24.《ネタバレ》 んー。昨日、ミッション・インポッシブルの最新作を見たものとしては、さすがにヌルい。特急列車の屋根での攻防のおっかなビックリは、もしかしたらあれがリアルなのかもしれないが物足りない。ヒッピーやら、香水の調合が趣味の女性やら、ユニークな乗客もいたような気がするが全く本筋に絡んでこないのもなんだかなあ。主人公はおそらくモテ設定だったのだと思うが、承服できない。きっちりシカゴの駅舎の中に、特急列車を突っ込ませたところは良かったです。皆さんのレビューを見てなるほど。広川太一郎氏の吹き替えで見れば、面白かったかも。駅舎に電車が突っ込んじゃったりなんかしてぇ~。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2024-01-03 21:14:57) |
23.《ネタバレ》 むかしTV放映で何度も観たころは凄い面白いと思ったけど、久しぶりに観直してみると意外に大したことないと言ったら言い過ぎだけど、なんか普通のコメディって感じなんですよ。この映画で有名なラストの列車突入などのネタはその後に色んな映画で模倣されているので既視感が強いってこともあるかもしれないけど、なんか大掛かりな『8時だよ、全員集合!』みたいな感じもします。一つには悪役の行動がちょっと現実離れしているところかもしれません。あくどい美術商が証人を消すために旅客機を爆破したりⅯ16ライフルで重武装してFBIと銃撃戦したりしますかねえ。細かいところの描写も結構雑なところが目立って、列車から川に飛び込むところだって泳ぎ着いた川岸から見てもあんなに浅いんじゃ死にますよ(笑)。意味もなく二回もありましたが、狭い通路で超デブと遭遇して苦労するところなんか、まるっきりドリフのギャグです。まあこの映画は、ラストの列車突入が見せたくて練られた脚本だと言ってしまえば身も蓋もなくなっちゃいますけどね。 もしリメイクするなら、ジーン・ワイルダーの役はビル・マーレ―ってとこかな、いや、彼はちょっと歳をとりすぎでした、やっぱサイモン・ペッグかな。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-28 21:50:58) (良:1票) |
22.ある特急に乗り込んだ犯罪とは全く無縁の男が、ひょっとしたらこの特急の中で殺人があったのではないか・・・。 という疑惑を抱くところからストーリーが動き出しますが、これが面白い!面白い! ヒッチコックばりの巻き込まれサスペンスを軸にしながらも、 犯罪、アクション、コメディ、ロマンスといった要素が実にバランスよく配分された超娯楽作です。 見る前はもっとコメディ色が強いのかなと思っていたのですが、意外にもサスペンスとしてもしっかり作られている。 しかし、その一方で笑わせるツボもしっかり押さえている。途中から参戦のコソ泥役リチャード・プライヤーが効いている。 ジーン・ワイルダーをファンキーな黒人に変装させるくだりはかなり笑わせてくれます。 そして犯罪グループとの対決やシカゴ駅に突っ込むまでの最終アクションも手が込んでいる。 交互に訪れる緊張感のある時間帯と、それがいい具合に緩む時間帯。これが絶妙で脚本がお見事です。 疾走する特急という、アクションサスペンスとしての鉄板の舞台をしっかり活かしながらも、 ジーン・ワイルダー演じる主人公の男が度々列車から振り落とされる(その度に都合よくまた列車に追いつく)というのも面白い。 サスペンスフルに、ロマンティックに作品を彩る巨匠マンシーニの音楽は本作でもやはり素晴らしかった。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2019-08-26 21:32:39) |
21.《ネタバレ》 サスペンスアクションロマンティックコメディー超大作。これだけ色々な要素を詰め込んだ大陸横断鉄道の列車がシカゴへ向けて突っ走る爽快な映画でした。主演のジーンワイルダー、ジルクレイバーグは勿論共演のサスペンスアクションロマンティックコメディー超大作。これだけ色々な要素を詰め込んだ大陸横断鉄道の列車がシカゴへ向けて突っ走る爽快な映画。主演のジーンワイルダー、ジルクレイバーグは勿論、共演のリチャードプライヤーも憎めない泥棒をいい味で好演していました。 シカゴ駅に列車が突入する迫力あるラストシーンはさすがハリウッドといったところでしょうか。軽くいくつかのどんでん返しにスリル満点で笑いもあり、最後まで飽きる事なく楽しめました。 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-12-08 00:53:17) |
20.懐かしきアメリカ映画というテイスト。吹き替えなのでローカライズされてますけど。何でもアリアリの幕の内弁当みたいなこういう作品は色々と楽しめる反面。中途半端さ・物足りなさも感じる。最後は驚きましたけど、物語としては分断されてますし、蛇足感も否めない。 |
★19.コメディのセンスとサスペンスのテンポが抜群の大陸横断超娯楽大作。BSでのカットを惜しんでも余りある面白さ。衝撃的なラストが印象に残る。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-02-03 23:08:24) |
18.ラジオでオススメしてたので、鑑賞しました。気軽に観れるところがよいです。 【とんちゃん】さん [レーザーディスク(字幕)] 7点(2013-07-25 22:06:25) |
17.《ネタバレ》 今までに観たことのないタイプの誠に稀有な映画。ミックス・ジャンルの傑作として特筆すべき作品。脚本の狙いは明らか。鉄道旅行、恋愛、ミステリー、コメディ、アクション、暴走パニックと、多種のジャンルを融合して、今までにない映画を作ろうという野心が見てとれる。音楽に巨匠ヘンリー・マンシーニを起用し、クライマックスの列車がシカゴ駅に激突する場面で、実物大のセットを使用していることからも映画作りに対するスタッフの熱意と意気込みは十分伝わる。 長距離列車の乗客が偶然死体を目撃したことで、国際的絵画偽造団の陰謀に巻き込まれるという筋書き。 列車紀行情緒から始まり、恋愛、殺人、ミステリー、コメディ、アクション、パニックと様々な要素が加わってくるのは見物である。 基本的に列車内ではシリアス、線路外ではコメディ路線となる。 旅行中の電車の窓に突如死体がぶら下がり、死んだと思われた教授が現れるミステリーな展開はヒッチコックを連想させる。 三度も列車から落っこちては舞い戻るという反復のおかしさは、キートンを連想させる。 美女?との恋愛を絡めたミステリーとアクションは007シリーズを連想させる。かといってパロディではなく、自家薬籠中の物にしているところが手柄だ。 惜しむらくは主人公二人が美男美女でないところ。全体を貫く大きなテーマである恋愛要素が弱くなってしまっているからだ。例えば、アラン・ドロンとイザベル・アジャーニーが主演していたとしたらどうだろうか。映画史に残る怪作になっていたに違いない。 脇役は文句なく素晴らしい。自家飛行機で羊の群れを追い回す中年農婦のぶっ飛びぶり、西部劇マニアの田舎保安官のまぬけぶり、相棒となる車泥棒の黒人の良き人ぶり、コメディ・パートが頑張っている。黒人乗客係やヒッピーたちもいい味を出している。ヒロインは最初こそ積極的だが、その後はずっと受け身で大した活躍もしないのが気になった。 一方、ミステリー・パートはアラが目立つ。陰謀の謎が明らかになり、悪党共の正体が割れるのが早すぎる。もっとサスペンスを持たせるべきだ。偽教授を用意する必要性は感じられない。仮に偽教授が講演をしてもすぐにばれてしまうだろう。列車内で連邦捜査官が殺されているのに捜査されないのが不審だし、肝腎の教授の死体の行方も不明のままだ。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-06-13 01:13:23) |
16.《ネタバレ》 あらまーこれはめっけもの。メチャメチャ面白い! おまけに、こんなに列車から落っこちる人も珍しい(苦笑)それでも不屈の闘志wでまた乗り込む主人公に扮するジーン・ワイルダーがすごい。というか脚本を書いた人の発想が凄過ぎ(笑)途中の黒人になりすましてのシーンは面白すぎる(笑)ジル・クレイバーグもすんごく美人!最後の列車駅突入は実撮影?もしそうだとしたらなんとワイルドなことをしたもんですな(そんなことないか、ミニチュアでしょうかね) とーっても面白い本作、意外や意外にお勧めかもしれまセンヨ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-11 10:59:14) |
15.良質のコメディ&サスペンス!もちろん、吹替え版がベスト!ジーン・ワイルダーの広川太一郎、ジル・クレイバーグの小原乃莉子が完璧!特に、何度も列車から放り出される時の主人公のセリフは最高です。普通なら「またかよ!」「いい加減にしてくれ!」などのセリフになりそうですが、広川氏のセリフは「まただもの!」洋画に色を与え、本作以上に映画の面白さを伝えた広川氏のご冥福をお祈りします。 【やしき】さん [地上波(吹替)] 8点(2008-03-11 16:15:50) |
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14.《ネタバレ》 好きな映画です。全く見るつもりありませんでしたが、時間つぶしで仕方なく田舎の二番館で見たのが最初です。豪華客船の転覆から始まった「パニックもの」=「逃げ場のない空間内でのサスペンスと人間模様」もそろそろ食傷気味になっていた当時、シカゴ駅に列車が突入する部分にのみスポットを当てたようなポスターや宣伝にはまるで興味を示せず、よって予備知識も皆無でありました。ところがどっこい、いい意味でこんなに裏切られた映画も数少なく、以来テレビで放送されると必ず見てしまうようになった作品です。 まず逃げ場の無い空間であるはずの舞台(列車:シルバーストリーク号)からいとも簡単に落ちてしまう!(しかも3回も!!)エーッ?と言う裏切りが実に心地よく、さらにその都度列車に舞い戻るジーン・ワイルダーやリチャード・プライヤーの悪戦苦闘ぶりが可笑しくてたまらないのです。またサボテンのシルエットを前景に置き、夕暮れの中をゆったり横切る列車のロングショットや、おんぼろ複葉機で羊の群れを追い回すところなんかは、しみじみ「映画館で見て良かった~」と思わせる好きなシーンです。サスペンスとしても充分楽しめますし、一級の娯楽作品だと思いますよ。 【ダダ】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-22 21:33:04) |
13.ドキドキ感をもってくる設定は上手い。が全体的にそのノリでいかず とぼけた感じ。そこがずいぶん肩すかし感があって減点です。 この緩い感じがうまく作用してるところもあるんですけどね。 【とま】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-05-03 14:25:06) |
12.テレビで放映を知るとついつい見てしまう。肩の力を抜いて見られる良作。点数もこのぐらいで。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2007-01-13 14:03:01) |
11.《ネタバレ》 今見ると、人物紹介を兼ねた序盤の展開がかったるく思える部分もありますが、いざ物語が走りだすと後はもうノンストップ。一気にラストまで突っ走ります。ストーリーそのものは割とありふれているものの、それを補って余りあるのが三度も同じ列車から落っこちては舞い戻るジーン・ワイルダーの奮戦ぶりと、途中から仲間になるリチャード・プライヤーの真面目で義理堅い泥棒というキャラクターです。ラストの大破壊シーンもかなりの迫力。70年代サスペンス・コメディ映画の傑作だと思います。 【KYPA】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-01-01 14:03:12) |
10.《ネタバレ》 これは面白い!暴走××やら何やら、この類の映画は数知れず多いが、ハラハラ・ドキドキ感は鉄道パニック映画の傑作「新幹線大爆破」に匹敵するくらい。俳優等は全く知りませんが、かえってその方が楽しめると思います。セガールなんかがこの役をやったところで「どうせハッピーエンドだろ」的にしか考えられませんが、ちょっとマヌケな主役と、こちらもマヌケな補佐役がいる事で最後まで展開が読めず、楽しんで観る事ができました。ヘンリー・マンシーニの音楽も、映画の雰囲気をより盛り上げています。オレの中では、鉄道サスペンスものは邦画「新幹線大爆破」・洋画「大陸横断超特急」の二大巨頭となりました。この作品は、是非吹き替え版で観てください。DVD化万歳!! |
9.1976で、このくらい楽しめるアクションコメディーを製作。たいしたものだ。先手先手で人を楽しませる娯楽の基本を見た気がした。印象的な音楽はヘンリーマンシーニだったんですね。12チャンネル「午後のシアター」と広川太一郎は点数を上げる。ジーンワイルダーが好きなのか広川太一郎が好きなのか分からなくなる時がある。 【チューン】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-04-17 16:43:55) (良:1票) |
8.好きだなあ。決して爆笑はしないのだが、深夜に酒なんか飲みながら見るといいんだなあ、ジーン・ワイルダー。 |
7.乗ります、降ります、乗ります、降ります、乗ります、降ります、乗ります、突っ込みます。面白い映画です。確かに広川太一郎吹き替えで見たから面白さアップ..の面はあるかもしれませんが、でもやっぱり面白い。 【あばれて万歳】さん 8点(2003-12-07 00:09:49) |
【kazusun】さん 9点(2003-11-19 11:04:31) |
5.「とりあえず誰でも間違いなく楽しめる娯楽映画は?」と聞かれれば、コレが思い浮かぶんですが、どうでしょうか。とにかく人を楽しませることを最重要視して、オモシロそうなことなら何でもぶち込んだ映画、という感じだと思うんですが。 【鱗歌】さん 8点(2003-05-24 21:13:02) (良:1票) |