1.《ネタバレ》 キアヌ・リーヴスが監督をやるというイメージがあまり無かったが「マトリックス」で相当惚れ込んだのか初監督作はカンフー映画。武術指導にユエン・ウーピンを迎えているので安定したカンフーアクションをじっくり見せてくれて好感触。
主役はキアヌではなくあまり主役という感じはしない顔だちの人(デコ広い!)。もちろんアクションができるから選ばれたのだろうがかなり地味だ。まあ無垢な青年が闇格闘技にのめりこむ内に暗黒面を見せ始めるというストーリーだから無垢な感じは出てるとは言える。まさかこの人を主役に選んだからそういうストーリーにしたんじゃあるまいな!
終盤の「ザ・レイド」の主役とはじっくり闘って欲しかった。もったいない。ラスボスはキアヌ本人。寺までわざわざ出張って「マトリックス」でダウンロードしたデジタルカンフーを見せてくれます。
それにしても車であれだけ転げ落ちても普通に動けるカレン・モク姐さん丈夫すぎ。