12.劇場版は蒼井優がおいしい所を持っていった感があるので、主人公である鈴木杏のストーリーを楽しむだけならこちらをお勧め。 余計な部分がないだけに集中して観られる。とは言え、一旦劇場版を観てしまうとこちらは物足りなく感じるだろう。 駅名の解説されていた方に一つ抜けていたので加えておくと、水木駅の前が白土駅でしたね(白土三平?) 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-05-26 20:21:47) |
★11.《ネタバレ》 DVD特典版の感想。
最初にwebで公開されたver.とDVDに収録されているver.は細部が異なるらしい。 残念ながら最初のver.は見ていないので何とも言えない。
冒頭に「break town cinema」の文字が入る。キットカットの30周年記念の際に作ったそうだが、本編にキットカットと思わせるチョコは発見できなかった。web公開当時のver.には出ていたのだろうか。謎だ。
第一章「花の恋」が17分、 第二章「花の嵐 I 秘密」が13分、「花の嵐 II 乱舞」が11分、 第三章「花とアリス」が14分の三章四部構成。先に見た長編と比べると細部が結構違う。
最大の違いは長編がアリスの描写が多かった事に対し、短編は花がメインだ。 例えば、花の中学時代の電車の中。カバンを椅子に投げ込む不良風の金髪オールバック男とその女友達が出てくる。それを見て花がビクビクする様子が描かれるが、同時に隣に座った宮本先輩の存在にもドキドキしている状態だろうか。岩井俊二の手にかかれば不良も可愛らしい存在になってしまう。 その後に電車に差し込んでくる光を手に当てて戯れるような描写(さっきまでいた客がいなくなっているので、かなり時間が経ってからだと思われる)。花の横でメイクをする女も登場。
このように、本編と比較しながら見るのが楽しい。 ただ・・・長編で一気にダッーと見たせいか、同じような内容の短編を区切り区切り見るのはちょっと変な感じ。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-06-03 07:18:55) |
10.アリスのエピソードが挿入されていない分、物語としての意図が明確に。 劇場公開版の記憶喪失エピソードも面白いですが、こちらは美しい純文学な趣。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-10-10 11:57:18) |
9.3章仕立てで、中だるみしそうになると終わるところがニクイ。優ちゃんびいきな私としては劇場版をオススメします。 【ぷりしら19号】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-04-30 01:27:52) |
8.淡々としてていいなぁと思った。 終わり方が潔くてすごくいい。スケッチ的な撮り方で、スケッチに適していて、それがWEB映画にすごく合っていた。このやり方、いいんじゃないでしょうか。 【コダマ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-04-21 01:08:08) |
7.Web公開され、第一章「花の恋」・第二章「花の嵐(1.秘密、2.乱舞)」・第三章「花とアリス」と三章構成されたショートフィルム。鈴木杏、蒼井優の演技も瑞々しく、映画の全体の雰囲気と合っていて非常によい。地味な映画ととられるかもしれないが、非常に丁寧で、見てて心地よい。短いので映画の全体像はつかみにくいが、劇場公開された"花とアリス"を期待させるだけの内容は十分ある。いや、むしろ劇場版への序章以上のものだと思います。本編への期待も込めつつ6点。 【A.O.D】さん 6点(2004-10-24 21:53:33) |
|
【あしたかこ】さん 6点(2004-09-17 17:19:36) |
5.5月のあたたかい雨の日にふと思い出しそうなショートフィルム。柔らかい雰囲気と音楽とキャストがうまく調和していたと思います。雨の中踊っていたジャージ姿の男性の姿がなぜかずっと頭の隅っこに染み付いていて、今でもたまに現れてきます。 【DELI】さん 6点(2004-09-04 16:44:49) |
4.やっぱ岩井俊二だ!主演二人が凄くかわいくて良いです。音楽もイイ! 【kaneko】さん 6点(2004-02-09 13:40:19) |
3.岩井俊二独特の音楽は、なんだか心に響く。作品にも合ってる。鈴木杏の表情の豊かさと、蒼井優の素朴さがよかった。冬の通学風景なんて懐かしさで切なくなった。岩井作品は、何気ない風景や作品に漂ってる香りが誰しもが知ってる雰囲気を感じさせてくれる。ただ、全部見ても全体が分からなかった~ので、この点数。 【ボッシュ】さん 6点(2003-11-27 15:24:32) |
2.《ネタバレ》 WEB公開シネマとして某お菓子メーカーの企画で製作された作品。岩井監督の独特の映像美と、鈴木杏と蒼井優の両者が好演しているのが印象的。第一章「花の恋」・第二章「花の嵐(1.秘密、2.乱舞)」・第三章「花とアリス」まで全て観ましたが、音楽の良さも手伝い、個人的には好きな作品でした。岩井監督は、こういう何気ない少女の日常を捉えるのが非常に上手いですね。第三章のラスト…学園祭の二人の場面。先輩の男の子との会話で泣き出す花と、公演中の笑いをとる落語のシーンとの対比。哀楽の画面を交差させ、少女の押さえられない感情と意図する花の心情を映像で表現するのが、監督らしい演出で実に素晴らしい。当然、劇場版へと期待が繋がる。…ところで、第一章に登場する駅の名前に既にお気付きの方も多いと思いますが、お遊び的処理にしては看板のサビ具合といい、とても凝っています。「水木駅」→「石ノ森学園駅」→「藤子駅」→「手塚高校前駅」。…つまり、花と有諏川の二人は手塚高校の学生…と言う事になりますな(笑)。ちなみに、凝っているのはこれだけでは無く、実は各駅の行き先にまで至る。「北廊(キタロウ)・塗壁(ヌリカベ)」、「来田(ライダー)・木会田(キカイダー)」、「野比田(ノビタ)・須根尾(スネオ)」、「黒雀(ブラックジャック)・跡武(アトム)」。…と、ここで疑問。水木駅から次の行き先は確か「北廊」のハズなのに、何故か到着するのは石ノ森学園駅。―…謎だ(笑)。 【_】さん 7点(2003-11-25 01:29:48) (良:1票) |
1.10代の頃、誰しもが経験したであろう友情と恋愛を映像化した岩井俊二ワールド。懐かしさを感じる映像美と、ふとした瞬間に流れる音楽にはやはり岩井ワールドを感じてしまう。全3章計4話で充分に把握できないのが残念。来春公開の劇場版に期待を込めて辛評。 【詐欺師】さん 5点(2003-11-24 20:25:43) |