1.《ネタバレ》 原作未読で予備知識も無しで観に行ってきました。
基本的な作画はもちろん、バトルシーンの迫力やヒロインのあざとくなり過ぎず程良い可愛さ等は流石天下のサンライズ。声優さんも皆プロなのも好感持てました。
『冷凍睡眠の時間』を筆頭に裏を掛かれる展開や伏線の張り方など構成も非常に良く出来ております。
難点を挙げれば、中盤はモンスターとの戦闘がメインで、後半伏線の回収や謎の解明がものすごい早口で一気に説明してしまうので、視聴者の中には理解できずに物語が進んでしまう可能性があります。
もう一つは『幻覚攻撃』、場面展開や現実と虚像の繰り返しがある場面で頻繁に起こるので把握がし辛い。
そして何と言ってもラストのオチ。コレをやるために『メデューサの正体』が強引に設定されている気がしますが、それを差し引いても確かに面白かったです・・・・でも暗い、凹む、キツイ。
序盤とは打って変わり前向きに一人で生きていこうとするヒロインの性格の変化も『これが彼女の理想』と考えれば理解できるが、でもあなたって違うんですよね?せめて生存者がもう少し生き残ってくれればココまでへこまなかったと思うのですが。
観に行って損は無かったですが、もう一度観るかと聞かれたら遠慮します(私的にハッピーエンドではなかった(結局物語内でも病気の克服など進展が一切無い)ので)。
ネットで軽く調べた程度ですが、コミック版とは登場人物や設定の削除や変更などがあるみたいですが、大きな矛盾や無理な編集等も感じられなかったのでマイナスにはしませんでした。