 三人のやりとりの妙や空気感、雰囲気を楽しめばいい映画だが、軸となるストーリーが全然物足りないので好みの映画じゃない。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 3点(2017-12-29 00:54:07) |
★48.《ネタバレ》 ジム・ジャームッシュによる愉快な刑務所&ロードムービー。 ジャームッシュの最高傑作はコレだろうねえ。 歌を歌うように淀みのない会話で人と人とが繋がっていく楽しさ。 デコボコだった3人の男たちが、会話や音楽によって「親しい兄弟のような間柄」になっていく映画だ。 こういうセリフが多い映画は、速さが足りない字幕なんぞで愉しみきれない。 戸田奈津子のカスみたいな字幕で楽しめるワケねえだろうがあっ!! 原語だけで愉しむのが一番だ。 まあ、そんな事はどうだっていいんだ。 この映画は、軽快な音楽と共に郊外の自然や市街地を移動撮影で映していく場面から始まる。 男と女が熱く愛を語っていた筈のベッドは冷たくなり、女に愛想を尽かされた男達は家を出て行く。 「あんたの音は聞き飽きたの」とばかりに散乱するレコードの破片、破片、破片。 外の町だってゴミだらけ。 銃を背中に向け「撃つわよ」と弾を込める音をわざわざ聞かせる女、それを「君になら撃たれても良い」とばかりに黙って立ち尽くす男。 男は背中で語る。こういうシーンが大好きです。 白いベッドに横たわる黒い女の裸体がエロい。布団を優しくかける紳士すら捨てられていく。 ジャックとザックは女に捨てられるわ罠に嵌められるわ仕舞いにゃブタ箱。 独房の壁のザラザラした音が耳障り。あの感触を想像するだけで胸が痛くなる。 だが、そのブタ箱で思わぬ出会いをする3人目の男ロベルト。 この男が衝突する2人の間を取り持ち、潤滑油のように友情を深めてしまう。 喧嘩するほど仲が良い。 ジャックとザックの殴り合うような掛け合いだけでも面白いが、そこにロベルトが加わる事でアンサンブルはより楽しくなる。 3人の合唱は独房全体に響き渡り、警官の警棒がフィナーレを締めくくる。最高に楽しい場面だった。 独房の中心でアイ(スクリーム)を叫ぶ(スクリーム)。 ロベルトは壁に“窓”を書いて「ここから出ちまおうぜ」と言ってのける。 本当に出ちまうんだから面白い。 逃亡という名の森林散策。 船で沼地を進む3人ををロングショットで捉えたシーンの幻想的なこと。 ウサギの丸焼きは美味そうだ。 飯喰って仲直り。 道の一軒屋で3人を持て成してくれた奥さんがキレイな人でねえ。 ロベルトもまた恋に出会う。 やがて別れていく3人だが、分かれ道でのやり取りの何と粋な事。 「おまえが左なら俺は右よお」 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-11-07 16:47:30) (良:1票) |
47.もっといい映画かと思ったけど、案外退屈だった。 |
46.《ネタバレ》 ジャームッシュ、この人の映画はこの人しか撮れない。そのオリジナリティあふれる手腕が鮮やかな傑作。映像はシャープな触感のモノクロ、でも人物も話も逆ベクトルにゆるゆるでシュール。今回の3人、見るからに身持ちの悪そうなDJ崩れのアーチストT.ウェイツに相変わらず茫洋としれっとしているJ・ルーリー、そしておかしな禿げ方をしている人畜無害なイタリア人のロベルト。この3人の絡みが化学作用を起こして何ともいえない味わいを醸し出す。一番呑気そうなロベルトが殺人犯と分かったときのおかしみ。食堂に入ったきり出てこないロベルト、覗いてみたら女主人と懇意になってる、この人を食ったような、そんなのありか的な脱力感。なにしろ“出来事”を深く掘り下げないのはジャームッシュの際立った個性なので、脱獄といった重要場面も物凄くカットしちゃうのだ。ああ脱力。でも心地よい。それに、ゆるい中にもセンスはおしゃれ。音楽はもとより冒頭の荒れるバーキンに向かって「靴だけは投げるな」というトムの台詞とか、ラストシーンでリス撃ちとごみ集めの体を避けるべくジャケットを交換する場面とか、私はいちいち呻ってしまいます。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 9点(2013-01-18 00:54:24) |
45.《ネタバレ》 脱獄が一瞬で終わってしまうというのにあっけにとられるのだが、それ以降も、あの小舟と同じように、当事者の感情が行ったり来たりするのが何ともおかしい。レストランでの展開などは、トリッキーですらある。それと比べると、投獄までの導入部がちょっと切れ味が弱いのが難点。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-30 02:58:50) |
44.2012.11/22 鑑賞。かなり評判の良い脱獄ロードムービーだが私には・・。3人目の主役ベニーニが良い。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-28 21:06:55) |
43.獄中で出会った三人の男。この男たちのそれぞれのキャラが非常にいい。 後半の展開でもテンション落ちずに、最後まで突っ走ってくれた。 ラストのシーンは地味なのに、これがやけにさっぱり爽やかで、心地いい余韻を残してくれる。 似たようなジャンルの映画だと、「ミッドナイトラン」や「スケアクロウ」なども 評価が高いようだが、個人的には断然こちら。 決してベタつかず、嫌みのない男の友情をうまく描いた、男性向けの映画。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-08-19 12:05:06) |
42.《ネタバレ》 町並みや雲の美しさは、ヴェンダースのカメラマンということで納得。でもこの監督の味は牢に入ってから。退屈をどうしていいか困っている人を描くのが好きみたい。イタリア人ロベルトが加わって、さらにおかしくなる。ボソッと、人を殺したんだ、と分かるとこ。「ホイットマンが嫌いな奴だったのか?」「きいてなかった」。不意の脱獄。脱獄そのものがギャグになっている。ボートで沼地を行く。しだいに迫っていくカメラ、水面は微動だにしない。別れの予感、朝のダンス、二又の道、上着の交換、ってね。うまいよね。でもなんかコツがわかってる分、それだけ飽きも来やすいというか、三人がばらばらに散っていくって同じ展開でも、鮮やかさは今ひとつ。こっちはちょっとキドリが感じられてしまう。情緒的なレベルで「男の世界だなあ」と満足してしまいかねないところがある。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-10-20 09:52:35) |
41.どうやって脱獄するのかという所はすっとばして、脱獄した後の珍道中がメインになるというやや珍しい映画。イタリア人のロベルト・ベニーニが良いアクセントとなって面白みが増しました。タイヤみたいと言いつつ、みんな笑顔でウサギを食べるシーンが好きだ。 【リーム555】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-14 22:37:24) |
40.《ネタバレ》 不思議な雰囲気を持った作品。オープニングの映像からしてただならぬセンスを感じる。ロベルト・ベニーニの演技は個人的に好きになれないが、この作品だけは別。トム・ウェイツとジョン・ルーリーとのトリオの中で絶妙な味を出している。スクリーム(叫ぶ)とアイスクリームをかけ合わせるなんて、榊原郁恵の「夏のお嬢さん」のパロディーとしか思えない。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-30 23:02:42) |