55.《ネタバレ》 ダースベイダーのかっこいい戦闘シーンが個人的に一番の見どころでした。エピソード4との繋がりも上手く描けているし、悪い映画ではないんだと思いますが、いかんせん面白さを感じるまで、特に序盤がきつかったです。あと、色んな方がご指摘されている通り、SWにカンフーアクションは不要だと思います。 【なす】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-02-13 23:33:43) |
54.ラストのダースベーダーのシーンは鳥肌。 SW本編以外で一番おもしろい。 エピソード4を予習しとくと楽しさ倍増します。 【fujicccoo】さん [映画館(吹替)] 6点(2017-02-02 15:06:45) |
★53.《ネタバレ》 いつもなら延々とあらすじを流す(ジョージ・ルーカスが好きな「フラッシュ・ゴードン」の連続活劇よろしく)「スター・ウォーズ」シリーズだが、本作は一気に本編へ雪崩れ込む。
「帝国の逆襲」を思わせる撮影・圧倒的劣勢の中で抵抗を続ける人々、そして「新たなる希望」のデス・スターによって“星屑(スターダスト)”になってしまった名も無き人々の戦い。 彼等は何を成し、何を残したのか。そこには深遠で無数に輝く星々の如く物語が存在するのだろう。
空から降りて来るもの、その下に拡がる大地を懸命に走り続ける少女の表情が物語る恐怖。 両親から託される意志、草むらから見てしまったもの、走り続けた先で遭遇する“扉”。
この映画はひたすら「扉」といった障害物に遭遇する。時にこじ開け、守るために閉ざし、吹き飛ばし、身を挺して「何か」を託して託して託し続ける。
「何か」を心の支えにし、繰り返し唱え、眼に見えない反旗を掲げ続け、己や仲間を鼓舞して何十年と戦ってきた。それがフォースであれ何であれ。 盲目のはずの男は音と気配・経験で敵の位置を知り、棍棒でブチのめしまくり戦闘機を撃墜までしてしまうのだ(つうかドニー・イェン強すぎ)。敵のドロイドでさえプログラムを変えれば心強い味方になってくれる。
出だしの単調さを吹き飛ばすドニー・イェン&チアン・ウェンの愛すべきおっさんコンビの無双振りよ!それが…ああ無情。
その「何か」は同じ叛乱を志す者たちに亀裂も生じさせる。 ある者は命の恩人をシャベルで殴りつけてしまうほど疑い深くなり、或る者は住民ごと爆弾で吹き飛ばすくらい苛烈に憎悪を燃やし、いがみ合い、疑心にかられ、何も信じられなくなり、すれ違い、味方にすら銃口を向け、「再会」を敵の基地ごと吹き飛ばしてしまう複雑な思い。
「何か」を失い続ける連戦、キリのない戦いと逃走の繰り返し、追い詰められていく戦況。
それでも、わずかでも希望があるなら、戦士たちは鹵獲した船に乗り込み敵の懐へと飛び込んでいくのだ! 何も言わずに武装し乗り込んで行く漢たち女たち義勇軍の雄姿。出会ったばかりで名前もよく知らない、知る間もなく別れることになろうとも。 突入間近で「何も成せなかったらどうする」と後悔するような、死の恐怖を示す表情。 それを勇気づけ突き動かす「何か」。自分たちがやらなきゃ他に誰がやる?どうせ敵のど真ん中、逃げ場はない、進むしかないなら死んでも未来に繋げてやらあっ!
すれ違いが引き起こす混乱・混沌、猛烈な爆炎、銃撃、戦闘機が飛び交い戦艦が激突・爆散し兵士たちの屍と瓦礫で埋まり真っ黒に染まる戦場!兵士は消耗品だと言わんばかりに次から次に死んでいく。
その死闘を嘲笑うように、地平線から姿を現すデス・スターの圧倒的絶望感。暗闇から鉛色のシルエットが浮かび上がる瞬間といい、こんなにもデス・スターを恐ろしいと思ったことはない。普段はあんなザル警備なのに…
ギャレス・エドワーズの照射とメッセージを交互に映す演出はじれったすぎて「またあの「GODZILLA ゴジラ」のクソ演出を繰り返すつもりか」とうんざりしていたが、トニー・ギルロイはそれをあえて繰り返すことでクライマックスの虚しさを引き立ててくれる。 一撃が炸裂する刹那、もうどうしようもない、成す術もなく、抱きしめ合い身を任すことしか出来ない姿の…。
それに追い打ちをかけるように、未来へ飛ぼうとする人々を粉々に打ち砕くダース・ベイダーの来襲!白い光が黒いシルエットを際立たせ、扉をこじ開け、真っ赤な閃光を奔らせ薙ぎ払い迫り来る恐怖の権化。この容赦の無さこそベイダーよ!
そんな状況でも扉の向こうへ託そうと抗い続ける散り様、それを受け継いだ者たちが次の「スター・ウォーズ」を語り続ける。名も無きものたちの闘いを忘れない、無駄にしないために。 【すかあふえいす】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-02-02 04:37:54) (良:1票) |
52.《ネタバレ》 ビーチで Xウィングとタイファイターがドッグファイトしてる!!最後の戦闘シーンは熱くなった。見終わった後の感想は、宇宙の八犬伝だね。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 7点(2017-01-29 22:01:41) |
51.《ネタバレ》 話を深く知りたいファンにはたまらないんでしょう。 自分はそこまでディープなファンではないので、ヘェ〜ってな感じで見てましたが。 仕方がないことですが、登場人物ほとんど死んじゃうのはやるせない。 【おとばん】さん [映画館(吹替)] 7点(2017-01-29 21:54:41) |
50.《ネタバレ》 正直スピンオフとかあまり好きじゃないので、そこまで期待はしないで観ました。結果、直近のEP7より面白かったです。前半はまーーったく展開についていけず、ん?私なんで分からないんだ??と焦りました。そこからの後半のテンポの良さと言ったら・・。辛い時いつも一人だったジンと、6歳から戦争が日常になっているキャシアン、孤独な過去を持つ二人の警戒し合う眼がだんだん優しくなっていく表情の変化も見て取れたし、なにより最後、キスとかやたらべたべたしないのが良いですね・・。あの状況下、お互い信頼しあえたからこその、最初で最後の力強い抱擁に涙が出そうになりました。そしてその流れからの・・。絶対、後ろ姿とか声だけだと思ってて、あご下まで映ってて、これで終わりかな?からの・・・。もう、ラスト5秒で涙が出ました。ローグ・ワンのみんなの思いとか、託された「希望」。そしてあの方の美しい姿。色々こみあげてきました。後はもう、チアルート&ベイズのコンビのバランス丁度良いし、Kはまたなんか、ラピュタのロボット兵みたいでビジュアルからして親近感だし、いかにもCGって感じの宇宙人出てこないも良かった。あとはね、Xウィングがね、戦闘めちゃくちゃかっこいいよね。EP7でも興奮したけど、その3倍はかっこよかった。あれ、私ローグ・ワン、SWで一番好きかも??? 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-01-17 22:32:01) |
49.《ネタバレ》 率直に言って、筋金入りのSWファンには受けないだろうな、という感想です。とにかく暗い、救いがない、ジェダイがいない(笑)。でも本作は、Epi.Ⅳ有史以前に、悪しきデス・スターの設計図奪取のために命を懸けた者たち、すなわち死んだ者たちのエピソードと予めわかっていたこと。むしろ結末が読めていても最後まで一つも飽きずに鑑賞できたのは、これは新監督の手腕に脱帽せざるをえない。主演二人が穴に落ちそうになる場面など、レイア姫とルークが昔全く同じことやってましたし、オールドファンなら思わずニヤリとする場面の数々に、監督の旧作への敬愛も充分感じました。王道の娯楽映画でありつつ、SWのエピソードの一貫としていかにEpi.Ⅳにバトンを渡すか、監督はこの大役を見事に果たしたと思います。唯一残念なのは、主要キャストとダースベイダーの対峙(バトル)がなかったこと。ジェダイ抜きでいかにして戦うのか、個人的にはそれをかなり期待していたのだが・・。なおご存知のように、先日、C.フィッシャーというSWの歴史を彩った大きな存在が一つ、星に帰りました。その事実もあって、最後に懐かしいレイア姫の姿とその言葉を目の当たりにして、思い出したように唐突に感極まった。SWのスピンオフ映画とはかくあるべし、この後改めてEpi.Ⅳを観直したいと思う。レイア姫の姿に、そして"希望"という言葉に隠された壮絶な歴史を知った今では、冒頭から涙出そうでちょっと心配なのだが。 【タケノコ】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-16 21:01:15) (良:1票) |
48.デススターの設計図入手にはこんな人達の犠牲があった...という話.コアなファンなら相当興味を引かれるのではないでしょうか. 私はそこまで熱狂的なファンではないのですが,なかなか良かったです.細かい部分で戦略的にそれはどうなの?という部分が少しみられましたが,巨大戦艦,戦闘機ワチャワチャ,白兵戦,潜入工作部隊...非常にオーソドックスなスターウォーズって感じの作品だと思います. あと,ヒロイン役がとても魅力的だったので,今作のみで終わってしまうのはもったいないなと思いました. 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2017-01-13 13:03:14) |
47.《ネタバレ》 ○終盤にかけて面白くなってくるが、序盤は説明するだけの展開ばかりついていくので精いっぱい。○ピンチに味方が登場して助かるという場面が多すぎる。それでしか盛り上がりを作れないならそんなシーンはなくても良い。またかよって感じになる。○EP4へ繋がるところは見事だった。 【TOSHI】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-09 17:24:59) |
46.《ネタバレ》 スターウォーズファンの私はエピソード4を何回観たか分かりません。 そんな私の中ではデススターと言えば悪の象徴、あれ程の苦労をして破壊したもの。 長年にわたり心にあった、「犠牲」とはどんなものだったのか? この作品で見事に映像化されました。 デンマークの至宝と言われるマッツ・ミケルセンさんの素晴らしさ。 ジェダイ風の衣装で現れたオープニングから、私の心をしっかりとつかみました。 そんなミケルセンさん演じるゲイレン・アーソの思い、このお話の核となっていきます。 何回も繰り返される「私のスターダスト」 そのセリフからは娘ジンへの溢れんばかりの愛情が感じられました。 そんな父の思いとは裏腹に、娘ジンは不遇な少女時代をおくります。 レビューを書きながらその後を思い出す時、また涙が出てきました。 アーソ親子の運命、それから多くは語られなかったがキャシアン・アンドーの少年時代の苦労、などどれも胸を打つものでした。 スターウォーズは親子の物語、それを本作でもしっかりと感じさせてもらいました。 それからもちろん、スターウォーズファンとしてはXウイングは勿論のこと、スターデストロイヤーやタイファイターAT-ACTなど盛りだくさんでもう!大満足。 2D字幕で観賞後は4DX吹き替えでもう一度観賞。 戦闘シーンではXウイングに乗ってるようで気分爽快でした。 そして我らがK‐2SO可愛かったですね。 お利口で我慢強くてボヤキもチャーミング。 あーそれなのに・・・・あそこでああなってしまうとは・・・ 主人公たちと同じぐらい惜しい気持ちになりました。 ありがとうジン、キャシアン。 そう思いながら幾度も観たい傑作です。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-01-08 17:36:15) (良:1票) |
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45.《ネタバレ》 中学生の頃にEP4を映画館で観た古参のスターウォーズファンですが、諸事情あって今頃、鑑賞しました。年のせいか最近、涙腺が弱く、今回ももうK-2SOが死んじゃった(正確にいうと活動停止?)あたりから涙が溢れ出しレイア出てきたところで涙腺崩壊。大号泣してしまいました。もうね。まるでΖガンダムのごとく皆殺しです。これが、まず辛い。「希望」「Hope」という言葉がとても重いです。でもスター・ウォーズ好きにはたまらん内容盛りだくさんでした。いつもの決め台詞の「フォースと共に」とか「嫌な予感がする」とかもちろん入るし、飲んでる牛乳は昔ルークが飲んでた青い牛乳だし。CGのターキンさんも素晴らしかったー!家に帰ってから、速攻EP4を観ましたが、ちゃんと繋がっていました(当たり前だ)。もう一回観たいですね! 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(字幕)] 9点(2017-01-05 01:22:50) (良:3票) |
44.《ネタバレ》 自分は「スピンオフ」というのはあまり好きじゃない。映画はやっぱりその作品内で完結するほうがいいし。だから、マーベルとかの最近の展開はあまり歓迎していない。というわけで、「ローグワン」もあまり期待しないままというかネガティヴな先入観のもとでの鑑賞でした。で、鑑賞後の感想は、「好きじゃないけど、悪くない」というものでした。「好きじゃない」部分は、やはり自己犠牲モノになってしまっていること。「大義のために死ぬ」ことを美談として感動的に描くこと自体、好きではないし、この作品では命を賭けてまで取り組んだミッションへの動機が弱いので、なおのことその死への盛り上がりに頼っているように見えてしまう。別に1人くらい生き残ったっていいんじゃないかと思うんだけどなあ。逆に「悪くない」というのは、おなじみのスターウォーズの世界のなかで、今作限りのオリジナルキャラクターたちが出会い、チームを作って、戦う、という一連の流れが思ったよりよかったこと。EP7ですら、ハンソロやチューバッカの存在感は大きかったし、EP1-3だったらヨーダやオビワンらの存在が物語の軸にあった。この作品でも、ダースベイダーなんかも出てくるけど、あくまで「ゲスト」扱いに徹して、物語の軸は、ローグワン部隊とあの中間管理職のクレニックのあいだの戦いにあったのがよかった。というわけで、スピンオフの利点をそれなりに活かしながらも、結局はその設定先行によって残念な展開になってしまった、という感じ。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-05 00:06:52) |
43.《ネタバレ》 最初のオープニングでは違和感があった。いつものあれがない。もしかして、私が知っているスターウォーズではないのかも…。そしてまさかの全員死亡。たしかにK2とチアルートには感動させられたが…。なんじゃこれ…。 だが、最後の10分で一気に盛り上がる、なんだこのスピード感は。いや、このデータが無事に反乱軍の手に渡るのはしているのだが、しかしこのハラハラ感はなんだろう。ほんと最後の10分のためにこの映画はあるようなものです。この映画の評価はEP4にどれだけ思い入れがあるかで変わるんだろうな。いや、SWトリロジー以外のSWものでは最高の出来です。 【木村一号】さん [映画館(吹替)] 9点(2017-01-04 18:11:27) |
42.SWだから、またもや農道を飛ばして成田のIMAXへ 感想としては、「悪くは無いんだけど・・・」と言う言葉しか出てこない もう慣れたからなのか、演出力が足らないのか解らないが ダースベイダーはもっと圧があり堂々としていたと・・・思う スターデストロイヤーはもっと恐ろしいほどデカかったと・・・思う SWのサブストーリーとしては 帝国軍と反乱軍そしてローグワン隊の関係の薄さ(あの動機付けであそこまでやる?) とても変な所に保管してある設計図(盛り上げるためだけの保管所) ラスト、小賢しく騒いだ反乱軍を倒すために、あそこまでの攻撃をした帝国の不自然さ(味方も全滅) などなど、?が頭の上に結構出た作品でした SWだから甘い点だが出来としては普通かな あと、以外に3Dの効果に乏しい、2D字幕版がオススメです 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-04 15:18:16) |
41.《ネタバレ》 「良いか悪いか」と聞かれたら、「これはスピンオフなんだから、もちろん良い」と答えるよ。 でも、「好きか嫌いか」と聞かれたら、残念ながら「好き」とは答えられないなぁ。 主要登場人物全員死亡の自己犠牲物語にするんなら、「共に戦う者たちのため」ってところを前面に押し出してもらわないと! そう考えると、(結局戦いには参加するものの)戦う前に諦めちゃってる反乱軍の描写は絶対不要だったと思うよ。 それを見せられちゃうと、一番肝心な主人公が信じてるものが「仲間」ではなく「自分の父親」ってことになっちゃうもん。 …そうか、だから「ジン」の最後より、「K-2SO」の最後にグッときたんだ…。 【チャップリ君】さん [映画館(吹替)] 6点(2017-01-04 09:33:05) (良:1票) |
40.SWシリーズを初めて映画館で観ましたが、これはあまり面白くなかったです。これまでのシリーズのように、魅力的なキャラクターもいないし、シリアスなアクション映画になっていて映画の出来は悪くなかったのかもしれませんが、ザ・スターウォーズを観るつもりでいた私には残念に感じました。Ep8に期待したいと思います。 【ぽじっこ】さん [映画館(吹替)] 6点(2017-01-03 17:05:36) |
39.《ネタバレ》 スター・ウォーズという映画が初めて登場した時の衝撃は何と言ってもその映像。脳内補完力が高かった当時の人間(笑)にとって補完を必要としない、さらにその上を行く現実感のあるSFというのは「神が地上に降りてきた」がごとき衝撃だったのだ。その意味でこの映画が素晴らしいのはリアリティを進化させていること。特に大破壊の表現が素晴らしい。かつてのSFがちまちましていたのは技術のなさというより想像力と、それの元になる知識がなかったからだ。 シリーズ初となる東洋人キャストはどうなのかと思っていたが、これが良かった。スター・ウォーズというのは過去の物語であって、つまり純粋なSFではなくファンタジーだ。だからEP4のイギリス訛りの白人ばかり+エイリアンという人種構成も成り立つ。なので回を重ねるごとにちょこっと黒人キャストが出てくるのが変な感じだった。東洋人もいれば「単にいろんなヒューマノイドがいる」という世界観が成り立つ。やっと。 個人的に残念だったのはダース・ベイダーの動きが軽いこと。ベイダーは普通に立って歩くだけでも怖い。なのにいかにも悪そうな台詞回しやヤクザが威嚇しているようなガチャガチャとした歩き方、フォースなんかなくてもおれは強いぃ―と主張するかのような軽快な殺陣は興ざめだった。 この映画の凄さは惑星規模のスケール感を表現しきったことだろう。惑星に薄く張り付くような大気、気の遠くなるような遠景、地球にはない絶景、信じられない超巨大建物、そのサイズ感が映像で出現した。これがSF映画としてのスター・ウォーズの意義だ。そこに役者がちゃんと演技してくれれば、もうそれでいいんだよ。だからスター・デストロイヤーがおもちゃっぽく見えてはいけない。 結果的にはドニー・イェンが大方を持っていってしまったが、しかし冷静に思い起こすとあのキャラ本当に要るか?いやそういうのが大活躍するのもスター・ウォーズ・・・。 【tubird】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-01 01:00:14) |
38.《ネタバレ》 IMAX®3Dで鑑賞してきました。(IMAX2Dで鑑賞したいのですが、3Dしか上映していなかったので) 3D鑑賞はアバター以来だったのですが、3Dの違和感は小さくなっており、比較的落ち着いて鑑賞できました。(ただ、個人的には3Dメガネをかけること自体が少し違和感感じてしまうんですよね…。) スターウォーズ作品は過去作概ね鑑賞済みで大まかなストーリーは把握していますが、特に思入れはありません。ただ、今作は評判良く劇場で鑑賞しようと思い立ちました。実際鑑賞して、スターウォーズ作品では1番の出来だと思います。 前作(フォースの覚醒)は、前半の高揚感からの終盤に向かっていくにつれ残念になる出来(ダースベイダー擬き)。今作は、前半少しもたつくけれど、後半はスピード感あふれる戦闘シーンは圧巻で、しっかりエピソード4へ繋がってくれます。分かっているけど、分かっているからこそ、厳しくなるラストをよくこれほどうまくまとめてくれました!という感じです。 ドニー・イェンの盲目の剣士がカッコよすぎる…ホント座頭市そのもので、もっと見ていたかったなぁ。ちょっと気になったのは、反乱軍が完全にテロリストみたいになっている事です。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-31 15:02:57) |
37.ターキン総督とレイア姫の登場を見ると、もはや映画で出来ないことはないなと思うが、確かこの方面のCG使用には厳しい制限があったはず。今回はそれをクリアしての事だろうと推測する。映画自体について言えば前半は展開ももたつきなかなかノリが悪かったが、後半になるにつれて尻上がりに面白くなった。一言で言えば「デススターの設計図を盗む」と言う事がいかに大変であったかと言う事だろう。ギャレス・E、確かにゴジラよりははるかに良い仕事をしています。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-12-30 11:19:53) |
36.《ネタバレ》 スターウォーズのイメージを二字熟語で表せば「快活」とか「爽快」である。 それに対しローグワンは暗く、重く、そして最後は全員死亡って、シェイクスピアの「ハムレット」か。 スターウォーズはそっち路線ではない。 EP3ではアナキンがダークサイドに堕ちてしまったので、ある意味悲劇だが、死んでないし、それに悪役誕生というある意味物語展開上、必要な悲劇要素だった。 アミダラ姫は死んだが、2人の重要キャラを産み、自ら名づけたあとの昇天であるがゆえ、それは安らかな死でもあった。 それに対してローグワンでの登場人物全員死亡は、救いがない。 当然、新キャラはEP4にはいないので、いたら困る、だから殺してしまえ、それは分かる。 だが、そんなことをしてまで、むりやり3と5の間の話をこねくりまわす絶対的必要性があったのかどうかと、どう考えてもスターウォーズブランドに乗っかりたい気持ちと、EP6で終わったあとにEP7で寝た子を起こすようなことをしたうえに失敗までしたので、だったら安全圏の3と4の間の話ならどうよという、調子のよすぎる動機しか見当たらない。 スターウォーズ1~6までを愛するものとしては、ローグワンの背景に見えるご都合主義は、ルーカスの一連のシリーズに対する侮辱にしか思えず、エンドロールをうつろな目で眺めながら嫌悪感しか沸かなかった。 こんなふうに主要人物がひとり死に、二人死に・・・と、どんどん死んでいく展開は、どっかの山奥の山荘で殺人鬼に追われて一人死に、二人死に・・・っていうB級ホラー映画にしか思えない。 【フィンセント】さん [映画館(字幕)] 1点(2016-12-30 09:25:55) (良:3票) |